第11節はケーズデンキスタジアム水戸でのアウェイ戦。
GW後半スタートの3日、車組は大渋滞の中、6~6.5時間かけて乗り込んだらしい。早朝5時頃に出発した方でも4.5時間位要したとの事。
自分らはこのリスクを避け、「フレッシュひかり」を利用。それでもドアツードアで4時間だから同じ関東圏でもその距離の長さを感じる。
今回はベンチシートのある自由席バックスタンドに席をとった。が、夏日となったこの日、西日が照りつけて非常に暑くてじっとしているだけでも汗が湧き出る始末。
ふと水戸さんゴール裏を見たらこんな歓迎?ぶりが、
「湘南を止めるのは俺たちだ」
これまで10連勝中のベルマーレを相手チームはかなり意識しているのが窺える。
(面白いじゃないか!受けて立とうではないか!)、
と思ったのは自分だけではないだろう。
全体的に水戸のペースで試合は進んだ。
5連戦中の3試合目、敵地、首位チームへの対策、この熱さ、ウェリントン不在、と言った厳しいシチュエーションの通り、水戸は上手な戦い方をしてボールを支配。特に前半、水戸の右サイドからの攻撃が良くて数回のピンチを招いてしまった。
前半で先制されていたら全く違ったゲームになっていただろうとも考えられる。我慢して粘り強く戦ったのが良かった。GK秋元のビッグセーブも光った。
前半は、0-0。
後半開始から、シマを入れて三竿を一枚上に。湘南の時間帯が徐々に増えていった。更に67分、攻撃布陣を代える為、亮太がシャドーの位置に入り、石川俊輝をボランチに投入。大卒ルーキー石川のプロ初出場だった。
水戸は72分、百戦錬磨の鈴木隆行37歳をベンチに下げた。
一点勝負の時間帯に入る。
湘南は三枚目の交代に藤田が準備してた。チャミとの交代を示唆していたのだろう。そのチャミ(宇佐美宏和)のラストプレーから試合は動いた。
79分でのプレーだ。石川から右のチャミにパスが渡り、チャミはロングパスを前線に送る。それを受けたのがタケ。後ろからのボールを巧みに受けてゴールほぼ中央で左足シュート。
堅守水戸の一瞬の隙間をかいくぐったシュートはゴールネットを突き刺した。
武富孝介が吠えた。
得点に絡んだ石川も祝福に駆けつけて喜びを爆発させた。
前節につづく2試合連続・シーズン4得点目のタケが11試合連続勝利を飾った。
水戸は上手かった。湘南の良さを消しながらペースを掴んでいた。が、決定打に欠けていた。そして、うちの守備の方が上回っていたと言う事になるのだろう。
マジ、厳しい試合だったよ。今季で一番難しかったゲームだと思うよ。でも、皆で集中力を切らさず守りきり、最後まで諦めないで走り切り、一番疲れの出る時間帯で一瞬の隙を突きゴールを奪えたのは、ホント今年の強さだね。
まだGW連戦は続く。
次の栃木SC戦も厳しい試合となる事は必至。
皆でガッツリ後押ししてGET3を掴み取りましょう。
おまけ:ケーズデンキスタジアムアウェイ自由席に集まったベルサポ数は、1101人でした。(HT時調べ)、大渋滞の中、お疲れ様でした。