フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

Cか、Hか。足部管。

2013-02-06 | フルート本体
C足部管の方が、音がいい!
H足部管よりも。

賛成しない人も多くいるとは思うけれど、現時点では、そう思っているし、今回の無駄遣い?の結果でもこの仮説が裏付けられたと思っている。
Cの方が、音が明るいし、吹きやすいし、柔軟性がある(音程とか音色とか)と思う。それとコストの関係もあって、Cが、特に下の方のモデルでは標準なのだろう。きっと。

H管のいいところは、その反対のところ。

Hの音がでる。
 当たり前だが、曲で要求されてしまったら、どうしようもない。
ある種の、ちょっと陰のある鼻にかかった音。
 それが好きなら、よし。私は明るくてハスキーな方が最近は好き。
遠鳴りする。
 きちんと遠くに息を入れるように扱えるのであれば。。。無理ならこの点では意味なしかも。
特に高音域が安定する。
 中級レベルにはメリット大!
 上手な人だと、柔軟性がなくてイヤという意見に変化することも。
見栄がはれる。上手な人が使っている。(←最重要(笑))

とにかくH管さえあれば、それで満足かというとそうでもないらしいということ。その証拠に? お店ではごくたまにCとH足が両方セットでなっている楽器を見かける。
誰がどう使い分けるかわからないのだが、普段はC足を使って、楽曲上やむを得ないとき?にH足を使うということなのだろうか。パターンとしてはその逆もあり得るが、私としてはそれは考えにくい。二本の足部管にコストをかけるのであれば、代わりに楽器のグレードやオプションにお金をかけた方がいいような気もする。

H管の音色に問題?があるのならば?、その半音下のB管(B足部管)を使えば、どんな音がでるのだろう。B管は、昔一度だけみたことがあるが、音は残念ながら聞いていない。当時聞けたとしても違いなどよくわからなかったと思うが。
クラリネットのC管(C調)とB管の違いから想像すると、だいぶ落ち着いた音になりそうな気がする。B管フルートダモーレ(B調)と比べてどうなんだろう。世の中に普及していないので、いまいちだったということか?

結局、足部管はHとC、どっちがいいのか。
初心者初級者なら、コストもあるし、エントリーグレードでは見かけない意志、そもそもそんなものがあるのも知らないかもしれないので、Cで問題なし。
ちょっと上手になって楽器のグレードアップに興味を持ち、H足にあこがれを持ってどうするか悩むようだったら、ここは多少無理してでもH足付きを買う。後で買い足したり、Cを買ってあとあとまで気持ちを引きずるよりはいい。それに、楽器がいろいろと演奏をフォローしてくれる。
さらに経験を積んで分別のある人になったら。。。そのときはいろいろ試して自分で考える。


ああ、なんの解決にもなっていない(笑)

とにかく、現在の私は、フルートは音が良く、また操作性も高いからC足部管の楽器の方が優れている、と思っている。
それだけ。

じゃあ、D足部管ってどうなのよ?(笑)

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3 コメント

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H足管使うようになって ()
2013-02-12 16:12:24
フルートを吹くようになって20年くらいして初めてH足管を買ったんですが(フルート歴だけはプロ級かも)
私が吹くとC管もH管もあんまり変わりないような気がします(実力は素人)。
でも、強いてい言えば楽器のブランドでかなり違うような気が。。。
あ、あと吹く人の性格とかでも違うかも(んなことないですか?)
とりあえず、H管はC管より音色が暗くなるから、明るく吹いてねと言われます。
が、
どうすれば明るくなるんだ?笑えばいいのか?とかマジで考えたりしてます(絶対違うと思います)

ま・・・最終的には見栄が勝って、やっぱりH足管です
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ランパルはH管は使わなかった (長妻 宏)
2015-10-19 14:30:54
Eメカも使いませんでしたね。フランスの何とかというメーカが最近、G#openでも普通のフィンがリングでできるフルートを売り始めました。なるほど巣r-がうまくできるし、Eメカも不要。H足部管は2つ持っていますが、小指がなれるのに時間がかかります。マテキの評判がいいので今度買う予定です。秋山より巻き管が安いし。ジェームズ・ベーカーは教え子に、君の音はランパルの真似だ。真似するなと言ったそうですが、私は真似で結構。ただヘインズは今や中国に買収されてしまいましたので買いたくありません。
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H管は倍音構造が違う (池田信和)
2017-07-14 19:32:04
フルート暦36年の素人です。C管愛用者です。みなさんは最近のオケでフルートの音が聴こえにくいと思いませんか?私なりに何故か考えてみました。H管はみなさんご指摘の通り音が音色が暗い・・・これを明るく吹くには限界があるようです。その分音の通りが弱くなるのではないでしょうか。そもそもC管とH管では倍音構造が違っていると思います。オケはまだしも吹奏楽でH管を使うとさらに聴こえにくくなるように思います。そもそも作曲者の多くははC管をイメージして曲を作っているのにC管用の曲をHで吹くところに無理がある気がします。ピアノなどの伴奏でH管を吹くと音の通りに何の問題も生じませんし、音色の変化の可能性から言えばH管の方が有利なので情感や表情が出しやすい
分、これもアリだと思います。それでも自分が吹いてみて作曲者が狙った音色を十分出しきれたかという点で比較してみるとやはりC管でしか出せない音というのがあって、H管では出せていない音があると思います。H管は4本ほど持っていましたが今は売りに出してしまい持っていません。B管、D管、アルト、バス、それぞれ生で聴いたことがありますが、それにふさわしい曲があってまさにその楽器ならではの曲想があるのだと思いました。そもそもH管用の曲というのはあるのでしょうか。ご存知の方は教えてください。
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