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フウラン マンポウ(漫歩)・風蘭と友達、旅と花

カメラ大好き人間の拘りの画像の発信集。

スダチ・ユズ 08.10

2008年10月31日 | ◆その他
  スダチ・ユズの“種無し品種”の味見をしました。  
    (10月29日)


以前、田舎から送られてきた野菜に混じっていた、スダチ・ユズの味を
見てみました。

スダチ・ユズ、夫々に“種無し”と袋に書いてあった分。
数個と少量づつですが同梱されていたから、普通の“種有り”分と、食べ
比べをした訳です。

我が家でもどれかの品種を育てたいと思っていることもあり。
これ幸いと、品種とか木の特徴・購入先・育て易さ等、聞いてみた。

品種名は無し、単なる“種無しスダチ”“トゲ無しユズ”としか書いて
なかったらしい。 ダメモトで買ったら忘れた頃に実が生りだした
と、言っていた。

< 種無しユズ >
“種無しユズ”のトゲの長い(普通2.5~3cm)のは以前から作って
いて、生りが悪いが、既に何回か普通のに混ぜて送っていると言って
いた。 (気が付かず食べていた訳だ。)

今回送った種無しユズは「トゲ無しユズ」と言って、トゲの長さ
(5~10mm)程度の短いトゲが出てきて、しかも種が無い
品種らしい。

育て方は普通、放置栽培にて植えてあるだけ。
購入先、数年前通販か又はホームセンターにて買ったらしい。

ネットで調べてみると、ユズの「多田錦」と云う品種に性質が似ている、
気がする。
こちらの方が「多田錦」と云う名前もあって由緒正しく、品質には安心
出来るようだ。

< 種無しスダチ >
夏場収穫すると普通のスダチより皮が硬く果汁も少ないので夏場は
収穫しない、らしい。

種無しスダチをネットで調べてみるとヤヤコシそうだ。

由緒正しいのは、試験栽培中にて、門外不出で町起こしの切り札と
して保護しているらしい。

単なる、“種無しスダチ”は販売されているが、味に初まり、栽培難易度
・耐菌性・豊産性等、どこまで信頼出来るか疑問も残る。

従来は、種の有無など気にしなくナントナク食べていたが、どれかの品種
を購入するとなると俄然気が入る。

私も以前、大型のホームセンターで見かけたような気がする。
いざ、購入しようとホームセンターを廻っているがまだ見当たらない。
聞くところによると、たまに入荷があったようだが、最近は無いそうだ。



送ってもらった“香酸類”です。
「シークヮーサー」のみ別途こちらで買い足しました。
「レモン」は真っ青にて、試食にはチョット敬遠しています。

既に食べてしまって画像に無いのが“種無し”のスダチです。
果実の大きさは画像図のスダチ(A)より一回り小さかったです。

種が全く無いわけでなく数個に1個程は、種のやや小さく薄いのが
入っている。

種がないので使用時の煩わしさが無く、ツイツイ先に全て食べてしま
ったため、画像を撮ろうと思ったらもう無かったです。
クリックしてね!画像が大きくなるよ!



味見の基本は、これら品種は、皮の方に栄養が多いことより 皮も食べる
ことを前提に味見しました。 単体の丸カジリ方式です。

味見した物は、画像の品種の且つ特定の場所で栽培された物にに限り行った
もの。 栽培環境が変れば責任は持てない。
更には、味覚には個人差も大きくまた、料理が何かによってもその相性で
全く別の美味しさに変身するので、これは単なる ご参考です。
クリックしてね!画像が大きくなるよ!


<香り>
ユズ       ◎
スダチ      ○
カボス      △ (好みがありそう)
シークヮサー  ×


<果皮の味>
ユズ       △ 皮厚い ホロ苦くおいしいとは思えない
スダチ      ○ 皮薄い おいしいとは思えないが食べられる
カボス      × ユズより苦い
シークヮサー  × 青臭苦味あり表現に困る、食べられない味、皮は薄い

<果汁の味>
種の有無による味の差は感じられなかった。
ユズ     ◎ 酸っぱさ抜群、角の突っ張る酸味、香り良い。
スダチ    ◎ 酸味、ユズより若干弱いまろやかな酸っぱさ
カボス    ○ スダチに似るがややうすい
シークヮサ- ○ 酸味、スダチと同等、まろやかさなく突っ張る酸味
         (野性味抜群)
<種の有無>
ユズ     種無し、数個に一個程度稀に種が有りそれも小さい扁平形。
スダチ(A) 種有り 普通。一個~3個 
スダチ(B) 種無し、数個に一個程度稀に種が有りそれも小さい扁平奇形。
スダチ(C)(小粒種) 種有り、普通だろうが、3~6個
カボス    種有り、 4~7個
シークヮサー 種有り、やや多過ぎ、7~9個。


種無し種と従来からの種有り種を食べ比べたが、味の差が判らな
かった。
総合的には、「ユズ」の香りの良さは捨てがたいものがあるが、皮まで
なんとか食べられることで「スダチ」が我が好みのトップとなった。

どちらか1種と考えていたら面倒だから、スダチもユズも栽培しようと
思っている。 種無しタイプを探す予定。


一旦種無しを使うと、扱いがすっきりして、もう以前の種有りには
戻りたくない気分となる。