町田・多摩センターの司法書士ミヤの開業ブログ~生き生きと生きる~

『司法書士法人まちたま』の代表です。多摩センターと町田の2拠点で活動。備忘録として書きます。

存在意義の消滅

2022年01月11日 23時13分24秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。




死後事務委任の内容に死亡届を対象としても全く問題がないと思いますが、死後事務委任の受任者は死亡届の提出権限はありません(戸籍法87条2項)。
この規定は変更するべきじゃないのかな~。







今日は縁起の良い日とのことで、会社設立登記の申請をした司法書士は多いのではないでしょうか。
弊所でも、連休前に急遽1/11に設立したいというお客様がおり、めちゃくちゃ急いでめちゃくちゃ焦ってなんとか無事に申請できてホッとしています。笑



さて、今日から戸籍の附票の記載変更がされていますが、チラホラ不都合が生じている模様です。

司法書士は戸籍の附票を相続登記の際によく使用します。
戸籍の附票がなくても進めることはできますが、戸籍の附票があれば進めることもできるケースもあり、まぁ司法書士にとっては日常的に扱う書類です。

そして、戸籍の附票を相続登記で使用する場合には本籍地住所が重要になります。
不動産登記簿戸籍戸籍の附票を揃えることで初めて同一人物の担保が取れます。

まぁそれはさておき、今回の改正ではこの本籍地が原則として記載されない仕様になったわけです。



そこで戸籍の附票ってそもそも何なの?という疑問が生じたので調べてみました。
そして、戸籍の附票の存在意義を記した総務省のデータを発見。

そこには戸籍の附票の役割についてこう綴られていました。


住民票の氏名等の情報を戸籍の氏名等の情報と一致させるため、住民票と戸籍を連携させるものとして「戸籍の附票」は存在する。

住民票の氏名等の情報は、戸籍の氏名等をもとに記載しており、これと一致させることにより住民票の正確性を確保するため、住民票と戸籍を連携させるものとして「戸籍の附票」(住民基本台帳法第16条)が存在する。




ほぅ。

つまり、戸籍の附票は住民票と戸籍の架け橋的存在だと。

栄光の架け橋だと。

ゆずだと。

ん?

待てよ。。。

今回の改正では本籍地を原則記載しなくなるわけだよな・・・

そうなると、住民票と戸籍の架け橋にならないんじゃない?

今回の改正は戸籍の附票の存在意義を消滅させる改正なの?





さらに、今回の改正では戸籍の附票に「性別」を必ず記載するようになりました。
今の時代に逆行するような取り扱いです。

個人情報とはなんでしょうか。

性別よりも本籍地を隠したい人と、本籍地よりも性別を隠したい人はどの程度でしょうか。

本籍地が原則不記載であることは、原則記載とすることと比べた場合にいかなる合理性が存在するのでしょうか。






いたるところで記入を求められる氏名住所生年月日電話番号等。

定期的に報道される個人情報漏洩のニュース。

個人情報はあってないようなもの。
個人情報を意識して縮こまるのはナンセンス。
不経済極まりなく、世の中の歯車に錆を塗るようなものです。


今回の戸籍の附票の改正の目的を微塵も調べていないので的外れなこと言ってたら恥ずかしさここに極まりですが、僕的には本改正はナンセンスだと感じています。










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質問するということ

2022年01月07日 17時53分33秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。




学歴社会を否定しながらもプロフィールに学歴を載せるのはダブルスタンダードでしょうか?





さて、一般的に、質問とは「疑問点やわからないことを問いただすこと」かと思いますが、実際にはそうではない趣を感じることがある。

質問する側の意図によってそれは異なる。



自分が話したいことを先行して質問することで自分にも同じ質問をさせる。

純粋にわからないことだから質問する。(相手から同じ質問をされてもわからない。)

質問するけど相手から同じことを聞かれても聞かれなくてもいい。



など、質問の性質はその場の状況によって異なってくるような気がします。

司法書士などの専門家に質問をする場合は②でしょうか。
③は場繋ぎの場合等に生じる質問。



非常に狡猾な類の質問は①です。
①には本音と建前が混在する。

一見相手に興味があり質問をしているように感じますが、本音としてはその質問を自分にしてほしいという魂胆が見え隠れする。

例えば、会話の中で「この前の休みは何してた?」と聞かれた場合、その回答をしつつ「そういうあなたは何をしてたの?」という同じ質問をすることでスムーズな会話が可能になります。

これを「会話のギブアンドテイク」と名付けましょう。
略して「KGT」です。(ダサいですが我慢してください。)


これは会話のテクニックというより、ある種自然なやり取りという気もします。

ギブをしたらたいていテイクされます。
テイクがない場合の理由として考えられるのは主に次の3つです。

・ よほど相手は自分に興味がない
・ 相手が変な奴
・ めちゃくちゃウ〇コしたくて会話を早く終わらせたい




ここで、上記①の質問の本質が見えてきます。

質問されたいことを質問する。質問されたくないことは質問しない。


ということです。





このKGTを利用して自分の学歴・資格などを自慢しようとするケースも散見されます。

さぁ、ここからは偏見MAXフルパワーです。行きますよー!!

例えば、「どこの大学出身ですか?」と質問する人は、どこかで”自分の出身大学を言いたい”もしくは”出身大学を聞かれても無問題”という欲求と覚悟が備わっていることが多いかもしれません。



僕は東京大学出身なんだけど、君はどこの大学出身?

という組み立てはナンセンスですよね。
めちゃくちゃ嫌な奴になります。

そこでKGTの出番です。

まず相手に出身大学を聞く、そうすると相手も自分に聞いて来るので自然と東大出身を伝えることができる。




このブログでもたまに書いてますが、大学に入るまでほとんど勉強をしてこなかった僕は胸を張って言うような大学を出ていません。
ただ、別にこだわりもなくどうでもいいっちゃどうでもいいので出身大学を言ってもいいですが、たいてい言うと相手を困らせてしまうんですよね。笑

僕の場合は言ってもいいですけど言ったら反応に困るのはそちらですよ?と最初からわかってるので質問されても「いやー僕はそんな言えるような大学出てないですし知らないと思いますよ~」と言わないようにしています。

それでも果敢に聞いて来る猛者には普通に言いますけど、やはり100発100中反応に困っている方しか見たことないです。

生半可に司法書士や行政書士を持っているので、良い大学を出ているだろうという相手方の先入観があるんでしょうね~。
その先入観を幾度となく打ち砕いてきました。

なので、僕は出身大学を人に聞いたことは(たぶん)1度もないですし、質問されても言わないようにしています。




コロナによって成人式が開催されるかどうかわかりませんが、開催された場合は旧友との久々の再会もあるでしょう。
その時、通ってる大学や取得した資格を自慢したくてしたくて我慢できない方は、まずは相手に質問してみましょう。

ただ、相手がこのブログを見ている可能性も0.000000001%あるので、あっこいつKGT狙ってんな、、、と勘繰られないように気を付けてください。










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初メール

2022年01月02日 00時08分49秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。



「司法書士」と言わずに「信託登記に関わる専門職」と表現するあたり、司法書士の信託への関わりを暗に批判していると考えることも可能ですが、まぁ以前から司法書士の民事信託(家族信託)への関与に否定的な立場の方ではありますからね~。
既成事実を作ってしまうという力技で攻めるしかないのでしょうか。







2022年、明けましておめでとうございます。
今年も好き勝手にブログ書いていきますが、よろしくお願いします。

さぁ、寅年。
年男です。

そんな年男の初メールはリーガルサポートからの遂行報告提出開始日の案内メールでした。
元日の朝5時に送られてきました。
やめてください。

ちなみに、リーガルサポートとは、公益社団法人成年後見センター・リーガルサポートのことで、日司連(日本司法書士会連合会)が中心となり、一定の研修を受けた司法書士が会員になれる団体のことです。
我々会員はLS(エルエス)と略して呼んだりします。





話は派手に変わりますが、暇すぎてオモシロいネタを見つけました。


働いたら罰金→所得税
買ったら罰金→消費税
持ったら罰金→固定資産税
乗ったら罰金→自動車税
飲んだら罰金→酒税
吸ったら罰金→たばこ税
死んだら罰金→相続税
貰ったら罰金→贈与税
生きたら罰金→住民税

働かなければ賞金→生活保護





笑っていいのかわかりませんが、働いたら負けという有名なネタ画像を思い出しました。
暇すぎるので僕なりに他にも挙げてみたいと思います。


会社設立したら罰金→法人税・登録免許税

起業したら罰金→個人事業税

観光したら罰金→国際観光旅客税

売ったら罰金→譲渡所得税

温まったら罰金→入湯税

運動したら罰金→ゴルフ場利用税

休んだら罰金→宿泊税

魚と戯れたら罰金→遊漁税




調べてみるといろいろありすぎてイヤになったのでやめます。

あたりを見渡せば税金だらけです。










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