日光男体山に行った。この時期は入山禁止で正規のルートからでは入れない。さりとて北側からでは林道も閉鎖され登山口まで延々と歩くことになりそうだ。ここは、だれでも使う奥の手を使って登るしかない。他人様の敷地に勝手に脇から入り込むのと同じだが、だれもがやっていることと思えば罪の意識もまた薄くなってしまう。それはともかく、今回の歩きほど疲れた歩きはここのところの比較にはなかった。積雪が多かったというわけではなく、単に息切れがひどくて時間もかかり過ぎたということだが、病み上がりというよりも年齢的な体力の衰えをつくづくと感じてしまった。 . . . 本文を読む
せっかくの三連休だし、中日の天気も保証されていたので、ちょっとばかりの遠出のつもりが、腰を痛めてしまった。これで予定はあきらめたが、せっかくの天気ももったいなく、ふと宝登山の観梅歩きはどうかと浮かんだ。長瀞アルプスそのものは名前負けで、一回歩けばそれで十分だが、不動山をかけて歩こうと思ってもどうもぱっとした歩きは想定できない。結局、観梅目的で他には目をつむったが、それなりに観梅を楽しみ、春の訪れを感じただけでも良しとしておこう。 . . . 本文を読む
四年前に歩いた茨城の加波山。その時に気になっていた燕山を経由して北に下ってみることにした。かなり長いふれあい道歩きだったが、考えてみれば、時節も何も考えずにただ歩いただけのことで、歩いた路線は山桜や山ツツジの名所だということは後で知ったこと。その時季に合わせて歩いていれば、もっと味わい深い、楽しめる歩きができたかもなとちょっと後悔している。ただ、改めて…となると、きっとためらうことだろう。 . . . 本文を読む
赤倉山に続いて、その界隈三枚の山名板を作った。都合四枚となるが、こうなると異常としか思えない。その三枚の取り付けにまた赤倉山に向かう。ついお仲間に声をかけたくなった。そしてご参加いただいたのは7名の諸氏。傍からみれば、ご苦労さまなこったという思いもあるだろうが、製作者としては同行いただけただけでもうれしいもの。なぜ、赤倉山に集中するのかということになるが、気分的にここのところ中倉山から離れつつある。俗化しつつある中倉山を見るのは忍びない。まだその域に達していない赤倉山というわけだ。中倉山からの展望はすばらしいものだ。まして、この時期の雪をかぶった山々を眺めると神々しさすら感じる。赤倉山にはそれがない。それゆえ、赤倉山はまだまだ安泰だといった感じすら出てくるのだが。 . . . 本文を読む
関八州見晴台は行ったこともなく、頭の片隅で懸案箇所になっていた。ふとしたことから思い出し、行く気になったが、ありきたりのコースで行くのも何だしと、北川尾根というのを見つけた。ここから行ってみるのはどうだろう。結果、ただの植林の急登尾根ではあったが、自分なりそれなりの面白さはあった。ただ、その先、そしてその下りはまったく既製品コース歩きになってしまった。里山歩きに不平不満は付き物だ。前半部だけでも嫌気がささなかった分、〇としておこう。 . . . 本文を読む
いつもならスノーハイクが楽しめる赤城山も、今季は雪も少ないのか、荒山、鍋割山で雪山歩きに接することはできなかった。せいぜい、雪道を歩いたといったレベルだろうか。まぁ、自分の足には十分に見合った歩きができたと思えば、それはそれで良いというものではあったが。 . . . 本文を読む
先日の赤倉山山名板取り付け。年明けへの持ち込みは避けたかったから行ったが、実は今回の宍戸アルプス歩きもまたできれば年内と思っていた。自分にはまだリハビリ歩きが必要なレベルだし、それには手ごろな歩きに思えたからだ。正直のところ、宍戸アルプスのことをあなどっていたところもあった。ただ、自分のコース取りの関係もあるが、最後できついヤブに出くわすとは思いもよらなかった。道型という人の気配のあるヤブがあんなに精神的にまいってしまうものなんだなと、ちょっとした一面を覗いたところもあった。自分なら、道型のない、方向感覚だけはしっかりした明瞭な尾根ヤブ歩きの方を選びたいと改めて思った次第。 . . . 本文を読む
4か月ぶりの足尾の山歩き。もっとも目的があった。赤倉山の山名板の取り付け。事故があって出来ていた板もそのままになっていた。せっかくだし、ただの既成ルートを歩くのではつまらない。歩いたことのない尾根を選んでみたが、傾斜は予想以上にあった。今の時季だからからっとした中で歩けたが、上り使用の尾根は、密な枝ヤブからして、深緑の季節ならかなりのヤブに苦戦することになるかもしれない。その意味では、今歩いて良かったのかもしれない。 . . . 本文を読む
目的は温泉ゆったり。ついでが武甲山歩きだった。今回の往路コースは大分前に復路として歩いたことがあるような気がするが、はっきりとは覚えていない。軽アイゼンで雪の上を歩いたことだけは確かだ。奥武蔵の山もまた雪のシーズンになりつつある。これからは凍結もあって、滑り止めが必携だろう。武甲山そのものは短時間ながらもやや満足の歩きを楽しめた。ただ、肝心の主目的の温泉は、やはり日帰り温泉の宿命か、カラオケガンガンのせいでくつろぎの場にはなっていなかったのが何とも残念。 . . . 本文を読む
茨城の山を歩いた。吾国山と難台山。予定ではこれに愛宕山が加えていたが、予期せぬ思い込みによるトラブルで立ち寄ることができなかった。しかし、長くてきつい道中だった。アップダウン続きには飽き飽きもした。こうなると苦痛以外の何ものでもないが、既成のコースを歩き切ることはできなかったものの、一応の満足な歩きができ、ある程度の自信にもなった。今回の歩きで残した課題、そして新たにできた課題は早いうちに解消することにしようかと思っている。 . . . 本文を読む
標高的に手ごろな仙人ヶ岳に行った。コースは足利市で紹介されている一般的なコースの歩き。しかし、上りに使用した尾根は歩いて間もなく岩混じりの尾根になり、部分的にヤセもあった。特別に緊張することはなかったが、それ以上にまいったのは起伏の多さだった。下りには要注意と思ってはいたが、それが帰路ではなく往路でも要注意だった。さほどにきれいな紅葉ではなかったが、一応の色づきの中を気持ちよく歩くことができた。 . . . 本文を読む
太田の紅葉情報で見た「見頃」をわざわざ確認に行って来た。どういう感覚で「見頃」やら「色づき始め」にしているのかは不明だが、それぞれに、桜と同様に基準となる樹でもあるのだろうか。ただ、「見頃」とされたスポットは、いずれもどこが? と疑いたくなるような紅葉具合だった。 . . . 本文を読む
桐生崇禅寺のモミジ見物が目的で出かけた。それだけではおもしろさに欠けるので無理に経塚山を加えて歩いたが、この尾根歩きも経塚山もさらに先に行かないと面白くもない。だが、それをやると、戻って来ることにもなるのでそのまま弥陀の小径を経由して崇禅寺に向かった。やはり予想通りに早いモミジではあったが、賑やかになる前の色合いもまたおつなもので、一応に満足できた。 . . . 本文を読む