MAKIKYUは昨日青春18きっぷの残りを使って私用で長野へ出向いていましたが、昨日は早朝出発に備えてネットカフェ張り込み、日が変わった今日の帰りは時間が非常に遅い(常磐線快速最終利用)事もあって深夜バス利用(昨年9月に運行開始・はじめて利用しましたがなかなか便利です)後に自転車で30分移動というただでさえハードな事をした上に、トラブルも発生して少々大変な旅行となってしまいました。
(ちなみに自宅到着は2時半頃・深夜バスがなければこんな芸当は出来ません)
というのも今回の最大の目的は長野電鉄、それも1000系ゆけむり号乗車と未乗車の屋代線(屋代~須坂)踏破だったのですが、前者は1号車(湯田中方先頭車)展望席ガラスにひびが入ってしまい、そのためこの号車が封鎖されて自慢の展望席に乗車できない状況だったのが少々残念でした。(それでも2編成稼動しているだけ良いのかもしれませんが…)
後者は更にたちが悪いことに踏切事故が発生し、ただでさえ運行本数が少ない屋代線で乗車予定の列車が運休になってしまい、しかもその後の屋代線列車も数分の遅延が発生、予定していたしなの鉄道列車とは不接になり、しかもそれを逃がすと18きっぷでの普通列車乗り継ぎでは帰れなくなってしまうという事で、止む無くタクシーで稲荷山駅へショートカット(運賃1540円→40円おまけで1500円:予定していたしなの鉄道200円より1300円割高に)というハプニングに見舞われてしまいました。
(割高な運賃を除けば、滅多に乗車しないタクシーにごく稀に乗車するのも悪くはないですが…ちなみに屋代~稲荷山間はタクシー運転士氏によると、列車乗り間違えなどでたまに乗客が居るそうです)
ただそれでも予定していたゆけむり号をはじめ、他にも長野電鉄で昨年から走り始めた車両や長野市内の長電バス・川中島バスの路線バスにも乗車でき、長野駅では某車両の試乗会にも遭遇できるなど、悪い事ばかりではなく、収穫もそれなりにありましたので、点数をつけるならまあ60点位(とりあえず可)といった感じです。
今回の旅行で長野電鉄は1回を除いて日帰り「楓の湯」クーポン(長野・屋代など~湯田中間往復で特急利用可・途中下車不可+湯田中駅前温泉の入場券がセットで往復運賃よりはるかに安い1500円、ただし帰路は楓の湯入館印がないと正規運賃との差額を徴収)を利用しています。
また本来は途中下車不可のこのクーポンですが、列車運休が発生した関係で須坂で一時出場(実質的に途中下車)しており、これは列車運休の数少ない収穫といった所です。
昨日~今日の行程は以下に記しますが、MAKIKYUの青春18きっぷを用いた旅行では異例といっても良い往復(ほぼ)同一経路となり、また乗車した車両も東京近郊以外は115系ばかり(1駅間のみ例外あり)ですが、これは今回は青春18きっぷの利用自体を目的としてではなく、あくまでも手段として用いた要素が非常に色濃く出た結果です。
(行程は-が鉄道(特記以外はJR普通・快速列車)、=が路線バス、…が徒歩及び自転車、_がタクシーです)
八王子(ネットカフェ張込)-高尾-大月-甲府-松本-長野-北長野…信濃吉田-(長野電鉄・乗車券購入)-柳原…柳原中央=(長電バス・平林経由)=長野=(川中島バス・びんずる号)=善光寺大門=(川中島バス)=長野-(長野電鉄・特急)-湯田中[楓の湯入場]-(長野電鉄)-信州中野-(長野電鉄)-須坂-(長野電鉄)-屋代_(タクシー:所要約10分)_稲荷山-甲府-高尾-新宿-日暮里-我孫子=(ニュー東豊・深夜バス)=布佐…北総監獄(千葉ニュータウン)
写真は今回の旅行道中のシーン、左から順に中央本線日野春駅停車中に車窓左手に見える山並み、篠ノ井線姨捨駅停車中に俯瞰した長野盆地、信州中野駅で勢揃いした長野電鉄で現役の首都圏OB群です。
長野電鉄に関しては今日の別記事でも少々触れたいと思います。
115系づくしとなった先日の長野強行日帰りですが、山スカは大月(5時台発)→甲府の3両編成が1回のみで、あとは爽やかな長野色(信州色?)ばかりでした。
また長野の115系は今回何故かリニューアル車ばかりに当りまして、国鉄を思い出させる車内の車両は甲府→松本の6両編成後部3両(乗車は前部3両)のみでした。