11月24日(金)。
とうとう、例の困ったちゃんが、笑顔で挨拶を返した。
水曜の稽古では、とうとう初心者グループに自ら戻り、真面目に取り組んでいる。
良かった、良かった。
僕はといえば、かねてから特訓中であった、日本の古武道と沖縄空手に共通したある技を、とうとう少し使えるようになってきた。それは、重力を上手く使う動き。ノーモーションから、トップスピードで突きを出すことが出来る。
しかし、意外にも、最後にいいアドバイスをくれたのは、うちの師範だった。
空手は中国から琉球に伝えられた拳法をもとに、沖縄で作られた。
それが日本に伝わったときに、形を変えたので、長年をかけてせっかく研究、洗練された中国、沖縄の東洋武術の極意が伝わらなかった、とよく言われる。
しかし、稽古を続け、型を多く研究していると、松涛館流にもきちんと元来の重要な要素が伝わっていることを確認できる。要はきちんとそれを理解しているかどうかなのだ。師範は、考え方も身のこなしも日本の武道家のようだ。西洋を通じて東洋の理論を学ぶ。なんだか最近、空手がさらに面白くなってきた。
とうとう、例の困ったちゃんが、笑顔で挨拶を返した。
水曜の稽古では、とうとう初心者グループに自ら戻り、真面目に取り組んでいる。
良かった、良かった。
僕はといえば、かねてから特訓中であった、日本の古武道と沖縄空手に共通したある技を、とうとう少し使えるようになってきた。それは、重力を上手く使う動き。ノーモーションから、トップスピードで突きを出すことが出来る。
しかし、意外にも、最後にいいアドバイスをくれたのは、うちの師範だった。
空手は中国から琉球に伝えられた拳法をもとに、沖縄で作られた。
それが日本に伝わったときに、形を変えたので、長年をかけてせっかく研究、洗練された中国、沖縄の東洋武術の極意が伝わらなかった、とよく言われる。
しかし、稽古を続け、型を多く研究していると、松涛館流にもきちんと元来の重要な要素が伝わっていることを確認できる。要はきちんとそれを理解しているかどうかなのだ。師範は、考え方も身のこなしも日本の武道家のようだ。西洋を通じて東洋の理論を学ぶ。なんだか最近、空手がさらに面白くなってきた。