フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

ケーナ練習中

2005-05-13 | 楽器、その他
ケーナ購入した店で、ケーナ吹き方の小冊子みたいのをつけてくれた。これは、安価なUS$5程度のみやげもの用ケーナにはつけないけれども、US$18以上の「プロフェッショナル」にはつけていますという。

内容は、スペイン語で少し説明らしきものがあってすぐに運指表、そして曲と続いている。おいおい。これで何がわかるというのだ?

さっぱりわからんということで、買ってきました。スペイン語辞典・・・じゃなくて、ケーナ教則本。もちろん日本語。

「初心者のためのケーナ教本」 高山直敏著 デプロ
ついでに立ち寄った楽器店に2種類あったケーナ教則本うちの、一方。
少し中をめくってみた印象で、難しそうな方を買ってきた。こんなところで、フルート吹きとして要らぬ?プライドが口を出してしまう。

小さな楽器店でも購入できるぐらいだから、ケーナってだいぶ普及しているらしい。


中を読んでみた。一部抜粋。

・・・ケーナは、インカ帝国以前から伝えられている、アンデスを代表する縦笛。その昔は、コンドルの骨、死んでしまった愛する人の骨、または、素焼き等によって作られていたといわれますが、現在では、竹や竹によく似た葦等で作られています。・・・

へー。ケーナって、アンデスの楽器だったんだ。自分の無知さに最敬礼。
しかしこの、「死んでしまった愛する人の骨」というのはなんとも凄いですなぁ。


・・・一本のケーナで3オクターブまでの音域を出すことが可能です。・・・

3オクターブ!? マジっすか? フルートと同じじゃん! 凄すぎる!!
しばし呆然。


・・・ケーナには、ボリビア・タイプ、アルゼンチン・タイプという指使いの違うケーナの種類があり、日本ではボリビア・タイプのケーナがよく使われます。・・・

・・・ボリビア・タイプの特徴として、
・管が比較的太く、指穴もやや大きめ
・「ド」の穴がやや小さめ
・音色は太く力強い   云々・・・

これらの特徴や小冊子に書かれていた運指表との比較から、私の買ってきたケーナはボリビア・タイプであるらしいことが判明した。
音色については、まだ吹けないので全然わかりませーん!


・・・民芸品等として売られている楽器は、調律が性格にされてあるものがほとんどありません。・・・

むぅ。ちょっと心配。一応、「プロフェッショナル」ということらしいので、そんなにひどいものではないと信じているのだけど。


・・・ケーナには、普通のケーナより短いものの総称して「ケニータ」、長いものを総称して「ケナーチョ」と呼ぶ。長さによって基音が違う・・・
・・・普通の長さのもので、約38cm・・・

あのー、私のは40cmあるんですけどー??


教本の最初の数ページを読むだけでいろいろ感心させられる。ケーナもなかなか奥深いなぁ。見た目の単純さとは違い、かなり完成度の高い楽器のようだ。
ケーナにはまりすぎて離婚してしまった芸能人が有名らしいけど、マジで気をつけないと・・・・・

最新の画像もっと見る

コメントを投稿