フウラン「千代田獅子」です。 天葉3枚ほどが獅子芸をしてきました。
天冴えの白縞で出て散り斑が乗ると共に白縞はじきにやや暗むが、明るく美しい
萌黄の散り斑縞のようになる。
縞は純白で上がり地合の濃紺とのコントラストがなんとも云えない美しさがある。
陽を強く取ると縞・地合とも暗んでしまう、美しさは皆無となるが仔だしは良くなる。
中陽に戻してやると2~3週間で元の濃紺地に戻る。
根は、派手なところからはルビー根が出ると云われているが、我が家のはたまに
ルビー根で出て直じきに濃い赤根となる。
以上が我が観察途中経過である。
大きく別けて3つのタイプがあるようです。
聞いた話である。
もう一つタイプは天冴えの白縞ではなく初めから縞は暗んでいる。
地合の紺は上記と比べるとやや薄く萌黄は色が薄く且つにごっている。
上記タイプに陽を強く取った状況に似てくるが、こちらは中陽に変えても農紺には
ならないタイプ。なそうな。
何れも売り物は殆ど出なく、売り物が出た場合はこのタイプが多いらしい。
今一つのタイプは地合である紺地が薄く散り斑縞がはっきりしないタイプ。
実際に経験した内容
判別は容易で縞斑がはっきり裏まで抜けていない、ややボケている。
約17・8年前このタイプ、一軒のお店で2鉢で20数本を保有していたのを知って
いる。今はもうお店さえ無い。
鉢の大きさの割には本数が多すぎ一見捨て作りに見えたことで勝手に安そうと
判断し交渉したところやはり高かった。ゼロが2たつ程足らなかった。
何れにしても今後の芸の変化状況を見守りたいものだ。
今後は陽を多く取って仔だしに専念するつもりでいる。