町田・多摩センターの司法書士ミヤの開業ブログ~生き生きと生きる~

『司法書士法人まちたま』の代表です。多摩センターと町田の2拠点で活動。備忘録として書きます。

司法書士事務所の経営と借金

2017年10月08日 00時28分55秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士 宮下です。


勤務時代とは違い、平日や土日祝日関係なく動き回ったり休んだりする働き方に感動してる今日この頃です。

開業してから時間を有効かつ効率的に使うことができてます。
勤務時代にはかなり多くの時間を無駄に使っていると思い、なんとかしなければと思ってましたが、開業することによって解決できそうです。
この問題も開業する一つの要因でしたから嬉しい。





ところで、知り合いの社長さんが開業祝いとして、ご飯に連れて行ってくれました。
こうした人との繋がりは最高に嬉しいですね。


社長は約30年会社を経営している方で、経営についていろいろとご教示頂きました。
その中で特に印象に残っている言葉は

「借金をしない経営をしろ」

です。


社長は借金をしたことは一度もないらしく、「経営に借金は必要ない。特に司法書士という職業なんて借金してまでやる事業ではないよ。」と仰ってました。

私もそう思います。
もし大企業にしたいのであれば博打も必要でしょうし、法に反することも皆さん知らないところでバレないようにやっていると思いますが。

社長の借金に対する考え、そして経営についての考えが私が思っていた考えと似ていて、話を聞いていて大変勇気付けられました。





私自身、借金だけは絶対にするな、と育てられてきました。
借金をすることが当たり前のような社会の様相は私が育ってきた環境からするとかなり異常です。
そして、やむなく借金をしていい場合は基本的に次の2つだけと考えてます。

①家を買う場合
②事業を行う場合




まぁ、厳密に言えばスマホの端末代もローンなので借金ですが、そういうのはここでは置いときます。

私は、開業するに際して借り入れは一切していません。開業するためにずーーっと貯金してきました。



話は変わりますが、高校時代、バンドを組んで高校の卒業ライブをすることになりました。
私はギター(アコギ)を既に持っていたのですが、新しいギターを買って卒業ライブに挑みたいと思いました。
しかし、高校生にとってギターはかなり高い買い物です。
そこで、父にギターを買っていいか聞きました。すると父は

「勉強に関するものだったらいくらでもお金を出してやる。でもプライベートで欲しいものがあるなら自分でお金を貯めて買いなさい。お金が貯まった時、それでもまだ欲しかったらそれは本当に欲しいものだから。」




結局ギターを買わないまま卒業ライブが終わり、その後新しいギターも買うことはありませんでした。
父は高校生の一時の高ぶった感情による発言を見抜いていたんだと思います。

父が言っていたことはこういうことか、と実感しつつ、オヤジもなかなかナウい事言うじゃんかと少し感動しました。




司法書士として事務所を借りて開業する中で、だいたいこのくらい貯めてから開業するといいという相場があります。

私はその相場の約3倍の開業資金を貯めましました。
それでもなお開業したかったです。
だから開業しました。(もちろん要因は他にもありますが。)

開業するかどうかの気持ちの紆余曲折はありましたが、やはり開業したかったです。


社長と話していて、私の経営に対する考え方が道からは大きく外れていないことが確認できてよかったです。開業してから間もないですが経営方針の再確認です。


ということで、このまま突っ走るぜぃ!!










町田・相模原を中心に活動する「司法書士 町田リーガル・ホーム」
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