住基カードと電子申請

税務署より確定申告の案内が届きました。

大学の非常勤講師や教科書執筆の関係で複数から給料や謝金等をいただいていることもあり、また医療費控除もあってここ数年は確定申告を行っておりますが、「情報科教員たるもの電子申請ができなくてどうする!?」と自分に言い聞かせ、昨年度より電子申請で確定申告を行っております。

昨年、市役所で住基カードとともに電子証明書を発行してもらい、カードリーダーも購入してなんとか頑張って電子申請を済ませましたが、実は昨年も医療費控除の領収書を送るのが面倒で、税務署が職場の近くにあることもあり直接持参しました。担当の方に、何で電子申請したのにわざわざ持ってくるの? という不思議そうな顔をされましたが、結局領収書は現物を何らかの方法で届けなければならないので、私の場合に限っては直接持参する方が面倒ではなかったというわけです(^^;)

あれから1年、住基カードは結局一度も使うことはありませんでした。

この間、運転免許の書き換えや住民票、印鑑証明の発行などもありましたが、運転免許では旧免許があれば十分、また、住民票・印鑑証明は現物が必要のため、住基カードがなくても市役所ですぐに発行しれくれたため、ほとんど有り難みを感じることはありませんでした。

せっかく作ったのだから、といろいろと調べていくうちに、自動車を購入した時の納税や車庫証明などが電子申請でできることが判明。これは、と思いましたが、冷静に考えると、新車購入の時の納税などはほぼ100%ディーラーが代行して行いますし、車庫証明も配置図などいちいちディジタルデータにして送るくらいならフリーハンドのものを直接警察署に持って行く方が早いように思えます。また、証明書自体をディーラーに渡すことを考えると実用的なメリットはほとんどないようにも思えます。

このように考えると、住基カードって現状ではほとんど便利に利用される機会がないですね。住基カードと暗証番号自体で住民票や印鑑証明の代わりになれば幾分利用価値はあるのかもしれませんが、安全上の問題もあるのでしょう。

自動車運転免許と一体化したり、ケータイみたいにICチップを利用して電子マネーや定期券になったり、また図書館の貸出券代わりになったりすれば、ずいぶんと使い勝手も変わるのかもしれません。さらには逆転の発想で、Edyなどのようにケータイに住基カードの機能を載せるなんてことも考えられます。

もちろんセキュリティには万全を期す必要があるとは思いますが、これほど使う機会がほとんどないシステムはどうなのだろうか、と思うことは事実です。「事業仕分け」なんて言葉もありますから、便利と安全のトレードオフを考えて、もっと現実的なしくみとなればなあ、と思ってやみません。
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コメント
 
 
 
e-Taxの添付書類省略 (boiseweb)
2010-02-23 08:10:54
あれっ,e-Taxでは医療費控除の領収書は「添付省略可能」となっていますが…
e-Taxで添付省略可能な証明書類のリストを見ると,給与所得者の副収入や控除関係の申告に関係しそうな添付書類はほとんどカバーされているように思えます.
 
 
 
本当だ・・・ (小原)
2010-02-27 10:56:41
boisewebさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

さて、調べてみましたら、ご指摘の通り、省略可能なんですね(^^;

http://www.e-tax.nta.go.jp/toiawase/qaindex/qakakushin.html

昨年度は国税庁のサイトから確定申告の用紙を作ったので、作成途中で表示されていた通り、当然送付しなければいけないものだと思いこんでおりました・・。

今年からは楽になるかなと思います。ありがとうございました。
 
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