9試合、48日ぶりの勝利のダンスにBMWスタジアムは歓喜に沸いた。
今節、負傷治療中の選手が4名に出場停止処分の選手が3名加わり
我らがベルマーレは文字通りの総力戦であった。
しかし、カターレ富山には申し訳ないがこの時期としては格好の対戦相手だった。
90分間で11本のCKと10本のシュートを放つもネットを揺らす事は出来ず。
後席で応援してたおばちゃん達は前半から溜め息の連続。
80分を過ぎた頃、「なんでもいいから決めてよ~」と悲鳴に近い声で叫んでいる。
ロスタイムに入り一分後、決めてくれました中村祐也選手。
相手GKからのボールをDFが奪い中盤にいた祐也へ、ボール持った祐也は切替えして
右サイドを駆け上がってきた小林将太にパス、そして精度の高いクロスをコバショウがPAに
放り込むと再び走り込んで来た祐也が頭で押し込んでネットを揺らした。
これが決勝点となり1-0で久々の勝利となった。
嬉しかった、自分を忘れて喜んだ、後席のおばちゃん達ともハイタッチだ。
ふとベンチを見ると皆が喜んでいる後ろで馬場けんが涙してた。
自分が決められなかった悔しさ
ここ8試合勝ちの無かった悔しさ
祐也が決めてくれ勝利した嬉しさ、などなど様々な思いが込められた涙だと思う。
これを見て自分も胸が熱くなり勝利の「ビッグウェーブ」もしっかり歌えなかった。
この涙を次のモンテディオ山形戦に繋げたい。
窮地を救ってくれた祐也とチームメイトの為に、そして後押ししている我々の為に
馬場賢治の活躍に期待したい。
今節の勝利を生かすには首位の山形に勝つ事。
次は少なくとも3人は帰ってくる、
アウェイだが前半の決定機に先制して主導権を持った戦いに期待したい。
平日ナイター開催だが参戦する予定です。
この喜びを山形で再現しましょう