まこちの風来坊日記

湘南ベルマーレ応援記を中心に、時には旅の記録や菜園記録など
明るく元気な風来坊の生活スタイルを綴っていきたい。

ビバ、京都!!

2010年07月20日 | お出かけ


サンガ戦勝利の祝宴は「川床」でした。

京阪三条駅を鴨川越しに見ることができる「モリタ家」での焼肉パーティ。
このお店、明治2年創業・京都で初の肉屋という老舗。140年以上も受け継がれていると言う。まこち的にはこんな立派なお店は初めてだし川床での食事も勿論初めて。柔らかいお肉と京野菜を仲居さんが焼いてくれる。さらに焼き上がるとタレの入った取り皿に盛ってくれると言うサービス付き。

鴨川のせせらぎやそよ吹く風が心地よく、ロケーション抜群と相まって美味しさ倍増でした。

ナビスコ杯6連敗、4月25日から勝利なし、アウェイでの勝利もなし、最下位で・・・
こんな苦しい中で、シュート3本で辛勝したのですから話は尽きることなしです。

祝宴は23時頃まで大いに盛り上がりました。


明けて19日。まこち夫婦の帰り新幹線は20時48分発。
たっぷり時間あるのですが我々何も計画しておらず。その旨を昨晩川床に連れて行って頂いた御仁に打ち分けると「自分も18時過ぎの列車なのでよかったら一日ご案内しますよ」

渡りに船でした。

10時過ぎ滞在したホテルにタクシーで迎えに来てくれた。
「暑いですから、まず保津川下りに行きましょう」・・・もう全てお任せです。
一時間で船乗り場に着くと「乗船まで40分お待ち願います」とのアナウンス。
実は過日の豪雨で水かさが増し昨日まで一週間船を出せない状況で今日から再運行したとの事。ラッキーでした。これも普段の行いが良いからでしょうネ^^



快晴で日差しは強いんですが川下りでの風や水しぶきで涼が獲れ、嵐山や小町山から吹き降ろす風はひんやりとしてまるで冷蔵庫の扉を開いた瞬間と思われるほど涼しかったです。

約一時間20分で渡月橋の終点に着くと再び強~い日差しでした。

が、「お待ちしてました、こちらにどうぞ」と朝のタクシーが先回りして待っていてくれた。この時、気がつきました。御仁が一日貸切りを用意していたんだと。。。

「13時が過ぎたのでお昼にしましょう、嵯峨の○○へ行って下さい」とその御仁。
(よく知ってるなぁ~)と思いながらも身を任せた我々です、どこでも従いますよ~^^



「ぶっかけうどんセット」、冷たいのにしてもらい・・・、薄味がとても美味でした。


「14時15分からお屋敷の案内が始まるので急ぎましょう」
(んっ、次はどこへ?)
着いた所は、JR丹波口駅東側の島原の一角にある「角屋もてなしの文化美術館」



角屋(すみや)とは江戸期の饗宴の場である揚屋建築の唯一の遺構で重要文化財に指定され当時の原型をそのまま留めている由緒ある構築物。今で言う「高級料亭・料理屋」といった所であろう。

京都の有名な神社・仏閣は過去に見学しているが、このような庶民文化の大きなお屋敷は初めて。至る所に細かい心遣いが垣間見え、暑さも忘れ見入ってしまいました。

ここも春季展示は今日までで明日からは夏休みと言うことでギリギリ入場できるという、普段の行いの良さ?がここでも伺われました??


「次は、私が京都にくると必ず訪れる禅寺に行きましょう」と御仁。



ここは、東福寺光明院。重森三玲氏が昭和時代に作られたと言う枯山水庭園。
「参拝料はおいくらでもよいです」とのことだったのでほんの気持ち程度で見学させて頂いた。四季折々にその姿は変わるそうだが夏は木々の緑が濃く苔が鬱蒼と生えて大小の石とのコントラストが綺麗でした。
見学者も少ないし腰を据えてゆっくりと眺めているだけで心が洗われるようであった。



ここの一室で寶酒造のTVCM撮影がされ、石原裕次郎と宇野重吉が揃って「松竹梅」と歌っていた場所であると教えて頂いた。


「最後に皇室とゆかりの深い泉涌寺に行きましょう」と御仁。



着くと丁度4時30分で参観終了の看板が。参拝者の殆どが帰っていく中、タクシーの運転手が交渉してくれて10分間だけ我々に見学の時間を与えてくれた。なので、入り口付近を散策する程度で次回のお楽しみで保留となってしまった。


「お疲れになったでしょうから休憩しましょうか?」と御仁。



との事で、連れて行かれたのは今熊野付近にあるお店。
ここで京菓子とお抹茶とでゆっくりと・・・。「結構なお手前でした」

ようやくこの御仁が何故、京都の街に詳しいのか?うかがうことができた。

好きであることがベースで、年に5~6回は京都に訪れこの運転手に依頼してぐるぐるグルグル廻っているうちに覚えていったそうである。京都マニアの一人であることには違いない御仁であった。

我々は、どこ行く計画も無かったわけで、こうして一日、知らなかった京都を訪れるとまだまだ沢山素晴らしい所があるんだなぁ~と思うと同時に奥深い京都を改めて感じた一日でした。

御仁様に、感謝×∞です。

ベルマーレ勝利と併せ、ビバ、京都の一泊二日でした。




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