たそがれオヤジのクタクタ山ある記

主に北関東の山を方向音痴で歩いています。山行計画の参考にされても責任は負いかねます。深慮せず軽く読み流してください。

庚申山。ゆったり歩きで満喫。

2013年11月04日 | 足尾の山
◎2013年11月1日(金)

銀山平駐車場(6:21)……笹ミキ沢右岸尾根取り付き(7:00)……1261m標高点付近(7:45)……1462m標高点付近(8:27)……舟石新道横断点(8:55)……庚申山・お山巡りコース合流(9:22)……(お山巡りコース)……一般コース合流(10:30)……庚申山山頂(11:06~11:30)……庚申山荘(12:18)……天下見晴(12:40~12:50)……庚申山荘・昼食(13:03~13:33)……庚申七滝(14:13~14:34)……一の鳥居(14:35)……駐車場(15:25)

 連休中は仕事がらみの用事で長野方面に行く。中日の3日だけはフリーで、地元の山に行く計画を立てていたが、長野県の天気予報では傘マークが入ってしまった。天気次第では行けなくなるかもと、出発前の1日に休暇をとって山に行くことにした。候補として、先日の赤倉山の北側の尾根でも早々に歩くつもりでいたが、足尾のRRさんからのコメントをいただき、該当尾根は「試練の尾根」とのことだ。地形図を見る限りは岩場がかすめている程度にしか見えないのだが、体験者のRRさんのことでもあるし、RRさんの言う試練は、一般者にはどんなものか、推して知るべしであろう。あっさりと、今回は持ち越しにした。
 昨年歩いた庚申山下の紅葉がきれいだったことを思い出した。庚申山にしようか。これもまた烏ケ森さんの後追いではあるが、笹ミキ沢の右岸尾根歩きというのも残っている。この機会に片づけてしまおう。その先は、中倉山尾根、塔の峰尾根に向かうことも想定できるが、現地対応にしよう。そのまま庚申山山頂に行くとなれば、右岸尾根の先は、あの大嫌いな「お山巡りコース」に合流となる。その場合は、同コースの最後の歩きとしたい。

(朝陽をあびて)


 かじか荘上の駐車場からの出発。自分と同じ紅葉目当てか、平日なのに車が他に3台。気温3℃。象山はまだ陽があたらず黒く見え、紅葉の度合いは確認できない。ゲート前にも2台。林道周辺の紅葉は今のところいい感じだが、眩さはない。淡くも見え、終わったにも見える。やはり、今年はダメかなあ。昨年の11月に塔の峰に行った際には、林道界隈の紅葉は黄金色に輝いていたのだが。陽があたりはじめている上の方はきれいだ。そこそこに楽しめるだろう。

(ここから登ってみた)


 笹ミキ沢に到着。この尾根末端からの登りはしんど過ぎる。ヘタすれば転がり落ちる。先に行く。法面を過ぎ、石垣となる。その石垣の切れ目から入った。以前から見当をつけていたところだ。傾斜はいくらかましだが、それでも急斜面ではある。早々に息が上がった。ここは陽があたらないためか、地面もグズグズしていて、滑りもする。木の根をつかんでの登りになった。早々に汗をかいた。

(右手から陽が入り込み、いい感じだ。実はここ、かなり急斜面だ)

(つい、歩きも鈍くなる)


 右手・笹ミキ沢側は陽があたって、黄赤の葉が輝いている。その先に1286mのピーク。沢音はまだ高い。小ぶりの岩が点在している。20分ほど登って、ようやく急傾斜はおさまった。踏み跡を見つけた。泥筋の中に人の足跡があった。庚申山に行くのに、こんな尾根を歩く人はいまい。作業関係者だろう。先日の赤倉山もそうであったが、最後までマーク、目印の類はなかった。また急になる。岩場も出てくるも、簡単に巻ける。しばらく紅葉を見ながら登る。樹間から塔の峰がちらちらと見え、かなり下には、笹ミキ沢の青い淵も覗いている。沢音は次第に低くなった。左・林道側の視界はない。林道に落ちる斜面が続いているだけだ。

(塔の峰方面の山並みが覗く)

(標高1261m付近)

(1300mあたり。この辺の紅葉が最高かも)

(左・庚申川方面)


 傾斜は落ち着き、尾根も一本調子になった。快適というほどのものではないが、渋い感じの尾根である。危険個所もない。1261m標高点付近を通過。木の根がはびこっている。単調な尾根登りがしばらく続くようになる。急になったり平坦になったり、狭くなったり広がったり、果てまた、明るくなったり暗くなったり。塔の峰方面がはっきりと見えてくる。カラマツらしき木の黄色が主で、赤はかすかにある程度。あちら方面の紅葉はダメだな。今、1300mを越えている。この辺が紅葉も一番きれいなようだ。賑やかになってきた。歩程も遅くなる。左の色づいた斜面は緩くなって湾曲気味に下っている。庚申川対岸の山並みも見えるようになった。

(笹原に飛び出した)

(標高1462m付近)


 ふいに、灌木帯から抜けて笹原に出た。驚いたシカが2頭、警戒音を立てて沢の方に駆け下りて行った。ここはいい感じだ。ちょっとしたスポット。庚申川側の色づきが広がっている。尾根型は左寄りになった。明るい灌木の中の歩きになり、ようやくほっとした感じ。傾斜のない木立ちの中、1462m付近を通過。この先で手間取った。正面に植林らしき薄暗いところがあり、そっちではないだろうと、右の高みに進んだが、高みの先が切れている。戻って、植林の方に向かう。こちらもまた急斜面で先が見えない。はてどうしたものか。方向としてはさっきの高みの方が正しい。また戻る。ここを下ったら、とんでもないことになりそうだなと思ったが、よく見ると、鞍部らしきところが見えている。回り込んで下る。15mほど危うく下った。振り返ると大岩だった。何事もなかったように、尾根は続いていた。ルート探しのうろつきで15分ほどロスした。正面に庚申山の一角が見えてくる。

(舟石新道に合流。左右を新道が通っている)


 右手の笹ミキ沢が上がって来ている。もう、水流はない。そろそろ舟石新道との合流点だろう。この辺まで来ればもう安心だ。どこからでも逃げられる。尾根筋のシカ道の跡がはっきりしてきている。一旦消えていた笹がまた出てくる。杭のあるところに出て、舟石新道に合流。左右を新道が通っている。色が落ちたブリキマークと林班界標識。しばらく休憩。
 特別な意味もなく、塔の峰方面に行くのはやめにしていた。紅葉も期待できまい。結構、疲れもした。この先、庚申山の一般道に合流するが、心底嫌な「お山巡りコース」になる。何で、あんなところにコースを造ったのか、コウシンソウと八犬伝か?あの通過が恐いのである。恐いもの見たさの気分は出てこない。笹ミキ沢を登って、塔の峰から来る稜線に出ることも考えたが、ここまで来て、あの、ごちゃごちゃしたヤブや倒木続きを歩くのもまたうんざりものだ。ましてや、笹ミキ沢上部の様子もさっぱり分からない。となると、やはりお山巡りコースとなる。笹ミキ沢上部は、改めて体験することにしよう。

(そして、左から一般道が上がってきた)


 そうと決まればといった安直な気分ではない。気を重くして腰を上げる。時間はまだ9時だ。心なし、踏み跡は明瞭になった。笹尾根が続く。20分ほど登って、一般道に合流した。何かを掲示したのか、鉄の棒が立っている。眺望もやや良くなった。上の方は紅葉も終わったみたいだ。というか、無しのままだったかも。間近の葉はすでに枯れている。まあ仕方がない。どこに行っても同じだ。半分以上は期待しないで来ている。これから先、ハイカーに出会う可能性もある。ガチャガチャ鳴らして歩いているのも何だしと、鈴を1個外す。

(庚申山も見えてくる)

(そしてはっきりと)

(断崖の間に通る橋)


 コウシンソウ目当てに春に歩いた時よりも踏み跡が若干薄くなっている感じがする。このコース、何度も通う人はいまい。自分も、ここは、今日が最後の歩きにしたいと思っている。塔の峰から続く尾根が右手のすぐそこに見えている。あっちに行っちゃおうかと思ったが、思っただけで終わった。しばらくは笹の間を歩いた。尾根を直登せずにゆっくりと巻いている。階段を登ると大岩が出てくる。そろそろおいでなすったか。
 お山巡りコースのこと、詳細は記すまい。通過に一時間以上かける体たらくである。備え付けのクサリやロープに頼りっぱなしであった。とてつもなく長く感じ、その間ずっとビクビク、ガクガク、冷や汗、うんざりものであった。登っているのか下っているのか分からない感覚。すぐ左下に宇都宮大学の山荘が見えた時はげんなりした。途中、岩の上に座って塔の峰を眺めた。別コースとの合流点には、本コースのことを「この先は上級登山者向き。初心者のかたはご遠慮ください」と記された掲示があった。中級者で高所恐怖症の自分にも不向きと言える。二度とこのコースを歩くことはあるまい。汗びっしょり。

(山頂は間もなく)

(庚申山山頂)


 下山する2人組に出会う。ここもまた単調ではない登りが続く。岩スレスレもある。展望地があった。上がってみると、オロ山が見えていた。写真を撮ろうとしたが、身体ひねり技になるのでできなかった。黙々と登る。展望地には何人かいるだろうか。

(展望地から1)

(展望地から2)


 山頂に立ち寄って、そのまま展望地に向かう。だれもいなかった。いつもの眺め。だが、今日は、尾根のヒダ一つ一つをカメラに収めた。松木川北側の尾根が気になっている。後で分析しようという心づもりだが、これを実践したことはない。腰をおろそうとしたら、霜柱ができていた。気温は3℃。もしかして、出はじめからずっと3℃だったんじゃないのか。温度計はどうも信用できない。そんな時期なんだなと、石に腰をおろし、タバコを吸っていたら、オッサンが鋸山の方から上がってきた。ヘルメットをかぶっている。皇海山にでも行っての帰りかなと思っていたら、予定は鋸山。六林班峠で帰るつもりだったが、ヤブがひどくて先に行けなかったそうな。今日はヘルメットまでかぶって、万全の格好で来たのに残念だったと。鋸山十二峰のどこらまで行きました?と問うと、おもむろに地図を出した。見慣れた地図の刷り出し。「それ、烏ケ森さんのじゃないっすか?」と聞くと、「知っているの?」と逆に問われた。「有名じゃないっすか」と返答し、その場はそれまでとしたが、その他の話題に転ずると、ヘルメットオジサンは松木川のことを知らなかった。烏ケ森さんの愛読者層も幅広いようだ。

(下りすがりに)

(庚申山荘)


 お先に下るとする。まだまだ時間は早い。せめて「天下見晴」と「庚申七滝」くらいには寄っておこう。下りかけると、元気のいい3人組が上がって来た。オッサンが1人、1人、2人と続く。普通のコースも、上部は岩場があっていやらしい。庚申山そのものは、紅葉はお終りのようだ。それでも、あきらめきれずに「天下見晴」まで行って、庚申山の紅葉を確認しておこうという腹づもりなのである。庚申山荘に着き、天下見晴に向かう。六林班峠に至る道だ。

(天下見晴は左。逆光にて失礼)

(見晴台からの眺めよりも、この辺の紅葉がきれいであった)

(見晴台はそこ)

(天下見晴から庚申山)

(同じく塔の峰)

(付録。参照まで)

(こちら、袈裟丸山方面)


 途中から左の尾根に登って天下見晴。標識はある。何年か前に来たことはある。岩場を登って到着。庚申山に色付きはない。やはり「天下の見晴らし」ではなかったなぁ。せいぜい、カラマツの黄色が出ているだけ。確認できただけでも良しとする。紅葉はどうでもいいが、ここからは塔の峰が正面に見えている。そちらの方の展望に惹かれた。歩いた笹ミキ沢の右岸尾根を目で追って行く。目立たない尾根である。ここからでは、その背後に笹ミキ沢があること自体、窺い知れない。しばらく、ここでのんびりする。ヘルメットオジサンは、富士山が見えたと言っていたが、全然、見えないじゃないか。それでも、のんびりとした、いい時間を過ごした。

(左手の黄色を見ながら山荘に戻る)


 黄色に見えていた左斜面を眺めながら下る。気持ちのいい歩きだ。庚申山荘に戻り、ラーメンタイム。湯を沸かしているとヘルメットオジサンが下りて来た。天下見晴に行って来たと言ったが、どうもお分かりではないようだ。続いて3人組。イントネーションからして栃木の方のようだ。賑やかだ。この2組、駐車場に着くまでに何度が行き交う。今日のラーメンは、コンビニで買ってきたサッポロ一番しょうゆ味だが、これもまたおいしく感じない。好きなのは出前一丁だが、最近、あまり見かけない。

(下る)


 次は、庚申七滝でも見ようと下る。途中で、登りの単独1名。山荘泊まりだそうだ。明日は、ヘルメットオジサンの言う、鋸山までのヤブに苦戦するのだろうな。本当は、この鳥居までの、沢沿い区間の紅葉を期待していたのだが、どうもくすぶっている。遠い紅葉はきれいなのだが、近いのは冴えない。色づきを見る限りは終わりかけだ。それでも、ここの歩きは、自分にはいつも癒しの歩きになっている。

(七滝の最初の滝。実はこれでおしまい)

(橋が落ちて先に行けない)

(奥入瀬の眺めとまではいかないが)


 鳥居の前で庚申七滝に向かう。案内板があって、歩道伝いに行くとする。滝が見えた。だが、行けるのはそこまで。その先、通行止めになっている。見事に橋が落ちている。先まで行って、沢まで下りてみたが、滝は見えない。振り出しに戻って、反対側の遊歩道を下ってみたが、ここもまた、さっきの落ちた橋の先には行けない。もう、疲れている状況なので、沢を渡ってまで、滝を見に行く気にはなれない。戻る。

(一の鳥居)

(林道の紅葉1)

(林道の紅葉2)

(駐車場に到着)


 一の鳥居の前に出る。山頂手前で出会った単独氏が下って来ていた。あとはひたすらの林道歩き。ところどころでいい感じの紅葉を見かけたが、この状態では、これで十分だろう。薄日がさしている状態だ。からっと日が照っていれば、印象もまた違うだろう。
 駐車場に到着。元気な3人組は帰る準備中。そこに、自分と、ヘルメットオジサン、そして、鳥居の単独氏が帰ってきた。ほぼ同時だったみたいだ。ヘルメットオジサンは最後までヘルメットをかぶっていた。
 えらく時間をかけて歩いた庚申山だった。9時間か。こんなのは初めてだ。でも、紅葉はともかく、いい歩きができた。満足している。でも、足裏がかなり痛くなってしまった。

 帰りがけ、草木ダムに寄り道。先日、森山から渡された地図を元にキノコ採り。代わりに採ってきてくれと言われた以上は仕方がない。手書きの地図はズサンなものだった。目標を探しながら行ったら、沢入駅に出てしまった。かなり行き過ぎ。電話を入れた。七面倒くさいことを言い始めた。もう日没だ。ヘッデン点けて、クマにビクビクしながらキノコ採りでもないだろう。こんな始末になるのだったら、かじか荘でゆったりと風呂に入ってくれば良かったと後悔してしまった。


(本日の軌跡)

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平24情使、 第921号)」

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10 コメント

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天下見晴 (みー猫)
2013-11-04 22:59:39
こんばんわ。
金曜日だったんですね。たぶん来年ですが、天下見晴には行ってみたくなりましたので未踏区間つなげるのにも楽しみが出来ました。6月末に皇海往復時よりもヤブは大分成長したようで、早いところ行っておいて良かったかな。前回、笹ミキの後だったからあまり感じなかったお山巡りですがやはり苦手です。長丁場お疲れ様でした。
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庚申山 (ハイトス)
2013-11-05 00:34:20
おばんです。
赤倉北尾根は止めて正解でしょうね。
危険区域には立ち入らないようにしましょう。

今回解せないのは大嫌いな「お山巡りコース」とのこと。
たそがれさんはここが苦手なのですか?
普段歩いている箇所からすると意味不明ですが。(笑)

天下見晴は自分も行ったことがないので興味有りですね。
庚申山や塔の峰方面を眺めてみたいものです。
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みー猫さん (たそがれオヤジ)
2013-11-05 05:50:37
みー猫さん、おはようございます。
未踏区間とは六林班峠がらみでしょうか。あの区間は非常に退屈ですよ。同じ光景が延々と続きますし、崩壊地もいくつかあります。
天下見晴はかなり庚申山荘寄りですから、あれがもうちょっと峠寄りだったら、いい休憩スポットになるとは思うのですが。
天下見晴は、庚申山の紅葉を見るためのスポットのようですが、自分から言うのもなんですが、360度の展望を楽しめますから、庚申山方面に行かれるなら、ぜひお立ち寄りくださいな。
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ハイトスさん (たそがれオヤジ)
2013-11-05 05:57:24
ハイトスさん、おはようございます。
ハイトス隊はお山巡りコースをさらっと歩かれていたようですね。信じがたいものがあります。
ああいう、高度感がある切れた断崖歩きは大の苦手とするところです。文中にも記しておりますが、もう、二度と行くことはありませんよ。
赤倉山の件の尾根については、どんな試練が待っているものか、興味はあるのです。取り付きからいきなりということはないでしょう。偵察ぐらいはできると思っております。
ハイトスさんも天下見晴は行かれたことがなかったようですね。機会がありましたら行ってみてください。塔の峰方面の尾根筋もはっきりと見えますよ。
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Unknown (でん)
2013-11-05 18:35:11
たそがれオヤジさん、こんばんは。
タイトルにもあるように「満喫」されたようですね(^^)
高いところがダメなのは意外です(@_@)
私も好きでないですがね。

そうそう、
松木川北の尾根、私もずっと気になっています。
近いうちに・・・と思っていたところでした。

気になるのは松木川なんですけど今年の水量がどうなのでしょう?
この時期が一番少なくなると思って、この時期まで先延ばししてたのですが
週間予報を見ても来週はグンと気温も低くなるようですね。
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でんさん (たそがれオヤジ)
2013-11-05 20:55:14
でんさん、こんばんは。
でんさんも、松木川北側の尾根、興味ありですか。
私も、県境尾根以外には三本ほど済んでいるのですがね。国境平へのショートカット尾根と1828mに出るやつ、付録でモミジ尾根。
でんさんのお歩きを拝見していると、結構、手ごわい競争相手になりそうですなあ。
狙い尾根は、先に行かれると立場がないので、黙しておきましょう。お察しはつくと思いますが。
松木川に足繁く通っているのではないので、水量の程度はさだかではありませんね。例年並みとしておきましょう。ただ、冷たいですよ。この時期に、水を漕いで歩いて、モミジ尾根に登ったら、いきなり痙攣を起こしたことがありますよ。冷水のせいでしょう。
器用な方は、水もかけずに歩くようですね。これはなかなかできませんわ。

私、高いところというか、断崖に立って、下を見下ろすのは大の苦手です。クラクラしてしまったら、それでおしまいでしょうね。

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Unknown (ぶなじろう)
2013-11-05 22:55:31
今晩は。
昨年以下(紅葉)との事ですが、かなりのクリーンヒットではないでか!写真にキレがあり、どうやったらこんな風に写るのかと感心してしまいました。
塔ノ峰から縦走した時に、笹ミキ沢最上部はとても明るく平和な源頭部に見えました。笹ミキ沢源頭から石塔尾根へは笹がやや深いもののナダラカで、庚申山へ連なっておりました。
ああっ、余計な講釈でした。
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お山巡りコース (瀑泉)
2013-11-06 01:28:01
笹ミキ沢右岸尾根,お疲れ様でした。
記事を読んでいて,一の鳥居から庚申七滝までの道路脇の紅葉が,中々良かったのを思い出しましたヨ。
ところで,以前の庚申山関係の記事を読んだときにも「?」と思ったんですが,「お山巡り」ってそんなに怖いですかネェ。。。と申しますのも,数年前,自分も庚申山の下山時に利用したんですが,生憎,ガスってしまって全く周辺が見えず,でもって鎖やハシゴはシッカリ整備されていたので,全く恐怖すら感じず,「上級者コース」を謳っているのに,「こんなものか!」と思った記憶があります。まぁ,自分も高所恐怖症なので下が見えていたら感想も違っていたのかも知れませんが。
難所を幾つも突破しているたそがれさんをして,あのコースって怖いものなんでしょうか???
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ぶなじろうさん (たそがれオヤジ)
2013-11-06 05:33:29
ぶなじろうさん、おはようございます。
「余計な講釈」ありがとうございます。おかげさまで課題ができましたよ。
新道から笹ミキ沢に出て、源頭を訪ね、石塔尾根、または塔の峰尾根に出てみるのも趣向がありそうですね。いずれ歩いてみましょう。
他人様よりも多く歩いているわりには、その辺の調査を怠っているとは失態ものです。

写真のキレですか。大したキレなんかないじゃないですか。毎回、下手くそな写真の選択に迷っていますよ。

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瀑泉さん (たそがれオヤジ)
2013-11-06 05:39:43
瀑泉さん、おはようございます。
お山巡りコース、私には怖いところなのですよ。みなさん、不思議がっているようですが、本当に断崖をかすめて歩くのは大の苦手です。
瀑泉さんは、ガスがかかっていなくとも、平気でしょう。
白馬岳に行った際、寝そべって断崖の下を覗いた時、クラクラとしてしまい、以降、下山するのが怖く感じていたほどです。

おっしゃる通り、一の鳥居の先の紅葉はきれいですよね。真っ赤のもかなりありましたが、写真を撮ろうにも、どうしても人工物やら電線のようなものが入ってしまって。
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