フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

レッスン

2007-09-16 | レッスン
さてレッスンの方は、モーツァルトのG-durのほうはなんとかよしとなり、D-durの突入。
レッスンに合わせて、ベーレンライターの楽譜を新調した。

この楽譜がなかなか気が利いている。

むかーしG-durをやった時は、フルートソロ譜とピアノ譜のみであったが、最近のレッスン用にまた買った時は、カデンツァ譜(ドンジョンではない)がついていて驚いた。このカデンツをいろいろ試してみるのもなかなか楽しい。ピアノ譜も少し簡単に改訂した、旨のコメントもあった。

さて、このD-dur。
ソロ譜、カデンツ譜があるのはG-durと同じ。

それに加えて、もう一つのオマケがあって笑った。

このD-dur。もともとはオーボエコンチェルトC-durだったものを少し手直ししただけのほぼ同じ曲であるのは有名。

私としてはフルートコンチェルとしてのほうが有名であると信じていたのだが、最近のだめで黒木君が演奏したことによって、オーボエ版の方が有名になったかもしれないなあ、などと思う。

で、そのもう一つのオマケというのは、なんと、オーボエ版とフルート版が二段に並んで比較してある!! しかも丁寧にオーボエはinDに転調してある(笑)

・・確かに、比較すると面白い。

・・・・で、比較したらどうしたらいいの?
・・・・それがよくわからない私はまだまだ未熟者だなぁ。と思う。


さて、レッスンではある。

モーツァルトは和音の音楽(違ったかな・・・)なのだとかで、新しいヒントとして、それぞれの音がコードのどの音であるかを意識するとよいという。

つまり、ルートなの?、三度なの?、五度なの?

ルートなら、しっかりと吹く。全体を支えられるように。
三度なら、音程に気をつけて(苦笑)、あまり飛び出すぎないように。
五度なら、華やかに。
テンションも忘れちゃダメよ。

あとは、いつも通り、拍の感じを出す。
4拍目はやや引っ張り気味、もったいぶり気味。1拍目が入るまではややもったいぶって、はいってしまったらスルッと抜ける。


G-durを既にやっているから、D-durはそれよりはすんなりと行きそうな感じ。

それに、D-durはテクニック的には少し楽なので助かる。最近全然フルートの練習する時間がとれていないので・・・・(笑)

最近のレッスンでは、技術的にどうこうよりも、この音楽はこう解釈する、というのがメインになっているので、練習したからとか、できなかったからどうこうということは、ほとんどないのだけれど。


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