我が家の2代目。当初は柄があったが今は青なので、大外れ組、ミジメの極致品。
久々のフウランである。
木が年老いたのか、枯れ上がった感じで、3~4センチ間に1本の根を出したのみで元気が無く又
仔も出さなくなったので、若返り施策を行った。
我が家で11年程居座っていて青の仔を2本出しただけ、アカンタレだが我が家の宝物だ。
通常は上根だけを残しそれ以下の根を軸ごとバッサリ切り落としてしまう作業だが
上根が無いので、
先に、下根1本のみを残し、数本有る根は全て削除した。
結果 →3年間たったら又下根のみ増えてきた、上根は全く出さない。ナント執念
深い木か。根性の曲がったイヤナ性格の木だ。
今度は、下根全てを切り取り「挿し木」状態にしようとも考えたが、やはり小心者そのような勇気は
なかった。
次は、水苔の圧迫刺激で根を出させようとした。それが今回の本画像である。
5月連休後に植え替えを行いそれと同時に、根が出てほしいところに水苔を巻き付
けた。
すると予測通り8月初には根が出てきた。(気が付かなかったが7月下旬には出て
いたかも知れない)
8月初の画像である。夏バテでほぼ活気が無くなっている中でこ
れだけが何故か元気だった。
目的の上根を出してきたので予定通り下根をバッサリ切り落とし植え替た。
軸はくびれた位置を見つけてそこから切って傷口処理を済ませた、やはり夏場
の傷はこわいから。
これで本当に仔供を出すだろうか。若返るのは間違いないが、90歳が50歳に若返ったとしても
最終目的である仔吹きが望めないと意味がない。
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こんな思い入れのフウランもやっと諦めがつき、3代目を入れた。
フウラン暴落のおかげだ。
2代目より柄は数段が良くなっているのに値段は2分の1なので、嬉しい限りだ。
3代目は、最近良さそうな仔が出てきたので次回紹介する。
大当たりまでは行かないが、ソコソコの当たりである。