フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

ふれんち って。

2008-09-17 | レッスン
先日木管アンサンブルの練習があって、メンバーが先日のオーボエ合宿時の演奏のDVDができてきた、と言う。

えっ、まぢですかっ
もちろん、それはプーランク(六重奏)のことですよねっ。
せっかく記憶の片隅においやられつつあったところだったんですけどお。

いや、それが、ピアノがちゃんとしている(笑)から、結構聞けるんだけど。

・・・・・・・(懲りない人達だのうぉ)・・・・


さて、レッスンの方も、順調に(?)プーランク(フルートソナタ))の二回目。

これが、冒頭からいけない。
あの有名な、ミシソシ/ミ・・・・であるが、そうなのである。

いままでのように、1、と、2、ハイッ
と入ってはいけないのであった。

うすうすはわかってたんだけどね。

そうやってるでしょ? と聞かれ、思いっきりそうやっているので、そうです。とはっきり答える。

だって、ついこの前までバッハでしょ。
そうやれ、そうやれ、そうやれ、そうやれ・・・と耳タコが発酵するぐらい言われてるわけ。

でも、コンスタントにリズムが続いていく大方の音楽とは、この曲は違う。

音楽が動いたり、止まったり、の繰り返し。
特に、この曲についてはこの特徴が強い。

特に、ピアノもフルートも、一緒に休符をとる。そういう場面が多数。
全部の楽器が休みになるときは、その場所で音楽が一度完全に止まるという作曲家の指示。

一口に休み、と言っても、フルートだけ休み、伴奏だけ休み、全部休み、とあって、それぞれに意味があるのでよく考えなければならない。モーツァルトの時も、特に伴奏休みでフルートのみの場面ではそうとう気を遣う必要があったが、このプーランクも両方の休符は大きな作曲家からの指示、あるいはメッセージである。と考えなければならないらしい。
(まぁ、考えただけでは思いつくのは限りなく不可能そのものなので、こればっかしは習う必要あり。と思う)

なんていう話を聞いてみると、なんとなくこの曲が好きになってきた。
前回書いた、オカマの××、というのも曲に親しむのにいい話だ。


やっぱ、いい曲というのは、フレーズが自然と頭に残る。
モーツァルトの曲がその代表と思うけれど、このプーランクもある意味そういう意味では名曲であると思えるようになてきた。

先のオーボエ合宿では、音がフレンチだね、という意味不明の喜ぶべき(??)コメントをもらったが、ちょっと演奏もフレンチっぽくしできるようにしてみたいな、と珍しくフルート練習に久しぶりに気合いが入りそうな今日この頃なのであった。


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