フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

ピッコロの音程

2008-01-10 | フルート本体
私のピッコロは、フィリップハンミッヒ。
その中の、下のグレードだったと思う。いつ買ったのかな、と保証書を見ると、なんともう十年近く前になる

あんまり吹いてないなぁ~
思えば、あの外山雄三やるときに、思い切って買ったのだった。
やたらと音量を要求されたので、それだけを考えれば、もしその時に既に販売されていたとしたら、サンキョウのピッコロなんて比較的安価だしぴったしだったかも!?

このハンミッヒ。

師匠曰く、古いタイプのスケールだそうだ。(現在はどうだか知らない)

トラベルソのように、先に行くに従ってすぼまっている。
音色重視?かなにかで、ベーム式になっても古いタイプの形状のままひきずっているのだそうだ。フルートはみんな円筒だし、最近のピッコロは円筒も見かける・・・というか、私がこのピッコロを買った時、あまりに先すぼまりの円錐で驚いたものだった。掃除棒通すのも大変だし

で、音程の話。

十年もたつのに、イマイチ音程がつかめないな~とは思っていた。

この古いタイプのピッコロは、どれもみな低音域は高く、高音域は低くなるのだそうだ。

そうなんだ~(気が付けって??)
どーりで・・・・なんだ・・・むぅ・・・

フルートと見事に逆なので、それはそれは戸惑うわけだよねぇ。
そうわかってしまえば、何となく音程もとれるようになる気がする。(気がするだけかも)

レッスンの最後には、無事「音程もすごく良くなったね~」とのお言葉をいただく。どこまで信じて良いかはわからないが


最近の楽器は、このような古いスケールのものと違って、何も考えずに音程がとれる楽器が多くなってきているとのこと。

安いところでは、バーカートのGIPPOとか・・・とか・・忘れた・・・が何も考えずに音程がとれるぐらいに良くなっているらしい。上記のクセを修正する習慣がついているピッコロ吹きにはその違和感に驚くほど変わっているとか。

修正する習慣のない人には、当たり前のように音程良く演奏できる・・・らしい。
いいね!


けれど、よほどのことがないと私はピッコロを買う予定などないので、最近出たらしいもっともっと安価なパールのピッコロとか、今のところその辺のあたりしか興味はないかな


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