長男が結婚しました、2016年・平成28年正月31日の事でした。
二人の希望で「人前式」と言う形の挙式。
宮司もいなければ牧師もいない。
式場にいたのは多くの友人達と少しばかりの親族。
司会者から、
「皆様、このお二人の結婚を認めて頂けるでしょうか?」
と発せられると、式場内全員から拍手が送られた。
惜しみない拍手が、割れんばかりの拍手が、場内に響きわたる。
「おめでとう!」、「良かったね!」、「幸せになれよ!」、
友人達の声があちらこちらから発せられた。
胸が熱くなった瞬間だった。
披露宴には約80人が集まってくれました。
大まかには、友人関係が半分、会社関係と親族で半分と言う構成。
三十数年前の我々の時代とは異なり、スピーチの数が滅法減少、代りに友人達で作られた数多くの映像が大半の時間を費やしていました。笑いあり涙あり感動ありのVTRに見入ってしまいます。
その一つが約150名もの方々が協力して下さったと言うお祝いメッセージ入りの写真集。新郎新婦には内緒で作られたもので、いわゆるサプライズ物。二人はビックリした様子で一枚一枚を凝視、笑ったり喜んだり最後には目頭を押さえていました、っけ。
もう一つがドキュメンタリータッチで作られた「情熱大陸」風のVTR。
主人公はせがれ。
彼の一日をカメラで追いながら二人のなりそめから入籍した日までを写真とインタビュー形式でまとめたもの。
「乃木坂46と彼女とどちらが好きですか?」
「彼女です!」
「彼女は彼方にとってどのような存在ですか?」
しばらく時間を空け、
「・・・宝物、です!」
このシーンが最も印象に残っているVTRでした。
我が家に嫁いでくれた平成生まれの明るい彼女。
全てはせがれに託すのだが、
我々家族もこの「宝物」を一生大事にしようと決意した一日でした。
※おまけ:
心配していた御礼の挨拶だが、一週間前からしっかりと準備。当日頭の中が真っ白になる可能性大だったので書いた紙を内ポケットに入れておいた。が、本番では意外に冷静でご列席者を拝顔しながら喋れました。両家に恥をかかせないで良かったです。
帰り際にせがれの友人から
「お父さん、あんなに酔っぱらっていたのに最後まで噛まないでしっかり話されていましたね。」
ありがとう、大ちゃん。これからもよろしくね^^
おめでとうございます!!
二人共巣立ちましてホッとしてます。春の定例会よろしくお願いします♪