フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

「かっこよい演奏」をするためには? 2

2005-08-31 | 演奏や練習に関して
「かっこよい」演奏を考えに考え続けて?もう5日。
なんだかよくわからないでいる。(そんなすぐに分かれば誰もが名演奏家)

私のiPodMiniにいくつか入れてあったジャズを通勤時に聴く。よーく聞かねば、アナライズしなければ、と思ってしまうので会社につくころには脳味噌が味噌に。なんて虚弱な脳味噌になってしまったことか。

それにしても、クラシックはあんまり真剣に聞こうとしたことは今までなかったかも。(^_^;)


しかし残念ながら、今のところ特に目立った成果は得られていない。


ほんの数枚のアルバムを私が聞いた限りでは。

強拍が1と3拍目(4拍子の場合)に来ているのは納得。
八分音符はスイングして、裏拍が強くなるのもその通り。

ただ、アクセントのつけかたがなかなか強烈。悪い言い方をすれば、つばを吐き捨てるようなアクセント。
サックスやトランペット、ピアノの演奏を聴いたけれど、なかなかそういうアクセントはフルートでは難しそう・・・・(-_-)

アクセントで絶えず刺激を与える。アーティキュレーションというよりは、ビートというのだろうか。
飽きてしまわないように、「想定の範囲内で」頻繁に、意外性をもって、悪い言い方をすれば乱雑に、聞き手の気をそらせないように、アクセントをぶつけていく。同じことが長く続いてしまえば、刺激に慣れてしまう。そうならないように。

なかなか、こうすればばっちり! みたいな法則は見つからない。
やはり、習うより慣れろ、英語学習に王道なしなのか。

・・・・先は長い。

インターネットでかっこいい演奏、と検索してみると、「のりのり」「自己主張」「歌心」「変化」なんてでてくる。 険しい道のりだぁね。


そうそう、一つ発見したこと。

ビブラートはほとんどかけないみたい。
ぺーっ、と吹き出して、ぷいっと音を切る。そんなもんか。でもビブラートをつける習慣がついた今となってはそれがとても難しい。
音の伸ばしが長いとき、しばらくたってからめんどくさそうにビブラートが始まる。ポピュラー音楽はそうなのかな。

という発見をしたと喜んでいたら。
今日の帰りはスイングジャズを聴いてみた。おいおい、これってビブラートばりばりじゃん。あえなく世紀の大発見!は無に帰ったのであった。

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