ビールを飲みながら考えてみた…

日常の中でふっと感じたことを、テーマもなく、つれづれなるままに断片を切り取っていく作業です。

EGO-WRAPPIN'と出会う「meet in the park」@日比谷野音

2011年07月10日 | 音楽
久々に日比谷野音にライブ参戦。やっぱり、夏は野外ライブがいいねぇ、ビールも飲めるし。

今日は『NOFRAMES presents「meet in the park」』ということで、TOY'S FACTORY内のレーベル「NOFRAMES」に所属する「EGO-WRAPPIN'」と「OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND」の二組が出演。もちろんお目当ては「EGO-WRAPPIN'」。

いやー、凄いね。中納良恵のボーカリストとしてのパワーはやはり半端じゃないなーと改めて実感。ボーカリストとしての「凄さ」を評価する上では幾つかの切り口があると思う。声質のような天賦の才のあるのだろうが、実際に、そのボーカリストに心動かされるのは、

1)歌への感情移入の凄さ
2)観衆を巻き込む勢い・パワー
3)曲の持つ雰囲気を歌いあげること

といった軸があるのではないかと思う。もちろんこれらの軸は綺麗に分けられるというものでもないし、これら複数の要素をまとっている場合もある。例えばドリカムの吉田美和は2)の観客を巻き込むパワーや3)の曲の持つ雰囲気を歌いあげる能力を高いけれど、何よりも1)の感情移入の高さは抜群だろう。あるいはSuperflyの越智志帆は2)のパワーが凄いタイプだといえる。

アルバムを聞く限り、EGO-WRAPPIN'の中納良恵の凄さというのは3)の曲の持つ雰囲気を歌いあげる能力が凄いと思っていたのだけれど、いざライブになると、3)はもちろんだけれど、2)の観衆を巻き込むパワーも半端ない。いや、ホント、これは凄い。正直、ライブにきてエネルギーをもらいました。

また何と言っても、ドラムを始めバックバンドのリズムを無視して歌いあげたりするわけだけれど(笑)、リズムにメロディを乗せるのではなく、中納良恵の感情や想いにメロディーやリズムが従うのだという、歌そのものの原初的な体験もさせてくれる。というか、それくらい圧倒的な歌声なのだ。

こういうボーカルが存在し、多くのファンがついてきているということは、音楽業界にとっては貴重な「宝」だなぁと思う。RockだとかJPOPだとか、そういった分類はしにくい独自のサウンドではあるけれど、多くの人に聞いて欲しいなぁ、と思う。


EGO-WRAPPIN' かつて


EGO-WRAPPIN' - PARANOIA


a love song / EGO-WRAPPIN' エゴ-ラッピン



4 コメント

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Unknown (りちうむ)
2011-07-11 22:38:15
通りすがりですいません。

私も行きましたU+203C
おっしゃる通り、よっちゃんのライヴでの凄さは、実際に観た人ではないと感じられないですよね。

おかげさまで、今日も余韻に浸れて飲めそうです。
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Unknown (beer)
2011-07-11 23:34:32
凄いですよねー。どっからあのパワーが出てくるのか。
セツナ系は色っぽいし、ゲンキ系は何か取り憑いてるんじゃないかくらい(笑)
日本が誇るボーカルだと思います。
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Unknown (chu-chu)
2011-07-13 20:13:20
EGO-WRAPPIN' 気になっていながら 実は今初めて聴いたよ 
なかなかいいね
今 一番よく聞いてるのは Superfly  それから下北沢時代の友達のオサム君がやってたヤスミン!
オサム君 死んじゃったんだけど・・・
ヤスミンもいいよ 一度聴いてみて!「天国の白い泡」を聴きながら夕暮れの海でビールを飲みたい!!!!
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Unknown (beer)
2011-07-13 21:56:52
Superflyもパワフルですねー。デビュー直前のライブ見たことあるんですが、その時点で圧巻です。威風堂々、ホントに新人?って感じでした。
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