町田・多摩センターの司法書士ミヤの開業ブログ~生き生きと生きる~

『司法書士法人まちたま』の代表です。多摩センターと町田の2拠点で活動。備忘録として書きます。

質問するということ

2022年01月07日 17時53分33秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。




学歴社会を否定しながらもプロフィールに学歴を載せるのはダブルスタンダードでしょうか?





さて、一般的に、質問とは「疑問点やわからないことを問いただすこと」かと思いますが、実際にはそうではない趣を感じることがある。

質問する側の意図によってそれは異なる。



自分が話したいことを先行して質問することで自分にも同じ質問をさせる。

純粋にわからないことだから質問する。(相手から同じ質問をされてもわからない。)

質問するけど相手から同じことを聞かれても聞かれなくてもいい。



など、質問の性質はその場の状況によって異なってくるような気がします。

司法書士などの専門家に質問をする場合は②でしょうか。
③は場繋ぎの場合等に生じる質問。



非常に狡猾な類の質問は①です。
①には本音と建前が混在する。

一見相手に興味があり質問をしているように感じますが、本音としてはその質問を自分にしてほしいという魂胆が見え隠れする。

例えば、会話の中で「この前の休みは何してた?」と聞かれた場合、その回答をしつつ「そういうあなたは何をしてたの?」という同じ質問をすることでスムーズな会話が可能になります。

これを「会話のギブアンドテイク」と名付けましょう。
略して「KGT」です。(ダサいですが我慢してください。)


これは会話のテクニックというより、ある種自然なやり取りという気もします。

ギブをしたらたいていテイクされます。
テイクがない場合の理由として考えられるのは主に次の3つです。

・ よほど相手は自分に興味がない
・ 相手が変な奴
・ めちゃくちゃウ〇コしたくて会話を早く終わらせたい




ここで、上記①の質問の本質が見えてきます。

質問されたいことを質問する。質問されたくないことは質問しない。


ということです。





このKGTを利用して自分の学歴・資格などを自慢しようとするケースも散見されます。

さぁ、ここからは偏見MAXフルパワーです。行きますよー!!

例えば、「どこの大学出身ですか?」と質問する人は、どこかで”自分の出身大学を言いたい”もしくは”出身大学を聞かれても無問題”という欲求と覚悟が備わっていることが多いかもしれません。



僕は東京大学出身なんだけど、君はどこの大学出身?

という組み立てはナンセンスですよね。
めちゃくちゃ嫌な奴になります。

そこでKGTの出番です。

まず相手に出身大学を聞く、そうすると相手も自分に聞いて来るので自然と東大出身を伝えることができる。




このブログでもたまに書いてますが、大学に入るまでほとんど勉強をしてこなかった僕は胸を張って言うような大学を出ていません。
ただ、別にこだわりもなくどうでもいいっちゃどうでもいいので出身大学を言ってもいいですが、たいてい言うと相手を困らせてしまうんですよね。笑

僕の場合は言ってもいいですけど言ったら反応に困るのはそちらですよ?と最初からわかってるので質問されても「いやー僕はそんな言えるような大学出てないですし知らないと思いますよ~」と言わないようにしています。

それでも果敢に聞いて来る猛者には普通に言いますけど、やはり100発100中反応に困っている方しか見たことないです。

生半可に司法書士や行政書士を持っているので、良い大学を出ているだろうという相手方の先入観があるんでしょうね~。
その先入観を幾度となく打ち砕いてきました。

なので、僕は出身大学を人に聞いたことは(たぶん)1度もないですし、質問されても言わないようにしています。




コロナによって成人式が開催されるかどうかわかりませんが、開催された場合は旧友との久々の再会もあるでしょう。
その時、通ってる大学や取得した資格を自慢したくてしたくて我慢できない方は、まずは相手に質問してみましょう。

ただ、相手がこのブログを見ている可能性も0.000000001%あるので、あっこいつKGT狙ってんな、、、と勘繰られないように気を付けてください。










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