まきた@VetEpi

酪農学園大学をベースに、発展途上国と日本の獣医疫学に取り組む獣医師のブログです。

久々のレコーディング。

2006-11-26 08:44:19 | 音楽は心の泉
11月25日(土)。

今日は、久しぶりに友人のサム・サリー夫妻の家に遊びに行って来た。
妻同士は染物と、フェルト作りを楽しみ、夫同士は、音楽を楽しんだ。そして天馬は、2グループを行ったり来たり。

妻グループの染物が終わると、フェルト作りでは、天馬の要望で、ライオンがジャングルにいる絵を、サリーが作ってくれた。羊毛をフェルト加工する過程は、天馬も参加し、一生懸命作っていた。

僕の方は、協力隊の先輩から、僕がネパールで歌っていた「One more try」というオリジナルの曲を是非送って欲しいというご要望を頂いたので、こちらの音楽仲間とレコーディングすることにした。

しかし、時代は変わったものだ。
歌詞とコードを相手に伝えるにも、コンピュータで書いて打ち出す。コピー&ペーストで、書くのにも時間がかからない。他のメンバーには、メールで送ればいい。
とりあえず、サムにどんな曲かを伝えるのに、ギターとボーカルだけで録音したが、それにもコンピュータ・ソフトを使った。
テンポを一定にするため、クリックという音をヘッドフォンで聴きながら演奏するのだが、それもコンピュータの中に入っているので、ちょっとテンポを調節しただけで、あっという間に録音できる状態になった。
ホント、1回目を途中までやって、ヘッドフォンのモニターレベルを調整しただけで、あっという間に2回目でレコーディング終了。

レコーディングを聴きに来ていた天馬が、演奏が終わった直後にスピーカーから僕の声が聴こえて来たのでビックリ!何が起こっているんだ?という顔が可笑しかった。

10年前は、レコーディングの度に、汗水垂らしてMTR(マルチ・トラック・レコーディング)という重い録音機材をスタジオに運んでいたのが、今はラップトップ一つあれば、より高品質の作品が出来てしまうなんて、全く時代が変わったものだ。
音を変えるエフェクターなんかも、レコーディングに限って言えば、もう要らないらしい。ソフトを買えば、コンピュータで出来てしまうのだ。

時間がない人には今のシステムが都合がいいが、逆に僕は若い時に手間のかかる作業を楽しめて、良かったと思う。楽しかったなあ。

とにかく、レコーディングとミキシングが終わるまで、また久しぶりに音楽を楽しめそうだ。

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10 コメント

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Unknown (TAKAMI)
2006-11-26 15:52:19
早く私もそれがやりたいわ~~
これができると、バンドが集まらなくても、曲をやりとりしたり、練習もできてしまうもんね。
スタジオに集まる回数が少なくてすむしね。
たから、離れていても、東京にいってLIVEができるってことです。
早く習得しなくっちゃな~~

Winに替えたので、またソフトも1から選びなおしだわ。いろいろ教えてね。
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Unknown (まるきち)
2006-11-27 00:04:02
その手作業の音源がありました。
(遅くなりすみません 音は悪いです)
http://hw001.gate01.com/maruta/www/
のディスコグラフィに貼りました!
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時代は変わる (まっきー)
2006-11-27 07:17:22
TAKAMIさん、
見た感じでは、操作はとても簡単なようです。
MTRを使っていた時なんか比べ物にならないほどです。
小節が画面に表示されるので、とっても楽。早いうちに試されたほうがいいですよ。
まるきちさん、
明日は、このブログでさらに宣伝させていただきたいと思います。どうも、有難うございました。
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スタジオ (おゆき)
2006-11-27 09:32:42
って要らなくなるの????
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それが問題でですね、 (まっきー)
2006-11-27 09:54:16
おゆきさん、
エディンバラでも、それが理由で、スタジオがどんどんつぶれているようです。
でも、ライヴ自体は、こちらではとても盛んなので、ライヴを中心に活動するグループにとっては、スタジオは必要ですから、いいスタジオに限り残っているようですね。
それよりも、ミュージシャンにとっては、飯を食っていくのにさらに深刻な時代ですよね。
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Unknown (ちこ)
2006-11-27 11:30:52
「One more try」懐かしいですね!!
ついこの間、しまいこんでいた(すみません。。。)三毛猫テープが出てきました☆
また聞き返してみま~す!!
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懐かしいね! (まっきー)
2006-11-27 18:59:14
ちこちゃんとも、ちこちゃんの同級生たちと一緒に何曲かやったよね。
三毛猫テープ、ありましたか!あれにはOne more tryは入っていないはずだけど、僕のブログにコメントを書いてくれるTAKAMIさんにピアノを弾いてもらってます。懐かしいね。
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コンピュータですねぇ (hawk)
2006-11-27 20:57:01
そうだそうですね
もう今では 作曲の仕事は
コンピュータなしでは考えられないとか…

ぼくも audacity とかいうソフトを使って
スピーチをつなぎ合わせたことがありますが
波形を見ながら スピーチの編集をするなんて
昔は考えられませんでした

音楽では もちろん 
もっと複雑なことをやるんでしょうねぇ
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人間の味は・・・ (なおみ)
2006-11-28 05:24:55
ふ~ん、すごいんだね。
でもさ、人間くささというか、味はどうなの?

夫は、写真関係の仕事をしているけど、主流はコンピューターでやっているようです。
でも、あじわいは手で修正加えたりするネガフィルムだと言ってたな。
人間の温かさがあるって。 値段も高い。

音楽の場合はどうなの?
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Unknown (まっきー)
2006-11-28 16:20:28
hawkさん、
音楽も、もちろん楽器の数が多いので複雑になりますが、コンピュータを使うことによって、すごく簡単になりました。
ミキシングも、それぞれのヴォリューム調整は、変化を記録させてしまうことが出来ると思います。
昔だったら、音を焼き付ける段階で、せーのでたくさんある楽器の音量を調節していかなければならなかったし、それがミキシングする人の感性、才能、技術でした。
我々アマチュアは、テープを使ったMTRでは、チャンネル数が少なくて、いくつか録音したものを、空いているチャンネルにミキシングして、それからさらに重ね撮りしたので、音質の劣化が最大の問題でした。
今は、たくさんのチャンネルを苦もなく使えるので、いいです。

なおみさん、
あんまりいじると、温かみというものは消えてしまいます。でも、一発撮りと言って、いじらずに録ったものは、変わらないと思います。
温かさというと、音質が悪くても、思い出があるものは、いいですよね。どうなんでしょう、コンピュータで録音したものでも、若い人が想いをこめて仲間と録れば、人間くさくなるのではないでしょうか?
でもやはり、コンピュータで音質とか、細かいところをいじり出すと、どんどん人間くささから離れていくと思います。
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