

今回の定例歩こう会は2名だけ。
天気予報では、午前降水確率20%・午後より降水確率50%しかも
場所によっては集中豪雨あり。
とのことで見合わせたハイカーが多かった。
午前中で引き返す事も想定して登った。
結果的には。雨もなく、最高温度30度と通常より
4・5度も低く快適は1日であった。
今回は、コースの中のほんの1部分であるが草刈り?をした。
10分か15分程度なので、草刈の真似事だ。
何時もは、誰かボランティアの方が綺麗に刈ってくれて通り易くなって
いるのに今年は何故か草が一杯背丈まで茂っている。
仕方なく自己防衛でやってみた。
前回歩いて、背丈程伸びた笹に道を阻まれビショビショになった。
30~40mの僅かな距離だが顔や手に擦り傷が入った。
その経験より笹を刈って道を開けるべく鎌等を買って用意した。
今回分値段的には、前回の2分の1値と云う 安価な品にした。
(使い捨てタイプとプロ用の中間的仕様・錆びが発生していて見切り
処分品の箱に入っていた、通常価格より2・3百円安い)
↓ 鎌と刈り込みバサミ
刈り込みバサミを使用すると切り口が鋭角に立たなくて安全である。
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この場所は笹が殆どだ。
細いのは1・2mm程度、太いのは8~10mmほどもあり背丈2m
を軽く越える。
笹の場合特性からして刈り込みは特に難しい。
普通の雑木とは特性が異なる。
①、笹の根は踏み固められた道の中央まで根を張り出し好きな位置に
芽(竹の子)を出す。(踏み固めたといっても所詮ハイカーの
重量のみ、車が通る訳でないので笹にとっては軟らかい。)
②、刈り取る場合地表スレスレに刈り取るが、1週間又は2週間経って
行って見ると、切り口が5~10センチほど更に伸び出している。
この場合笹の切り口は鋭利な刃物と同等になので特に危険だ。
草刈をしたらやはり最後まで(丸1年間)責任を持つ必要がある。
年1・2回の単発的な良いとこ取りはいけない。
やらないより遣った方がまし、との考えが多いがそれは
単なる芝生や雑草の刈込みりにて、雑木や笹が混じる処では危険箇所を
作ってしまうので、やらない方が危険は少ない。
刈り込んであるとツイ安全だと思って入り込む人がいるから。
やった方が良いには決まっているのでせめて週1回程度のホローを
2・3ヶ月続けるのが常識だ。やるからにはかなりの覚悟必要だ。
基本的には、凶器化する切り口をいかに地表より1・2センチ以下
程度の高さに保てるかだけだ。(子供が靴を履いた状態で足の踝に
切り口が接触しない高さの半分以下)
笹の場合は成長の止まった冬に行わないと、夏に行うと今が伸びる
最盛期だなので切り口(株)がどんどん伸びだし高くなり足に刺さる
危険性が出てくる。 凶器化するなら週に1回は
再刈り込みを続ける責任と覚悟がいる。
草刈は懲りたはずだった。 だがまた始めた。
昨年は調子に乗りすぎて石を刈ってしまい鎌が4本ボロボロになった。
2本は、田舎に古いのが(現役)沢山有ったので持って帰った。
もう2本は買った。(田舎のは見た目はボロだったが遥かに切れ味は
良かった)
竹が相手だと5分も経てば鎌は切れなくなる。研ぎなおしだ。
15分も刈れば疲れてくる。30分もすれ疲れはピークとなり
気が付くと手の豆もつぶれ痛い、 どうでもよくなる。
力任せに振り込むようになる、そのような時に限って大きな石や
石の境界杭が隠れていて、鎌の刃がボロボロになる。再生は利かない。
もう役には立たない、引退勧告してやった。
昨年ササユリを見つけに行った時、道に笹や雑草が茂っていて
ハイカーが歩きにくい状態だったので草を刈り道を開けながら歩いた。
たかが雑草ながら体力と腕力がいる、良い運動になるのではと思った。
雑草を刈り道を通り易くしたため、直にササユリを盗られてしまった
苦い経験もあり。
従って、無暗に草を刈るものでないと決めていたはずだった。