
◎2025年2月17日(月)
みかも山公園のホームページの中に「花情報」というコーナーがあり、それを見ていたら、フクジュソウやセツブンソウが咲き始めたとあった。特別な用事もなく、当日は暖かそうなこともあって、三毳山歩きを加えて行ってみることにした。
三毳山に最近行ったのは去年の10月。残暑が長引き、暑さの中でバテバテになり、南口から中岳往復がようやくだった。季節はすでに秋なのに、車に戻ると、すぐにエアコンの始末だった。
「咲き始めた」のは11日のことで、数日暖かい日が続いているので、つい見頃かと思ってしまう。現に、これを記す直前にHPを見直すと、「セツブンソウ見頃」とまでのレベルになっている。だれだって期待しない方がおかしい。
今回は東口からまずは青竜ヶ岳へ。福寿草もセツブンソウも東口側の湿性自然植物園と野草の園に咲いているようだから、下山してからゆっくりと回ることにする。
(湿性自然植物園)

(ミツマタ)

湿性自然植物園を経由して青竜ヶ岳へ。湿性園はザゼンソウとミツマタのエリアになっている。ザゼンソウは小さな芽を出し、ミツマタは開花直前の写真が出ていた。ザゼンソウには気がつかなかったが、確かにミツマタは見かけた。写真に近い開花状態だった。だが、自分にはさほどに興味のない花なので、少しばかり足を止めて写真を撮っただけ。
(収穫もなく青竜ヶ岳へ)

(中岳だろうか)

(山頂直下)

(青竜ヶ岳)

遠回りしてしまったが、湿性園を離れて青竜ヶ岳に至る道に入る。歩幅は合わないながらも擬木の階段もあって歩きやすい。前方をオバちゃんが歩いている。歩き慣れているのか、決してノロい歩きではない。あの方に付かず離れずに歩くことにしよう。その間、休んでいるハイカーが数人いた。
こちらはコース道どおりに行くものとばかりに思っていたが、左にカーブしてやがては尾根に至るところで、オバちゃんは直進して踏み跡のある斜面を登って行った。オバちゃんは青竜ヶ岳ではなく、かたくりの里に行くようだ。自分はそのままのコース道で青竜ヶ岳に向かう尾根に出た。
(展望はさして良い方ではない。赤城山が見えるくらいか)

青竜ヶ岳にはだれもいなかった。今日の陽気は、暖かいというよりも暑いくらいで、シャツ一枚になった。股引も脱ぎたいくらいだったが、いつだれが登って来るかも知れず、それは自制した。セルフ写真を撮ったり、水を飲んだりしていると、反対側から例のオバちゃんが登って来た。なるほど、迂回してショートカットする道があるのか。敢えて聞きはしなかった。本当は知りたかったが、交流を避けるかのような雰囲気があったので聞けなかった。
(下って中岳へ)

(車道に出る)

(みかもの関跡)

(ここにも東屋)

(中岳への登り)

(中岳)

下る。三毳山歩きを堪能するのが目的ではないが、神社は無理でもせめて中岳くらいは登っておきたい。平日なのに、何人ものハイカーと出会った。ところどころの、車道脇の東屋には休んでいる方が必ずいる。三毳の関を通過して中岳へ。いつもなら、あんなところでもきついはずだが、土曜日に赤城に行っているからか、立ち休みもしなかった。やはり、歩く頻度だろうか。
中岳にもだれもいなかったが、休んでいる際、青年が東口の方から登って来たが、そのまま神社の方に下って行った。
(直進ではなく右に下ってみた)

(歩きやすい道)

(車道が見える)

(少しばかりの車道歩き)

東口に向かって下って行くと、すぐに右に道が分岐し、標識には「東駐車場1,000m」とある。そのまま直進でもOKで、そちらの標識には「東駐車場800m」とあり、右の道は歩いたことがないような道だったのでそちらに下ってみる。整備されたしっかりした道だ。車道が見え出すとクネクネ道になった。
車道に出た。「車道」という言葉を使ってはいるが、舗装された道なのでそう思っただけのことで、実際は進入禁止なのかもしれない。車を見かけることはなかった。
ここもまた、トイレをはさんで上下道になっているが、いずれ合流するのだろうと下の道を行った。ここで、「野草の園600m」の標識が現れた。
(野草の園へ)

(福寿草を「見つけた」)

(こんなもの? これから咲くのもあるが)

(ポツポツと小さな福寿草はある)

野草の園ゾーンに入る。軽装で歩いている人が何人かいる。左右のロープ外の花を見逃さないようにじっくり見ながら歩いた。小さな福寿草がまばらに点在している。茶の枯れた落葉に黄色だから目立つが、花はまだ小さく、よほどに注意しないと、見落としで通り過ぎてしまうかもしれない。群生状態かと想像していたが、それは自分の勝手な思いゆえ、少々残念。もしくは、ちょっと早かったのだろうか。
(何か知らないが、これはきれいに開いていた)

(ザゼンソウ。見たのはこれだけ)

福寿草が途切れたところで、今度はセツブンソウ探し。これには苦労した。知らない花を見つけたが、セツブンソウらしきものはないままに再び湿地園に入り込む。何だか知らないが、やせた白菜の葉っぱのようなものが見えた。一応、写真に撮ったが、帰ってから、みかもHPの写真を確認すると、撮影場も同じまさにそのザゼンソウで、葉は写真よりも増えていた。
(かろうじて見かけた。これを撮っている方がいなかったら素通りしていた)

(セツブンソウもまた限定版のようだ)

(寂しいねぇ)

セツブンソウを見ないままに戻る。駐車場に向かおうとしたら、重そうな望遠カメラで何やら植物を撮っているジイさんがいた。もしかしてと行ってみたら、セツブンソウだった。これでは、福寿草以上にわかりゃしない。小さ過ぎる。まして、天気の良い日なら、すっきりとは見えずに、よほどに花好きでなけりゃわかるまい。セツブンソウはさほどに多くはなかった。
(万葉庭園で。紅梅はツボミだが、これはシダレウメのことか?)

(白梅。この樹だけだった)

(アップで)

(ここまで来てこれだけだったのでしつこく)

(むしろ、雑草の中に咲いている小花が可憐に見えた)

一応、見るべき花は見た。さりとて、これでは物足りないなと、車で西口に移動して万葉庭園へ。HPには、見どころの花は、ハクバイ、マンサク、シダレウメ、ロウバイとあった。駐車場からさんざん歩いたわりには、見たのは白梅の咲く樹を一本だけ。紅梅はまだツボミ。
ロウバイを見たかったが、もうこんなものかと、南口でも見られるらしいがやめた。先月は宝登山、今月は桐生の梅田でもロウバイは見ているから、改めて行かずともいい。三毳山に関しては、今日の結果からして、盛りは知らないものの、たいしたものでもないような気がする。
ホームページにだまされた気分になってしまった。HPでは「盛り」とはないし、あくまでも「咲き始め」だ。ただ、前述の「セツブンソウ見頃」はどうも誇大広告のような気がしてならない。
むしろ暑いに近いほどの陽気の暖かさだった。翌日からまた寒波入りのようだ。花はともかく、今日の三毳山は汗ばむほどではあったが、気持ちよく歩けた。それで十分だろう。今にして思う。花がこんな結果だったら、わずかな距離だったし、花ぬきで三毳神社まで行けばよかったかなと思ったりしている。
せめて、カタクリの花くらいは、情報に惑わされずに行ってみたい。新聞の、どこそこで今、花が見頃といった記事だけは当てにしていないことにしている。期待して行くと、ほとんどが終わりかけだったりしている。自分には、新聞記事に関しては、数日後の穴埋め記事でしかないような気がするが、ネットのHP情報もあまり当てにはしない方が良いかもしれない。
みかも山公園のホームページの中に「花情報」というコーナーがあり、それを見ていたら、フクジュソウやセツブンソウが咲き始めたとあった。特別な用事もなく、当日は暖かそうなこともあって、三毳山歩きを加えて行ってみることにした。
三毳山に最近行ったのは去年の10月。残暑が長引き、暑さの中でバテバテになり、南口から中岳往復がようやくだった。季節はすでに秋なのに、車に戻ると、すぐにエアコンの始末だった。
「咲き始めた」のは11日のことで、数日暖かい日が続いているので、つい見頃かと思ってしまう。現に、これを記す直前にHPを見直すと、「セツブンソウ見頃」とまでのレベルになっている。だれだって期待しない方がおかしい。
今回は東口からまずは青竜ヶ岳へ。福寿草もセツブンソウも東口側の湿性自然植物園と野草の園に咲いているようだから、下山してからゆっくりと回ることにする。
(湿性自然植物園)

(ミツマタ)

湿性自然植物園を経由して青竜ヶ岳へ。湿性園はザゼンソウとミツマタのエリアになっている。ザゼンソウは小さな芽を出し、ミツマタは開花直前の写真が出ていた。ザゼンソウには気がつかなかったが、確かにミツマタは見かけた。写真に近い開花状態だった。だが、自分にはさほどに興味のない花なので、少しばかり足を止めて写真を撮っただけ。
(収穫もなく青竜ヶ岳へ)

(中岳だろうか)

(山頂直下)

(青竜ヶ岳)

遠回りしてしまったが、湿性園を離れて青竜ヶ岳に至る道に入る。歩幅は合わないながらも擬木の階段もあって歩きやすい。前方をオバちゃんが歩いている。歩き慣れているのか、決してノロい歩きではない。あの方に付かず離れずに歩くことにしよう。その間、休んでいるハイカーが数人いた。
こちらはコース道どおりに行くものとばかりに思っていたが、左にカーブしてやがては尾根に至るところで、オバちゃんは直進して踏み跡のある斜面を登って行った。オバちゃんは青竜ヶ岳ではなく、かたくりの里に行くようだ。自分はそのままのコース道で青竜ヶ岳に向かう尾根に出た。
(展望はさして良い方ではない。赤城山が見えるくらいか)

青竜ヶ岳にはだれもいなかった。今日の陽気は、暖かいというよりも暑いくらいで、シャツ一枚になった。股引も脱ぎたいくらいだったが、いつだれが登って来るかも知れず、それは自制した。セルフ写真を撮ったり、水を飲んだりしていると、反対側から例のオバちゃんが登って来た。なるほど、迂回してショートカットする道があるのか。敢えて聞きはしなかった。本当は知りたかったが、交流を避けるかのような雰囲気があったので聞けなかった。
(下って中岳へ)

(車道に出る)

(みかもの関跡)

(ここにも東屋)

(中岳への登り)

(中岳)

下る。三毳山歩きを堪能するのが目的ではないが、神社は無理でもせめて中岳くらいは登っておきたい。平日なのに、何人ものハイカーと出会った。ところどころの、車道脇の東屋には休んでいる方が必ずいる。三毳の関を通過して中岳へ。いつもなら、あんなところでもきついはずだが、土曜日に赤城に行っているからか、立ち休みもしなかった。やはり、歩く頻度だろうか。
中岳にもだれもいなかったが、休んでいる際、青年が東口の方から登って来たが、そのまま神社の方に下って行った。
(直進ではなく右に下ってみた)

(歩きやすい道)

(車道が見える)

(少しばかりの車道歩き)

東口に向かって下って行くと、すぐに右に道が分岐し、標識には「東駐車場1,000m」とある。そのまま直進でもOKで、そちらの標識には「東駐車場800m」とあり、右の道は歩いたことがないような道だったのでそちらに下ってみる。整備されたしっかりした道だ。車道が見え出すとクネクネ道になった。
車道に出た。「車道」という言葉を使ってはいるが、舗装された道なのでそう思っただけのことで、実際は進入禁止なのかもしれない。車を見かけることはなかった。
ここもまた、トイレをはさんで上下道になっているが、いずれ合流するのだろうと下の道を行った。ここで、「野草の園600m」の標識が現れた。
(野草の園へ)

(福寿草を「見つけた」)

(こんなもの? これから咲くのもあるが)

(ポツポツと小さな福寿草はある)

野草の園ゾーンに入る。軽装で歩いている人が何人かいる。左右のロープ外の花を見逃さないようにじっくり見ながら歩いた。小さな福寿草がまばらに点在している。茶の枯れた落葉に黄色だから目立つが、花はまだ小さく、よほどに注意しないと、見落としで通り過ぎてしまうかもしれない。群生状態かと想像していたが、それは自分の勝手な思いゆえ、少々残念。もしくは、ちょっと早かったのだろうか。
(何か知らないが、これはきれいに開いていた)

(ザゼンソウ。見たのはこれだけ)

福寿草が途切れたところで、今度はセツブンソウ探し。これには苦労した。知らない花を見つけたが、セツブンソウらしきものはないままに再び湿地園に入り込む。何だか知らないが、やせた白菜の葉っぱのようなものが見えた。一応、写真に撮ったが、帰ってから、みかもHPの写真を確認すると、撮影場も同じまさにそのザゼンソウで、葉は写真よりも増えていた。
(かろうじて見かけた。これを撮っている方がいなかったら素通りしていた)

(セツブンソウもまた限定版のようだ)

(寂しいねぇ)

セツブンソウを見ないままに戻る。駐車場に向かおうとしたら、重そうな望遠カメラで何やら植物を撮っているジイさんがいた。もしかしてと行ってみたら、セツブンソウだった。これでは、福寿草以上にわかりゃしない。小さ過ぎる。まして、天気の良い日なら、すっきりとは見えずに、よほどに花好きでなけりゃわかるまい。セツブンソウはさほどに多くはなかった。
(万葉庭園で。紅梅はツボミだが、これはシダレウメのことか?)

(白梅。この樹だけだった)

(アップで)

(ここまで来てこれだけだったのでしつこく)

(むしろ、雑草の中に咲いている小花が可憐に見えた)

一応、見るべき花は見た。さりとて、これでは物足りないなと、車で西口に移動して万葉庭園へ。HPには、見どころの花は、ハクバイ、マンサク、シダレウメ、ロウバイとあった。駐車場からさんざん歩いたわりには、見たのは白梅の咲く樹を一本だけ。紅梅はまだツボミ。
ロウバイを見たかったが、もうこんなものかと、南口でも見られるらしいがやめた。先月は宝登山、今月は桐生の梅田でもロウバイは見ているから、改めて行かずともいい。三毳山に関しては、今日の結果からして、盛りは知らないものの、たいしたものでもないような気がする。
ホームページにだまされた気分になってしまった。HPでは「盛り」とはないし、あくまでも「咲き始め」だ。ただ、前述の「セツブンソウ見頃」はどうも誇大広告のような気がしてならない。
むしろ暑いに近いほどの陽気の暖かさだった。翌日からまた寒波入りのようだ。花はともかく、今日の三毳山は汗ばむほどではあったが、気持ちよく歩けた。それで十分だろう。今にして思う。花がこんな結果だったら、わずかな距離だったし、花ぬきで三毳神社まで行けばよかったかなと思ったりしている。
せめて、カタクリの花くらいは、情報に惑わされずに行ってみたい。新聞の、どこそこで今、花が見頃といった記事だけは当てにしていないことにしている。期待して行くと、ほとんどが終わりかけだったりしている。自分には、新聞記事に関しては、数日後の穴埋め記事でしかないような気がするが、ネットのHP情報もあまり当てにはしない方が良いかもしれない。
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