真奈パパのランランかわせみブログ

愛犬ランちゃん、かわせみ、飛行機、旅行、天体の写真を載せています。

エニグマ暗号器

2015-01-13 00:00:01 | 日記
ニュルンベルクの鉄道博物館に行ったとき、エニグマ暗号器を見かけました。
この博物館は、通信博物館でもあり、鉄道博物館の展示を見てから、帰りに迷って通信の展示の方に行ってしまい、出口に向かって歩いている時にタイプライターが展示してあったので、ひょっとするとエニグマがあるのではないかと探していたら、ありました。
博物館の入り口です。


展示してあったエニグマです。


説明文には、「エニグマは、第二次世界大戦中に使われた。この暗号器の優れた点は、暗号化が、いくつかのシリンダーにより行われたことである。個々の文字は、また、毎回新しい鍵を使うことにより暗号化された。このことにより、エニグマを解読することは、非常に困難な仕事であった。」と書いてありました。
エニグマについては、2001年に同名のイギリス映画があり、ケイトウィンスレットが出演していました。
今年は、ベネディクト・カンバーバッチ主演で、「The Imitation Game エニグマと天才数学者の秘密」という映画が、3月に日本でも公開されるようです。英国の天才数学者Alan Turingをカンバーバッチが演じるようです。
エニグマの実物は、ニュルンベルクのものも含めて今までに3つ展示されているものを見ました。
パリの軍事博物館にあったエニグマです。


次は、シカゴの科学産業博物館に展示されていたものです。
これは、ドイツのUボート、U-505で使われていたものです。
U-505は1944年、西太平洋上で、アメリカを中心とする連合軍に捕獲されたものです。
U-505です。




U-505に搭載されていたエニグマです。


エニグマ暗号器は、上から3枚のローター、ランプボード(表示盤)、キーボード及びプラグボードから構成されています。



キーボードで、1文字を打ち込むとランプボードの1つが点灯して暗号文の1文字がえられるそうです。
暗号文を同じ鍵で再暗号化すると元の文が出てくる仕組みのようです。


鍵は、3枚のローター(1つのローターで26通りの設定ができる。)の組み合わせ等とプラグボードの配線で決定されるようです。
3枚のローターです。13,01,17の組み合わせになっています。


プラグボードの配線です。
A-12001の下の部分です。

暗号解読には、いろいろなドラマがあったのでしょうね。

U-505に興味がある方は、こちらもご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/manapapa-kawasemi/d/20111222
http://blog.goo.ne.jp/manapapa-kawasemi/d/20120701









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