

(7月13日)
スモモのシーズン到来。
美味しい感覚には個人差がある。
特に私のように田舎モノで子供の頃スモモに囲まれた環境で育つと、食べ飽
きて少々の美味しさでは感動しなくなる。
大人に成って、お店で見つけると懐かしく食べたくなり直ぐ買ってはみるが
あまり食べられない。
我好みの美味しさとは。
甘さのなかにやや酸味の効いた濃厚な味が好みである、従って濃厚な味
の品種は評価も高い。
やや硬さのある、カリコリした口当たりや又、風味も美味しさのうち。
空洞果が多いと口当たり悪く評価は低い。
同一品種でありながら、お店(生産地)や又は 同じ産地でありながら
ロット違いにより美味しいのと不味いのが売られていて、「味」には
大きな幅があることも解かった。
従って、この品種は美味しいとか美味しくないとかの評価を下すのは無理が
あると思われる、 傾向だけは解かる。
ちなみに、
“木上完熟”というのがあり期待して買ったが味の方は普通だった。
改訂版4である。(改定理由)
①、美味しさの概要の中で「美味しいとは思わない」を「美味しさ普通」
と変更した。・・・あまりにも自己中心の主張が強すぎたから。
②、今回分は、以前から食べ飽きたと思っている、昔からの品種「サンタ
ローザ」、「メスレー」、「大石早生」の3品種を追加した。
・・・古い品種で「美味しさ普通」なので無視していたが、どうなんだ?
と云う要望が多かった。
更には、昨年「貴陽」の美味しいのを知り合いにあげたら、酸っぱいから
要らないとクシャクシャのスッパそうな顔をして無視され即返された。
少し食べてから“これがスモモとは信じられない美味しい”とのこと、
・、・、 最近のスモモは甘く変身したのだ。
③、スモモ以外の全くの異種を比較の為に参考味として無理矢理同じ土俵に
載せているが、今回「スイカ」と「温室ミカン」を追加した。
スモモの美味しさは、やはり程よい“酸っぱさ”が魅力だ。
これと「スイカ」を同じ土俵で比べると本人もスッキリこない、
やはり別モノだが・・。
最近度々購入する小ぶりの「温室(ハウス)ミカン」はスモモの味に
通じる濃厚な美味しさがある。
この「温室ミカン」に、甘い“モモ”の味をプラスすればスモモの味だ。
④、スモモに関し個人的には、美味しさ指標値「15」を越えるとソコソコ
美味しく食べられると思っている。
⑤、「秋姫」及び「ケルシー」に関してはまだ試食個数が20数個と少ない
ので本当の評価にはなっていない、モット美味しいのが又は不味いのが
あるかも?。

数値は、我個人的な好みからの美味しさの単なる指標値である、
糖度ではない。
<<昔から栽培されている品種タチ>>
↓ 種が小さく、昔の品種ながらソコソコ美味しい。
子供の頃はこれが“アンズ”と教えられていた。
我が家のスモモの中では美味しい方だったが、毎年あまり多く生らな
かった。

↓ 独特の風味、昔の品種ながらソコソコ美味しい。
子供の頃はこの味がスモモだと思っていた。
新品種は多いがこの独特の風味を越える品種はまだ知らない。
欲を言えばやや甘味少なく、味の濃厚さに欠ける。
豊産生だが、各歳か2.3年毎に沢山生る、沢山生った年は果実が
小さく甘味も少ない。(木が大きすぎて摘果などは出来ない)

↓ 美味しさ普通。

↓ 今回、野菜と一緒に田舎(別の田舎)から送られてきたモノ。
別途お店で調べてみると、これくらい(一盛り)が500円で売ら
れていた。
小粒ながら超豊産生にて、毎年勝手に沢山生る。
果実の大きさの割には種が大きい欠点がある。
正直なところ、“美味しさ普通”にて、沢山生っても嬉しさ半分
観賞用?か。

表には無いが、「紅りょうぜん」を初めて試食した。
美味しさ比較の表に加えるなら「ソルダム」と比較して同等かやや上、
「秋姫」と「ソルダム」の中間くらい?かも。