町田・多摩センターの司法書士ミヤの開業ブログ~生き生きと生きる~

『司法書士法人まちたま』の代表です。多摩センターと町田の2拠点で活動。備忘録として書きます。

プロとしての意地

2019年02月12日 21時10分53秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。





先日、ある「すし職人」の方の特集を見ました。




ある日、最高の魚が仕入れられました。

それは職人も興奮するくらいの物です。




職人はその魚を使って最高の商品を作ろうとしましたが、出来上がったものは思った味とは異なりました。

脂の乗り具合を見誤ったようです。





職人は自分への不甲斐なさ、最高の魚をダメにしてしまったプロとしての未熟さを感じながら言います。


これはお客さんにお金をもらって出すようなものじゃない。タダで差し上げよう。





しかし、そのある種突発的な発言をした後、職人は考えます。



待て待て。差し上げるにしても、自分がダメだと判断した商品をそのまま差し上げるのはプロとしてどうなのか・・・。

お金は貰わない・・・。

ただ、このまま差し上げるのはプロとして違う。






職人は再考します。

プロとして、自分の仕事に真摯に向き合います。


職人はその失敗した商品に改良を加え、プロとして恥じないタダの商品を作り上げました。


そして、なぜ失敗したのか、どうすればよかったのかを考え始めます。









この仕事への姿勢にはプロとしての意地を感じました。


なにかに失敗したその瞬間、それをリカバリーするためにどうするべきか、何をするべきか、その瞬間にプロとしての力量が出るような気がします。







プロなら失敗しちゃだめだ、という意見もあるかと思いますが、人間である以上なかなか難しいものがあると思います。


しかし、失敗は失敗でも、挽回できるような失敗、次につながるような失敗に留める必要がプロにはある。



今回の職人も、その商品をお客さんに差し上げる際に、事情を話し、それをコミュニケーションの1つとしてその店の魅力に変えていました。



失敗を失敗で終わらせない。



そこにはプロとしての美徳を感じます。













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