⭐️⭐️浅野まことのここだけの話⭐️⭐️

浅野まことがここだだけの話をブログで大公開!!

あのアスミーテ50,000を更にパワーアップしたアスミーテSが絶賛発売中!

2016年09月09日 | 食品

 

ついに、あのアスミーテの最上位スペック品が登場しました!  


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内容量     10ℓ

原材料     天然水、フコイダン

賞味期限  製造日より120日間

産地   日本(富士山麓忍野村)

アレルギー表示 無し

お召し上がり方 熱を加えずお召し上がりください。

保存方法        直射日光、高温多湿を避け、涼しい場所に保管し、開封後はお早めにお召し上がりください。 

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「日本仕様」のiPhone7 フェリカが世界進出

2016年09月09日 | 企業研究
「日本仕様」のiPhone7 フェリカが世界進出
ジャーナリスト 石川 温
2016/9/8 19:31 日経新聞

発表会の冒頭で「マリオの父」である任天堂の宮本茂氏が登壇しiPhoneへのスーパーマリオの提供を表明した
 米アップルが現地時間7日に発表した新スマートフォン(スマホ)「iPhone7」は完全に日本市場をターゲットにした製品だ。日本で普及している非接触ICチップ技術「フェリカ(FeliCa)」に対応し耐水性能も備えるなど、日本のユーザーがiPhoneに感じる2大不満をカバーしてきた。発表会には「マリオの父」である任天堂の宮本茂氏が登壇し、日本発のコンテンツや新機能が次々に紹介されたのは日本人として率直に喜ばずにはいられない。「ガラパゴス」とからかわれてきた日本にようやく世界が追いついてきて、さらに日本発の技術が世界へ進出する可能性も見えてきた。
■日本以外は置いてきぼり

 10個のキーワードを挙げてiPhone7の新機能を紹介していくなかで、フェリカの話に触れたのは最後に近い9個目だった。デザインやカメラ、ヘッドホン端子の廃止などを語ったのち、決済サービス「アップルペイ」の新機能としてフィル・シラー上級副社長が「アップルペイを日本で開始する。導入する上でフェリカに対応する」とコメントした。「ついにきたか」とガッツボーズした筆者だったが、周りを見回すと海外メディアの記者はすっかりシラけて水を打ったように静まり返っていた。

 米国からすれば、iPhoneで電子決済ができること自体は2年も前から始まっていて既視感のある話だ。しかも「フェリカ」という聞いたことのない名前を紹介されても、まったくピンとこずあぜんとするしかないというのが正直なところだろう。

 世界のメディアを置き去りにしてまでiPhoneにフェリカを搭載してきたことは、アップルにとっていかに日本が重要な市場となっているかを象徴するものだ。7月末に発表した決算で、米国や欧州、中国といった各地域の売り上げが軒並み前年比マイナスとなる中で、ただ一つ伸びていたのが日本だった。期待していた中国市場が変調する中で、今やアップルが頼れるのは世界の中で日本になりつつあるのだ。



 確かに、スマホにおけるシェアで50%を超えるなど、世界的に見て日本でのiPhone人気は飛び抜けて高い。これは、ソフトバンク、KDDI、NTTドコモの主要3携帯電話事業者が「実質0円」で競うように売りまくってきたからだ。だが、総務省から「実質0円」販売をやめるように要請が出ており、今後もこれまでのような好調さを維持できるかは未知数だ。
 その日本市場を意識して、アップルがiPhone7で提供してきたのが防水対応とフェリカ搭載だ。日本では防水とおサイフケータイを求めて、iPhoneではなくAndroid搭載スマホを選ぶ人が多い。おサイフケータイを使いたいがために、わざわざiPhone以外にAndroidスマホやガラケーを2台持ちしている人もいるほどだ。その日本でさらなるシェアを獲得するためには、この2つは避けては通れなかったということだろう。

 日本ではJR東日本がモバイルSuica(スイカ)を積極的に推し進めてきたおかげで、駅やコンビニ、タクシーなどで非接触決済が普及している。一方で、クレジットカード決済に抵抗があり、現金払いを好んで、デビットカードは全く普及していないという、先進国の中でも特殊な国だ。



 アップルとしては非接触決済は日本でますます普及すると見ており、アップルペイで簡便な操作性を実現することでiPhoneで決済をするユーザーを増やしたい考えだ。
 今回のフェリカは日本市場で販売されるiPhone7とアップルウオッチの新モデルだけに搭載される。これまでのiPhoneは、通信で使う周波数の違いによりいくつかのモデルがあったものの、基本的には世界中で同一モデルを提供する戦略をとってきた。

 そのアップルが、日本向けの特別仕様iPhoneを作ってまでフェリカを載せるということは、相当に日本市場を重視しているという表れだ。ここ数年のアップルは、巨大市場である中国を意識した機能やアプリを紹介することが多く、日本市場は素通りされたようにも感じて寂しかったが、今回は一変した。

■相思相愛のアップルとJR東日本

 JR東日本にとっても、iPhoneでスイカを利用できるようになることは、長年の悲願だったはずだ。スイカが使えないままでiPhoneのユーザーが増えると、それだけモバイルスイカの利用者も減少してしまうからだ。そのため、今回のフェリカ搭載について全面的に協力をしたようだ。

 過去の例を振り返ると、JR東日本はスマホなどの対応製品がきちんと改札を通過できるか厳しく試験でチェックするとされていた。そのため、業界内では「秘密主義のアップルが事前にiPhoneの新製品をJR東日本に渡して試験させるわけがない。発売後から試験したとして、サービス開始は早くても来年なのではないか」と見られていた。

 ところが蓋を開けてみると、今年10月末からサービスを開始すると発表された。しかも、今使っているスイカにiPhoneをかざすとカード内の情報が転送し、定期券などの情報もiPhoneに取り込めて簡単に始められるという操作性まで実現している。このため、Androidスマホでモバイルスイカを使っていた人も「機種変更」という形で簡単にiPhoneに移行できるのだ。

 さらに、アップルペイでは本来は指紋認証でロックを解除するはずだが、モバイルスイカに関しては指紋認証なしで使える特別仕様を実現する。今までのモバイルスイカの利便性を損なわず、むしろより簡便に使えるようにしているのだ。標準の地図アプリで乗り換え案内を使った際には、検索結果の運賃にiPhone内のスイカ残高が足りないと「チャージしたほうがいい」と通知さえ出るほど作り込んでいる。

 アップルはモバイルスイカを意識して地図アプリを強化しているし、JR東日本もアップルとの関係を築くためにスマホ向けのモバイルスイカをイチから作り直したような印象だ。頑固で主張を譲らない企業文化のイメージがある両社だが、アップルが日本向けの特別なiPhoneを作るのと同様に、JR東日本もアップルに対しては特別対応をしたことがうかがえる。

 JR東日本の小県方樹副会長は「開発期間はいえないが、アップルと我々で相当、密接に交渉し、開発を進めてきた」と振り返った。まさに、日本でさらにiPhoneのシェアを高めたいアップルと、iPhoneでモバイルスイカを使えるようにして、さらに世界展開まで狙いたいJR東日本の思惑が一致し相思相愛で「iPhoneでスイカ」が実現したといえそうだ。



■世界が日本に追いついた
 これまでスマホ業界を長年取材してきた筆者だが、アップルがフェリカを載せてくることになるとは夢にも思わなかった。すでにAndroidスマホでは当たり前になりつつあるが、やはり半数以上のシェアを持つiPhoneに載るというインパクトは大きい。

 日本市場は、ケータイやスマホが世界に比べて独自の進化をしたとして「ガラパゴス」と呼ばれてきた。だが、その日本の進化に追いつく形でアップルが「アップルペイ」を始め、日本市場での普及状況を見て端末側でフェリカに対応するという策を取ってきた。世界のスタンダードがようやく日本に追いついたといってもいいほどだ。

 当面フェリカ対応は日本で発売されるiPhoneだけだが、将来的に全世界で販売されるiPhoneに搭載されればそのインパクトは計り知れない。インバウンドで海外から日本に来た観光客が、成田空港に降り立ち、すぐにiPhoneで成田エクスプレスに乗ることだって不可能ではない。小県副会長は「今日はこのような発表だったが、日本ではインバウンドが増えている。アップルとは今後は緊密な関係を続け、いいサービスを提供できるようにしたい」と抱負を語った。


 アップルのフェリカ搭載に際し、かつてNTTドコモでiモードを開発し「おサイフケータイの父」といわれている夏野剛慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘(しょうへい)教授は「フェリカの技術はソニーだけでなくJR東日本やドコモなど、オールジャパンで推進し、大きく普及させてきた。世界最大規模の実績のあるプラットフォームがiPhoneに採用されるのは1ユーザーとして大変うれしい。これで日本が特異に進化している『ガラパゴス状態』はなくなることになる。だが、日本の技術やアプリケーションが大きなポテンシャルを持っていたのに、それをグローバルに生かすのはいつもアメリカ企業という構図がもったいない気がしてならない」と語った。
 今後も、フェリカ搭載が日本向けiPhoneだけで完結するようでは「ガラケー」となんら変わらない。ソニーの平井一夫社長は「フェリカは日本とアジアを中心に普及している。今後も、いろんな形で大事で育てていきたい」と語る。

 アップルがフェリカの実力を認めただけに、あとは全世界向けモデルでもフェリカが搭載され、世界でフェリカが使われるように、JR東日本やソニーにはぜひもう一踏ん張りしてもらいたいものだ。

石川温(いしかわ・つつむ)
 月刊誌「日経TRENDY」編集記者を経て、2003年にジャーナリストとして独立。携帯電話を中心に国内外のモバイル業界を取材し、一般誌や専門誌、女性誌などで幅広く執筆。ラジオNIKKEIで毎週木曜22時からの番組「スマホNo.1メディア」に出演(radiko、ポッドキャストでも配信)。NHKのEテレで趣味どきっ!「はじめてのスマホ バッチリ使いこなそう」に講師として出演。ニコニコチャンネルにてメルマガ(http://ch.nicovideo.jp/226)も配信。ツイッターアカウントはhttp://twitter.com/iskw226