里山歩きは夏が終わるまでもういいだろう。身体が悪くなる。ネタなしの近場となると赤城山になってしまう。夏の赤城山は意外に涼しいことはわかっている。どういうコースを歩こうか。久しぶりにハイカーのいなそうなところ歩いても良い。そこで思いついたのが黒檜ファミリー。それぞれに歩いてはいたが、通しでの歩きはなかった。だが、道迷いでそうスムーズに事は運ばなかった。山中の彷徨は久しぶりだったが、これはここのところ途絶えていた自分本来の歩きだ。それよりもきつかったのは、帰りの車道歩きだった。涼しいはずが、汗だくになってヨボヨボと帰還した。これからは歩きコースも慎重に検討しなくては。 . . . 本文を読む
これまで敢えて記すこともなかったが、自分の好きな色は赤で、ツツジにしてもピンクのアカヤシオよりも真っ赤なヤマツツジが好きだ。そのヤマツツジが赤城の鍋割山で見頃とのこと。それを見に行くだけではつまらないので、久しぶりに前不動を見たくなり、鍋割山登山口から登ってみた。たいした歩きではない。まして短時間だ。ヤマツツジは満開とはいえども群れているわけでもなかった。それでも、真っ赤なヤマツツジを見られて満足な歩きができた。 . . . 本文を読む
今季初の雪山というか雪道歩きは、遅ればせながらの赤城山。天気も良く、積雪もほどよく、ましてトレースもしっかりしていて楽しめた。他に期待していたのは特になかったが、小滝の氷瀑は少々がっかり。暖冬だし仕方がないかもしれない。ただ、こうなると、久しぶりに、トレースもないところをワカンを履いて歩いてみたくもなる。ラッセルだけはごめんだが。 . . . 本文を読む
この暑さ続きで、山を歩くのは億劫。身体を動かしての暑さを伴った汗をかくのは好みではない。仕事休みの日がたまたま曇りで、予想最高気温も35℃もなかった。余計なことを考えるのも面倒なので赤城山にしたが、どうせならと、荒山下にあるらしい石祠を見に行くことにした。前に下ったことのある前浅間山経由だ。急斜面続きだろうと気負ったのはいいが、意外に拍子抜けの歩きだった。歩き足りなさもあったのか、下山してからはぶらぶらと峠めぐりになった。汗はかいたものの、暑さからは一時解放されて気持ち良く歩けはした。22日には梅雨明けが発表された。これからは沢歩きに逃げるしかないか…。 . . . 本文を読む
4月29日の硯石山に引き続き、ここのところ続いていた赤城鈴ヶ岳周辺のマイナーな山歩きをまとめてみた。結果としてはさほどに面白いものではなかった。展望にも恵まれているわけでもなく、ツツジがきれいだったといったものでもなかった。自己満足な歩きでしかなかったようだ。赤城を歩くなら、やはり名前が公然とある山だろう。ただ、こんな日陰の山でも、歩く季節、時期を間違わなければ、静かな歩きを楽しめるかもしれない。 . . . 本文を読む
今回の歩きは、前回と同じ赤城でもアカヤシオ見物とは無縁だ。現に、道中で見かけたツツジはこれから盛りになるらしいミツバツツジを一株だけ。元から、ヤマツツジも含めて、今回は花は視野には入れていなかった。先日の利平茶屋から鳥居峠周回でゲップが出そうだった。もう少しはツツジ山行も小休止でいい。地味な山歩きだった。名のある山を三つ歩いたつもりでも、地理院地図にそれらの山名は記されていない。三山の記憶は間もなく薄れるだろうが、三山を終えた先が自分には気分の良いものだった。もう一度は、この辺を歩いてみたい。 . . . 本文を読む
利平茶屋から鳥居峠。平凡なコース歩きだ。いつもなら、駒ヶ岳に行ったとしても、さして面白みのあるコースではない。今回は違った。今季のアカヤシオ見物としては最高の出来具合だった。復路ではまさかのツツジトンネルにさえ出会えた。タイミングが良かったわけではあるが、もう数日早かったら、もっと新鮮でみずみずしいアカヤシオを楽しめたかもしれない。 . . . 本文を読む
今年というか、もう年明けで2023年になってしまったが、特別な山行をするまでもなく、今回記録の、今にすれば昨年の2022年は赤城山の荒山と鍋割山で終わった。雪のない赤城山はつい先日の21日でがっかりだったが、赤城山の気まぐれで期待以上だった。事前情報で積雪はかなりあるらしい。トレースがなければ歩くつもりもなく、鍋割山だけで済ますつもりだった。幸いにも、荒山もトレースしっかりで、軽い雪山気分は味わえた。今年の初歩きはどこにしようか。本格的な登山靴も買ってしまったことだし。 . . . 本文を読む
霧氷見たさに赤城山の黒檜山に。山頂にいたオジさんに、霧氷はあれだと言われたが、どう見ても霧氷とは思えないものだった。普通、霧氷はブルブル震えながら見るものだと思っているが、震えることはなかった。おそらく、気温が高かったのかもしれない。別に霧氷に執着しているわけでもなかった。寂しい冬枯れの山歩きを楽しめただけでも良しとしておこう。今度、赤城に行く時は、徹して雪山歩きの気分を味わうことにしたい。いつも雪山は赤城山というのも寂しい気はするが、遭難の危険度がごく稀というのが面倒もなくていい。 . . . 本文を読む
利平茶屋から鳥居峠。そして林道を大回りして戻る。その予定が林道崩落で狂った。後半の下りの紅葉がハイライトらしかったが、それを見ずに終わったのは残念だった。次の山行に期待したいものだが、紅葉もアカヤシオも天気やらタイミングによるところが大きい。見頃情報に合っていたらラッキーだが、それぞれの主観もある。これば現地に行ってみるまではわかるまい。 . . . 本文を読む
赤城の乙女の滝が川の流れが変わってショボ滝になってしまったようだと、瀑泉さんから情報をいただいた。しばらく行っていないから、そろそろ観に行こうかと思っていたところだった。自分の目で、それが本当なのか確かめに行くことにした。実態はショボ滝どころではなく、ただのチョロ滝に成り果てていた。 . . . 本文を読む
瀑泉さんからコメントと情報メールをいただき、赤城不動滝の石仏探し五回目になってしまった。またさまようことになる。下りかけで気になった岩があったが、この辺は岩だらけの地形。前半でだまされたから、一つ一つ探していたらきりがない。帰路で林道には出たものの、その岩だけは確認しておきたく戻ったら、何と、それがずっと探していた石仏のある胎内くぐりだった。今回でまさかの5回も探索をしたが、ネット情報にはすべて惑わされた。これもまた、自然を破壊する、何が目的かも知れず、どこにもある、いずれは使わない、整備もしない林道造りのせいでしかない。地形がおかしくなり、普通に歩いていた道も、それが消え、自分のような特別目的歩きのハイカーにはかなりの混乱が起きてしまった。皮肉にも、惑わされ続けての5回目の正直になってしまった。 . . . 本文を読む
新聞で目にした赤城不動大滝の岩穴の石仏記事。是が非でも見たかった。だが、どこにあるのか皆目分からなかった。前半二回はガセネタに惑わされ、三回目は根拠もなく林道下との思い込みで失敗。そして四回目。場所はようやく特定できていたが、主観的にはかなりの危険エリア。これは行って分かったことだ。岩穴の場所はネタ元に出ているから、敢えて隠しもせずに出したが、ここまでやるのはお目出度い自分だけのような気もするが、もし、件の記事を目にしてその気になっている人がいたとしたら、私としては、行くのはお薦めしない。だが、それも自分のレベルでの話である。うまく見に行けたなら、ルート図も併せ載せていただきたいものだ。 . . . 本文を読む
いつもながらの赤城山。迷ったら無難に赤城山。正月早々に体調を崩して山歩きどころではない消耗しきった身体になっていた。地元の山をハイキングして少々のリハビリをしたが、そろそろ「登山」に切り替えようと思って決めたのは荒山と鍋割山。半分無難な気持ちで向かったものの、途中ですぐにバテ、一山だけにしようかと思案する始末。そこで出会った方に肩を押されるように二山となったが、やはり患い後の身体にはしんどかった。 . . . 本文を読む
暑い盛りに自分が歩けるものかどうか試してみることにした。結果は汗だくでゼーゼー。荒山にも行くつもりが、その気は鍋割山に行く途中で断念した。しばらくの山歩きブランクもあったかもしれないが、これが暑さのせいなのかどうか、体力の低下なのかはわからない。いずれ、涼しくなったら試してみよう。歩けないようなら、これまでとは方向転換を意識した歩きをするしかあるまい。 . . . 本文を読む