フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

「かっこよい演奏」をするためには?

2005-08-29 | 演奏や練習に関して
先日のレッスン以降、「かっこよい」演奏について考えている。というか頭を悩ませている。

どうしたら、かっこよい演奏ができるようになるのか?

生まれながらにしてセンスがよい人ならともかく、凡人なんだから、なんらかのアナライズとかアナリーゼとかと呼ばれる分析作業が必要なのは確かだ。そのためには、まず「かっこよい演奏」なるものを定義しなければならない。


それでは。そもそも、「かっこよい」とは何か?

goo辞書で調べてみた。「かっこう良い」
(1)姿・形がよい。特に、いかにも洗練されているように感じられるさまをほめていう語。かっこういい。
「格好いい車だ」
(2)人の行動について、いかにも潔いさま。かっこういい。
「かれは―・く生きている」

 再度「洗練」と「潔い」を辞書を引いてまとめると、ようするにこういうこと。

「優雅で品位の高いものに磨き上げられており、汚れなく清浄で清らかで気持ちよい」

 ・・・どうやら、そいうことらしい。


私は、ジャズという分野の音楽について、あまり「優雅で品位の高い」とは思っていない。また(一般論として)「かっこよい」演奏をしたいという欲求は、つまるところ「女の子にもてたい!」という極めて俗世間的な動機からくるものであるので、「汚れなく清浄で清らか」であろうわけがない。

従って、私としてはgoo辞書(大辞林)の解釈はNGである。
美しい、鳥や秋虫の鳴く声も、異性を呼び寄せるためのものではあるけれど。


私にとっての「かっこよい」とは、甘美で妖しく、毒のあるものでなくてはならない。
モーツァルトのような、下心を優雅で品位良く清浄に昇華させたものも悪くはないけれど。(なんでもいいけど、モーツァルトって、本気で助平な音楽だよねなぁ。聞くたびにそう思う)


  なんか、飲み屋での会話みたいになってきた・・・

  ・・・・・・・・ 次回以降へ続く(予定は未定)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿