

2月18日
我が田舎の果樹畑に植えられ増えていたフキ。
誰も住まなくなって、樹は切られ畑の土を削りとると云う。
その時 事前にフキを少々袋に入れて?持って帰ってきた、
40株ほど。
近くの山に植えた。
植えるとなると多くてかなりきつかった。
袋の中に切れ端や、山に植えるには傷付き過ぎて
可哀そうな株が残った。
ゴミ箱行きの運命だったが、これも忍びなく
鉢に植えてやった。
それがこれ、今年も元気に育った。

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フウラン栽培アレコレ
今朝は久しぶりにケッコウ冷え込んだ。(4.5度)
だがこの時期の2・3日の冷え込みは自然界の植物にとっては必要だ。
これからやってくる夏の猛暑や冬の寒さに絶えられるよう、すき放題の成長を戒め
るのだ。
フウラン栽培もこの時期の日光と寒さは株を引き締め葉肉を増やすには一番良い
条件となるのでその対応が必要だ。
但し、フウラン特に富貴蘭と呼ばれる品種は野生フウランの変化種で葉緑素が足ら
なかったり姿形が違ったりする野生種本来の持っている強健優勢な遺伝子とは
異なるので野生種より本来弱い存在で、自然界に放置するとやがて枯れてしまう
これを人間の手で管理し保護しているのが実態なので、そのままの適用は出来ない。
この寒さに当てると強いものはよりたくましく、弱い品種や弱ったものは、成長を止
めてしまったり又は夏の暑さに耐え切れず枯れてしまったりするので、対応はよく
見極めてから行うべきだ。
以前、50鉢~100鉢保有を越えてから数年以上栽培すると徐々に実力がついて
くると書いた。 100鉢程度ならたいてい栽培期間も10~20年以内だろうと
予測、本質の見えない頃かと。又たいていの対応が容易であるので栽培もうまく
いっている、つまりこの頃より栽培困難な気難しい品種が増えていてこれらはこれ
からが栽培の本番だ、気難しい品種が少ないうちは、うまくいっていると勘違いし
ている時期かと。
これを超え200鉢程度以上になってくると栽培困難な気難しい品種もある程度
揃ってくるころであり又、いちいち細かな対応がとれなくなり植え替えも雑になった
り管理に手をぬいてしまったりするので作が悪くなる。
この頃初めて自分の栽培の未熟さに気が付く頃だ。
これをまた長年かけて克服する?ことにより、栽培の本質がわかってくるので
手抜しても問題なく上作となる。
私が常々超ベテランと思っていたある有名な方はこの克服が困難でフウラン栽培
は生涯勉強だと言っている又、それがフウラン栽培の楽しみであり魅力の一つで
もあると言っている。
私にもこの言葉の意味が最近やっと解ってきた。ベテランに近い方はおられても
本物のベテランは存在しないのだ。それほど奥の深ーいものなのだ。
頑張ってもっと勉強しなくては。
フウランと富貴蘭の違い
一般の園芸店のフウランコーナーに立ち寄るとフウランと富貴蘭の違いをよく聞かれる
ことがある。
このような質問をされる方たちは 将来フウランの愛好家に成る可能性のある方と思い
愛好家が増えることは嬉しいので説明は惜しまない。
時間があれば詳しく説明してあげるが、時間の無い時は言葉足らずになって困ってしまう。
最近の関係書籍「富貴蘭事典」(富貴蘭研究会発行)では、
富貴蘭とは野生フウランの変異品種の雅名であると記述されている。
日本富貴蘭会という団体に登録されて始めて富貴蘭と呼べるのでありフウランの
変異種が新しく発見されてもそれはまだフウランの変りであって富貴蘭とは呼べない
とも記されている。
全ての総称がフウランでその中の変異品種を特別に富貴蘭と呼び区別することが
一般的となっている。
違いの説明は概要としてこれで良いように思われる。
ちなみに富貴蘭という言葉だが。
昭和45年発刊 角谷新次・榊莫山共著では「風貴蘭」として風の字を使っている。
風のままに生きつづけるこの植物の本質にちなんで新しく「風貴蘭」の名をおこした、
とある。
書道家で有名な榊 莫山 先生は単独書で「フウラン」を昭和51年に発行しており
全てフウランという呼び方でとおしている。
従って富貴蘭・風貴蘭・フウラン・どの名前を使っても間違いでなく好みの問題と
思っている。
前記、莫山 先生の「フウラン」という書は何時までも心に残る内容であった。
愛培品をぼくのフウランと題し、ぼくはもう20余年フウラン作りにとぼけている・・・
とこの調子で続くのである。
ほのぼのとしたフウランと戯れる姿に感銘しフウランの楽しみ方を再発見した
一人である。
この影響で フウランと表現するのが口癖で今更変えようが無いのである。