情報科作業日誌

高等学校情報科での毎日の作業記録です

どの部分をディジタル化するべきか

2009年03月24日 | 思うこと
本日は代休を利用して、人間ドックに行って参りました。

健康維持のために、年に1回の人間ドックは欠かさず行こうと決意し3年目になります。車で15分くらいの病院に毎年お世話になっています。

8時から8時30分までが受付なのですが、できるだけ早く終えて帰りたいので、一昨年と昨年は朝一番に駆けつけ早く終えようとしたものですが、今年はなんと寝坊してしまい、起きたら8時前でした・・・。

こうなればもう開き直り。どうせ検査のため朝食はとれませんから、焦らず準備し、ギリギリに到着。

到着が一番最後くらいになってしまっていたので、終わる時間も相当遅くなると覚悟していたのですが、どうやら空いている検査から順に効率よく回るような仕組みができているようで、フタをあけてみたらそれほど遅くならずに済みました。

今回のドックで思ったことが2つほどありました。

1つめは、さすがに「情報管理」に気を配っているな、ということです。

受付簿では、同じ名字の方には「同姓あり(だったと思う)」という注意喚起のハンコが押されており、検尿や採血の容器にはバーコードが貼られている上、名前を必ず私に見せて確認しておりました。
ちなみに、それぞれの検査結果については、私専用のクリップボードに記入したりペーパーを挟み込んでチェックしていく方式でした。すべてをディジタル化しないで可視化部分を残しておくことは、それなりに合理的なのかな、と私も思います。

2つめは、最後の内科検診で、担当の医師が言った言葉です。

問診票をもとにいろいろと質問を受けたり、ノドを見たり聴診器で心音をチェックしたりするのは意味が何となく理解できるのですが、ベッドに横たわるように言われ、おなかを結構ぎゅうぎゅうと押されたりしたので、これで何がわかるのかなとふと疑問に思い、お伺いしてみたところ、

「エコーなどの機械やデータだけからはわからない部分もあるんですよ。往診とかいったら機械はないでしょ?。自分の感覚でしこりなどの異常がないか確認しているんです」

う~ん、プロフェッショナルだな、と感心してしまいました。教育もまさにそのような部分が多分にあるのかな、と改めて思いました。

このようにして考えると、医療に関しても、教育に関しても、どの部分をどのようにディジタル化するべきなのか、ということはとても大切ですね。