まきた@VetEpi

酪農学園大学をベースに、発展途上国と日本の獣医疫学に取り組む獣医師のブログです。

戦い大好き

2007-01-15 07:03:58 | 家族
1月14日(日)。

13日土曜は、韓国人のギユンさん一家にお呼ばれし、ランチをご馳走になった。献立は、ビビン・バップ。今まで食べたビビン・バップの中で、一番美味しかった。やはり家庭料理が一番だ。

14日日曜日は、オランダ人のシッツェのフラットでランチ。フランスの農家風ランチということで、豚ロースを丸ごとニンニクとワインで煮込んだものをスライスし、フランス・パンとぶどうを添えて食べた。シッツェのお父さんのレシピ。これもたいそう美味しかった。

この幸せな二日間、対照的だったのが、子供の存在。ギユンさん宅には子供が親戚も合わせると6人もいる。これに対してシッツェは独身。子供がいると、子供同士で遊んでくれるので、大人は会話を楽しむことが出来るが、他に一緒に遊ぶ子供がいないと、天馬はありとあらゆる手を使って自分に気を引こうとする。それは当たり前なことだ。だから、他の子がいない場合、人と会っても残念ながらほとんど落ち着いて話は出来ない。

さて、うちの子は、何故か戦い大好きに育ってしまった。幼い頃から、スーパーマンにバットマン、そしてスパイダーマンと、強いスーパーヒーローが大好きだったが、最近はこれに日本のウルトラマンやレンジャー系が入り、全く遊びはほとんど戦いごっこになってしまった。

先日、日本人のご家族と正月を過ごしたが、そのご家族を見ても、男の子は戦い大好き、女の子は、絵や人形など、可愛いものが好きだった。スコットランドではウルトラマンと言っても誰も分かってくれないので、その男の子とうちの天馬の嬉しそうなこと!初めてウルトラマンを知ってる友達がいた!ということで、今まで見たこともないような嬉しそうな顔で戦っていた。

土曜は、ギユンさんの家で、他の子供達と戦いに明け暮れ、今日はお父さんと戦っていたのだ。戦いはいけないよ、とこれまで注意し続けてきたが、もう無理だ。好きなことを、だめと抑え付けても不満が募るだけ。戦い好きなある国家のことが頭によぎるが、子供の「戦い大好き」には、きっと成長過程で必要な意味があるはず。

ということで、休日と夜は、息子と戦いごっこを繰り広げる僕なのでした。