司法書士試験の不合格を確信して死にそうな方へ。

町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。





司法書士試験お疲れさまでした。

受験生の皆さんはなんとも言えない解放感に浸っている頃でしょうか。



勉強しないでテレビを見てもいい日が訪れた不思議な感覚。
世界の果てまでイッテＱを存分に見たことでしょう。



各予備校が本試験の解答を出している（記述はまだ出てないのかな？）と思うので、答え合わせはできますね。




現時点で不合格を確信した方もいると思います。
生きた心地がしないと思いますが、それでも生きていかないといけないし、時間は進みますし、社会は変化していきますし、また歩き出さなきゃいけません。
明日の朝の目覚めは最悪だと思いますが、それもいい経験だと思うので堪能してください。


僕は自分で言うのもなんですが、最高級にポジティブシンキングの持ち主と自負しています。
しかし、３回目の司法書士試験に落ちたことを確信した次の日の朝、目覚めた瞬間布団の中で「この世から消えていなくなりたい」と10分間くらい思ってました。リアル私は貝になりたい状態です。

死にたいと思ったわけではないので少し違いますが、よく「死ぬ勇気があるなら生きろよ」と言いますが、死ぬことよりも生きることの方が辛いことがあるという感覚をそこで初めて体感した気がします。

大袈裟でしょうか？
いえ、僕はそうは思いません。

それほどショックで、また1年間勉強生活になることや、自分の置かれた生活環境を考えるとお先真っ暗感がハンパなかったです。
いつになったら自分はスタートラインに立てるんだ、という不甲斐なさが込み上げてきました。
「あぁ自分でもこんなこと思うことがあるんだなぁ」と新たな自分に出会えたことを覚えています。




まぁでも、合格するまでやり遂げると決めていたし、どんなに凹んでも結局はやるしかないので、すぐに起きて朝飯食べました。



経済的な問題、身体的な問題、家庭的な問題など、いろいろな事情があると思うので簡単に「再挑戦すればいいじゃん」とは言えません。

「不合格でも頑張ったことが素晴らしいよ」なんて言えません。

「勉強した知識が役に立つ日が来るよ」なんて言えません。


どんなに知識があろうが資格を取らなければできないことがある。

本気で挑んだ方に慰めの言葉なんてないと思ってます。
前も言いましたが０か１００の世界（試験）です。

かなり残酷だと思います。





でも、全てを投げ捨てて頑張った自分を褒めてあげてください。

なかなかできることじゃないと思います。

その覚悟と根性は他でも活きると思います。







なんてことを書きましたけど、正直よくわかりません。

僕は諦めることが怖かったので、諦める選択肢はなかったです。

「諦めることも大事だよ」と挑戦すらしてない人に言われたこともありますが、僕には考えられなかったし理解できなかったし、心の中で「知ったようなこと言うなよ！！」と苛立ちました。

諦めたら今後の人生で困難が訪れたとき、僕は諦める人間になってしまうんじゃないだろうか、という恐怖があった。

一度やると決めたら最後までやり遂げたかった。

そして、再挑戦できる幸せで贅沢な環境が僕には奇跡的にあった。




再挑戦するかどうか迷っている方もいると思います。

参考になるかどうかわかりませんが、もし、幸運にも再挑戦できる環境があって、他に人生を賭けてやりたいようなことがなく、あとは自分の気持ち次第というのであれば、挑戦すべきと思います。

わかっていると思いますが、合格すれば人生は１８０度変わります。

そう考えただけでワクワクしませんか？











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