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HELLO NEW ODAKYU!~伊勢原市内で他社一般車両の営業運転も

2018-03-18 | 小田急グループ

昨日小田急線が複々線化事業完成に伴う大規模ダイヤ改正を実施、これに伴い小田急線の輸送体系も大きく変化し、一昨日限りで見られなくなった列車も多数ある反面、昨日から新たに登場した列車も多数存在します。

特急ロマンスカーの新型車両・70000形GSEが大きな注目を集め、MAKIKYUも昨日早速乗車機会がありましたが、それ以外に一般列車でも大きな動きが色々あり、複々線区間だけでなくそれ以外の区間でも大イベントが幾つも目白押しとなっています。

その一つがMAKIKYUの地元・伊勢原市における他社一般車両の営業運転開始で、今まで小田急線内に乗り入れている東京メトロとJR東日本の車両は、回送では伊勢原駅まで日に何本か入線していたものの、営業運転は本厚木駅までとなっていました。
(優等用車両で通過のみなら、一時期JR東海の371系電車が走っていた事もありました)

この2社の車両が回送で愛甲石田駅(厚木市と伊勢原市の境界に所在)を通過する姿や、伊勢原駅で折り返す姿を幾度も目撃していた身としては、回送の実車営業化が出来ないものか…と感じる事がありました。

MAKIKYUは小田急電鉄に「本厚木~伊勢原間を回送運行している千代田線直通列車を、可能な限り伊勢原駅まで営業運行して欲しい」という要望を出した事もありますが、遂に今回のダイヤ改正で夜の下り列車のみながら、遂に乗入2社所属車両の営業運転化が実現しています。

 
東京メトロとJR東日本の2社所属車両による伊勢原行営業運行開始となる昨日、MAKIKYUは早速新たに営業運行区間となった本厚木~愛甲石田~伊勢原間で両社車両による急行伊勢原行1番列車に乗車、本厚木でやって来た伊勢原行のJR東日本車両を見て「緑色の電車なんてあったっけ」と不思議そうに話す乗客の姿も見かけたものでした。
(写真はどちらも伊勢原駅にて・今までもドアが閉まった状態なら2種類の車両が停車している姿を見る事もしばしばでした)

 
またMAKIKYUも含め数名の乗客が車外行先表示(左側・東京メトロ車両/右側・JR東日本車両)や車内LCDモニター画面を撮影、新たに伊勢原市内で旅客列車として運行する事になった2社の列車に乗車した事を記録に残す状況でした。

車内LCDモニター表示は以下の通りとなります。

・東京メトロ車両(16000系)
 

・JR東日本車両(E233系2000番台)
 

ちなみにJR東日本車両の伊勢原行実車運行1番手は2000番台のトップナンバー編成、運用上の都合でたまたまトップナンバー車が充当されたのか、それともJR東日本車両が伊勢原行実車運行1番乗りを意図して敢えて充当したのかも気になったものでした。
(後者だと非常に嬉しい話ですが、恐らく前者の可能性が高いと思われます)

昨日からの新ダイヤにおける千代田線直通列車の実車運行区間伊勢原延伸は、趣味的に興味をそそられるだけでなく、10両編成の輸送力を生かした夜間の列車混雑緩和にもつながり、日頃小田急線を利用している伊勢原市民の一員としても大歓迎と感じたものです。

新ダイヤの大目玉とも言える70000形・GSEをはじめ、今後も小田急線新ダイヤ関連の記事を幾つか公開したいと思っていますので、もし宜しければコメントなども投稿頂けると幸いです。