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戸塚大踏切 今日遂に閉鎖~永年の念願がようやく…

2015-03-25 | Weblog


MAKIKYUが現在居住する横浜市内の中でも、「開かずの踏切」として知られ、休日の昼間などは渋滞名所にもなっていたJR東海道本線・戸塚駅の東京方にある通称「戸塚大踏切」が、今日遂に閉鎖となります。


戸塚大踏切は、戸塚駅西口再開発と共に近年歩行者用の歩道橋デッキ(写真)が完成、そして自動車用のアンダーパス(地下道)が今日開通する事で、遂に閉鎖が実現し、永年念願だった「開かずの踏切」がようやく解消される事になります。


開通を間近に控えたアンダーパス(写真は東口側)は、もう開通式を待つだけと言う雰囲気でしたが、今後交通の流れがどの様に変わるのかも気になる所です。

また大踏切は非常に芳しくない状況とはいえ、永年稼動していた踏切である事から、最後の姿を収めようと大踏切を撮影している人物もボチボチ見受けられる状況で、昨日MAKIKYUもたまたま休日でしたので、大踏切が稼動する最後の様子を視察したものでした。


大踏切を通る路線は、正式な戸籍上はJR東海道本線のみですが、実質的には横須賀線との並行区間となっており、近年では湘南新宿ライン、そして運行開始したばかりの上野東京ラインの運行区間にも含まれていますが、写真にも写っている上野東京ラインの電車と大踏切の組み合わせは、僅か12日という短期間でした。

旅客線だけでも複々線、これに加えて複線の貨物線も存在しますので、全てを合わせた列車本数は相当なもので、大踏切と呼ばれるに相応しいものでしたが、戸塚駅を発着する列車は、国内では在来線最大両数となる15両編成と言う長大列車が多く、この事も踏切閉鎖時間を長くする大要因でした。


ちなみに大踏切は正式名称ではなく、正式な名称は「東海道踏切」、起点の東京駅からは40.807km、幅員は15.3mで、踏切脇には大踏切閉鎖とアンダーパス開通の告知も見受けられたものでした。

大踏切の閉鎖は新聞やネット上のニュース記事でも取り上げられ、戸塚周辺では結構話題になっている出来事ですが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方の中でも、戸塚大踏切に関する思い出話などがありましたら、コメントもどうぞ。