仕事に”笑い”を

町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。

全ての事象には意味がある、否、意味を見出すことができる。

意味がないことなんてない。

意味がないと思うのは、それは意味を見出す能力が乏しいだけ。

きっと、このコロナにも。

人が大勢死んでいるんだぞ！なんの意味があるんだ！

・・・だからこそ意味がある。

人と人の繋がりという目に見えないモノが、ウィルスという目に見えないモノに遮断されました。

しかし、それは物理的な遮断であり、人と人の精神的な繋がりは切れなかった。

それどころか、その繋がりをより強固なモノにしたんじゃないでしょうか。

話は変わりますが、先日、依頼者宅からの帰りに昼飯をとある定食屋さんで食べていたところ、４人の土方のオッちゃん達が楽しそうに笑いながら店内に入ってきました。

もう日焼けしてるな～外仕事大変そうだな～。

と思いながら視線を机の上に置いたスマホに落としつつも、耳はオッちゃん達の会話に少し傾けていました。

いかんせん、町田の場末の定食屋だからか、店内の入り口に手洗い用の蛇口がある都会にはない感じの趣のあるお店だったのですが、そこで１人ずつ手洗いうがいをするオッちゃん達。

ずっと楽しそう。

なにやらカラオケで何を歌うかで盛り上がっている。

俺はキングヌーは無理だなぁー！！

がはは！

ふと顔を上げ視線をオッちゃん達に向けると、ヤニで歯がボロボロのオッちゃんが爆笑しながらこれでもかというくらい豪快に笑っている。

うん、無理そうだなオッちゃん。

こちらも笑みがこぼれる。

１人、２人、３人と手洗いうがいを終えテーブルに順々に着席し始めるが、その間にもテーブルと手洗い場との会話は続く。

席に３人座ると、さすがに会話はテーブルで繰り広げられる。

残された最後の４人目が僕と同じようにテーブルに耳を傾けながら手洗いをしている。

僕はその４人目の顔を見る。

笑っている・・・。

いち早く自分もテーブルに行って話に混ざりたい、という気持ちが手洗いうがいを雑にさせているようだ。

ちゃんと拭ききっていない濡れた手を携え、溢れそうな笑いを堪えながらテーブルに向かう。

その様子はまさにウ〇コが漏れそうでしょうがないあの日のよう。

もうトイレはそこにある、しかしまだトイレではない、でもトイレはすぐそこ、ウ〇コもすぐそこ、というか少し顔を出してる、フライングウ〇コ。

４人目のオッちゃんは、早くみんなで笑いたい、力いっぱい笑い声をあげたい、そんな昂ぶりを抑えながらテーブルに向かって行った。

そんな一連の流れを見ていてと不思議な気持ちになる。

これが当たり前の光景だよな。

コロナで忘れかけていた光景。

同僚とくだらない話で笑いあいながら束の間の休憩を楽しむ。

あ～仲間と一緒に楽しそうでいいな～。

羨ましいという感情と同時に、人生ってこうでなくちゃな、仕事ってこうでなくちゃなと考えていました。

仕事の仲間と（昼休憩とは言え）仕事中に何気ない会話で笑いあう。

こんな幸せなことがあるだろうか。

仕事中に”笑い”があることはとても素敵なことです。

”笑い”は人生を豊かにする。

思い出しました。

以前、被後見人さんの施設入居のために事前に施設見学に行ったのですが、案内をして頂いた幹部の方が全く笑わない人でした。

マスクをしていたからわからなかったのではありません。

マスクをしていても”笑い”は伝えることができます。

単純に笑っていないんです。

なぜだ？

なぜ笑わないんだ？

仕事楽しいのかな？

やりがい感じてるのかな？

俺が臭いのかな？

いや、ビオレ汗拭きシートで汗は拭きとったから大丈夫なはず。

俺がめちゃくちゃラフな格好（サンダル）で行ったからか？

それは一理ある。

めっちゃ足元見てたし。

原因はハッキリとはわからないまま”単純に笑わないタイプの人”と結論づけましたが、やはり笑わない人とは距離を無意識の内に置いてしまう。

もしかしたら、あちらの方はサンダル履いてくるような変な奴とは距離を置くタイプだったのかもしれません。笑

施設自体は良い感じで、被後見人さんも暮らしやすそうでよかっただけに、少しもったいないなと感じてしまいました。

まだコロナの感染者が収まる気配がないですね。

しかし、少しずつ日常を取り戻しているような気もします。

周りの経営者の話を聞くと「5月過ぎてから少しずつ回復しているけど、３月と４月はかなりピンチだった」と言う声が多いですね。

ただ、まだまだピンチの人は多いはず。

もはやピンチを通り越している人もかなりいるでしょう。

多くの人が、仕事中に”笑い”を見つけることができるようになるのはまだ先でしょうか。

めっちゃメロンかはわからないですが、めっちゃ甘かったです。

最後、メロンの果肉が下に大量に残ってたのでストローをこれでもかというくらい限界まで伸ばして息を思いっきり吸ったのですがメロン達はピクリともしなかったので諦めました。

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