Abwarten und Tee trinken !

気軽に気ままに紅茶、台灣茶、中國茶、清酒、Wein を…。
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茶酒会 ~TEA Side~

2006-02-06 00:08:44 | お茶会・講習会


今古茶籍さんで催された会の続き ( Side 別 entry ) です♪

まずは野生茶樹の普洱の年別タテ飲みです。



2005年製



2004年製



2002年製

2005年のものは緑茶に限りなく近い趣で、口当たりは緑茶より mild なものの作用はやはり強かったです。2004年のものは微発酵と言った趣で、青さと発酵した風合が混在しているような感じでした。2002年のものは2004年のものの延長線上と言う感じではなく、やや特異な印象で、紅茶や発酵度の高い青茶を想わせる風合がありました。

「野生~」の茗が付いた普洱が出回るようになったの近年になってからなので、今後に更なる期待 (!?) がかかります。






紅水烏龍

凍頂のもので3年くらい前のものとのこと (但し、真空 packing )。焙煎は二分火~三分火と言った印象を受けました。決して悪いお茶ではないのですが、すっきりとした風合が個人的には目立ってしまい、私の database の中で中途半端な位置づけになってしまったのでウーンと言った処です。芳醇な甘味を求めるなら中火・重火の野生茶ですし、余韻の品の良さを求めるなら比賽茶ですし、嗜好品は難しいです。頭等奨クラスの凍頂烏龍を飲み過ぎたことの弊害のような気も致します…。





百年珍品乾利貞宋聘

もちろん Mr. Pu'er さんのご持参品です (^^A。宋聘はコチラでもいただきましたが、更に年代の古いもので約100年物だそうです。保存状態が良ければ現存する普洱で最高位とも評されているそうです。Noise は一切なくスーッと浸透していき、何十煎と淹れても安定して楽しめます。阿波和三盆のような上品な甘味が心地好く広がります。煎が進んだものを一瞬でサッと出しても白湯にならず、貫禄としっかりとした存在感を感じさせるのは流石でした。



他にも、正山緑茶、福建毛峰、2004年の肉桂蘭芷香などもいただきました。





皆さん持ちよりのお茶請けも洋菓子、和菓子、干しナツメと最大限充実していました



春節からお茶にお酒によく飲み、よく食べて混沌とした夜でした (^^;。


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