足尾の山の新たな目標設定も、どんどん増える。今回のオロ山北尾根もまたその一つ。遠くから眺める限り、大地が広がっているようだ。オロ山・北の大地と呼ばれているらしい。ここにとにかく行ってみたかったが、当初は、直登ルートとしては、ザレルートしかないと思っていた。これでは命がけだ。地形図をじっくり眺めて、編み出したルートがこれ。結果は意外に味わえるルートだった。だが、この時期は避けて、紅葉の時期にでもじっくりと歩いた方が気分もいいような気がする。
今回の歩き、ある意味、水との戦いでもあった。それが証拠に、翌日は便秘になり、朝から水をガブガブ飲んでいる始末。しかし、便秘よりも、水補給不足に起因する両足の筋肉痛がかなり効いている。
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足尾の山の未踏尾根の探索。今回はその尾根の付け根に至るまで松木沢を遡らなくてはいけない。それが今回のネックでもあった。相変わらずの延々としたいやらしい渡渉が続いた。して、その未踏尾根だが、それまでの松木沢歩きの負担を払拭してくれるものでもあった。ただ、後半部はその辺のヤブ尾根と変わらない。それにしても、前回の袈裟丸南東尾根同様に、気分の良い未踏尾根歩きを楽しめた。 . . . 本文を読む
庚申山の南側に気になるピークがある。ひょんなことからそのピークを訪ねてみることになった。山名は「銀峯」。一の鳥居から出る尾根を歩いたわけだが、天下見晴に至る間に見るべきものはあまりないものの、他のヤブ尾根とは雰囲気が少し違うような気がした。
今日歩いた区間、ハイライトは銀峯を過ぎて庚申山に至る間の東西、南側の展望ではないだろうか。中倉尾根に似た雰囲気があった。
好きな山だからといっても、山頂からの展望を期待するだけの同じコースの歩きでは退屈するというもの。たまには、こんな山を経由するのもおもしろいかも。足尾の山好きな方には、ぜひ体験していただきたいコース。だが、テープ類は絶対に付けないように願いたい。もしくは必ず回収のこと。
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塔の峰に山名板の交換に行って来た。この作業だけが目的だったから、往復ともにどこを歩いてもよかった。ただ、せめて変化をつける程度のことはしたいので、歩いたことのない尾根を1本加えてみた。無事に山名板は交換した。だが、それ以上に変化のあったのは、奇遇にも山頂でお会いした方。おかげさまで、帰路は楽しい歩きを楽しませていただいた。 . . . 本文を読む
そもそもゴールデンウィーク中の遠出を考えたのがいけなかった。渋滞に巻き込まれて、予期せぬ足尾の山歩きになってしまった。ツツジは今が盛りで咲いていた。のんびりと歩いた。「地図がないから」だけの理由で選んだ備前楯ではあったが、なかったからこそ正解だったかもしれない。 . . . 本文を読む
今回は足尾・大平山(松木山)の南西尾根歩き。途中から先はすでに歩いているので、今日はその下の部分の歩きになる。これが片付かないと先に進めないといった感じがあった。
やはり、荒れた尾根であった。前に歩いた丹平治沢右岸尾根ともども下りでは使いたくないルートであるが、今日はピストンせざるをえなかった。やはり下りにえらく気を遣い、松木川の河原に下り立った時には気分的にどっと疲れが出てしまった。
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中倉山に残雪を期待して行って来た。ラッセルが楽しみだった。しかし、ここ数日の暖かさで、雪はすっかりと融けてしまったようだ。アイゼンすら必要ではない状況になっていた。何とも残念ではあったが、マニアックルートと下りでのヤブ歩きを少しばかり楽しんだ。考えてみれば、下は春の様相ではあるが、中倉山の山頂は冷たい強風で、まだ冬のかけらが残っていた。 . . . 本文を読む
あまり面白みのない足尾の里山・巣神山ではあるが、雪のあるこの時期は、そこそこ楽しめる山でもある。この巣神山、何度か足を向けたことはあるが、切幹の尾根末端から歩いたことはなく、もう2年来の課題でもあった。他人様から見れば、そんなところを歩いて何が楽しいのだろうかと思うが、いざ歩いてみて、墓場脇から植林の中をジグザグに登る一般コースが何とも面白みのないものであることを再認識してしまった。そして、帰路の唐風呂への下り、これもまたちょっと工夫を凝らして登れば、意外に楽しめるコースかもしれない。 . . . 本文を読む
今年の初歩きは無難に備前楯山としたが、舟石峠からの歩きでは面白くない。特別な意味はなかったが、文象沢からのルートを歩いた。山頂を含めて、予想外に積雪は少なかった。何年か前のこの時期、ワカンながらも途中で撤退したことがあった。雪山は苦手だが、少なからずの雪があった方がより楽しい。その点では不満ではあったが、短時間ながら、一応、満喫の歩きはできた。 . . . 本文を読む
赤倉山以来、まだ足尾の山が続いている。そろそろ、小休止をしたいところだ。多少、うんざりもしている。いつも「これが最後」と思いながら、出だしの気分は、今日もまた「これが最後」になっていた。今日の尾根は正直のところきつかった。エスカレートしかかっているのもまた確か。ちょうどいい機会になるかもしれない。そんなことをここで記しておきながら、また足尾の山を歩いていたりして。 . . . 本文を読む
今回は足尾の山の定番コースを歩いた。自分には久しぶりのコースだった。長いが展望のいいコースだ。ただ、履物選びに失敗し、それが苦になって、展望を十分に楽しめなかったのが心残りでもある。こういう場合、いつも歩き直しといったパターンになる。雪の時期に歩いたことはない。小春日和の日を選んで出かけてみるのもおもしろいかもしれない。 . . . 本文を読む
同じ足尾でも、今回は日光というよりも袈裟丸寄りの方に目を向けた。地形図を見ているだけでも、多くのの尾根がある。一つずつ片付けていたらそれだけで終わってしまいそうだ。とりあえずは、顕著に見える尾根をメインで歩いてみよう。今回の南東尾根、地味な尾根ではあったが、防火帯の存在がこの尾根を特徴づけていた。この防火帯に行きつく尾根もいくつかある。ここもまたクセになりそうなところが恐いところでもある。 . . . 本文を読む
またまた足尾の山である。気になると、早々に片付けてしまわないと先に進めない性格なのである。今回の尾根、当初から課題にしていたわけではなく、途中から出てきたような課題だ。人のウワサや記事で済ませて、じゃやめておこうは楽だが、自分の足で確かめた方が、すべての面で納得する。そして、今回も自分の足で納得した。
そろそろ、他の山域にでも足を向けようか。山の紅葉も終わって、ある意味、これからは余計な期待も持たずに登れるというものだ。
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引き続きの赤倉山である。昨年も同じようなことをやっている。足尾の町内からさほど離れずの位置にあって、危険ルートも含めて、いろんなルート取りをできそうな面白さがこの山にはある。松木川の方に入ってしまうと、未踏尾根もまた数知れずにあるのだが、どうも深過ぎの感がある。その点、赤倉山はアクセス的には楽だ。いうなれば手頃な発見と自己満足が味わえるといったところだろうか。何といっても魅力は短時間歩きだ。今日の未踏尾根もまた面白さがあった。赤倉山周辺に関していえば、地形図を見ているだけでもまだまだ出てきそうなのだが。 . . . 本文を読む
休暇をとって庚申山。これまた紅葉目あてではあったが、半端な紅葉であった。それはさておき、笹ミキ沢の右岸尾根という、普通は考えもしない尾根を歩いての歩きだった。自分で見つけたルートではない。烏ケ森さんの考案ルートだ。その後追いでしかない。この尾根、平凡ながらも、変化のあるおもしろい尾根であった。静かな歩きを楽しむには最高だろう。その気持ちを持続させるなら、その先は、舟石新道を通ってそのまま行くか、寄り道で塔の峰に行く程度のコースプランがいいのではないだろうか。 . . . 本文を読む