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2月14日 デート,二木会,『暫』,「冤罪」ではない

2008-02-29 01:07:07 | 抱茎亭日乗メモ
 やっとデート。1月25日以来、長かったー。
会えない間、前半飲んだくれて後半禁酒で、気が狂いそうだった。
なんだかんだあっても私の頭の中の大半は恋人と酒、なのだった。

逸る心を抱えながらも、遅刻癖は相変わらず。
ギリギリの時間に出ると、電車事故で緊急停止。おーい!
「振替え輸送します」と言うので降りてエスカレータを駆け上がった。
上がりきったところで「復旧しました」。なんだよ、もう! 階段を駆け下りる。
ホームは空だった。1本遅れたよ! もーう!

そして本日はヴァレンタインデイにつき、私のアレンジでいつもより若干ゴージャス企画なわけだが、そのせいか、いつもとは違う状況で待たされる。
彼も持たされる。先日のデートすっぽかしの後で、これはまずい。

恋人は今日も大忙し。会わない間にあったいろいろを話したいけど全然時間足りず。
でも会えて嬉しかった。大変仲良し。愛と良い匂いに包まれて、ああ幸せ。

 昨年後半は木曜日にヨガクラスがあり、毎月第二木曜の二木会には殆ど出席できなかった。
今回のテーマは「危ない食品・安全な食べ方」。
講師は市民バイオテクノロジー情報室代表の天笠啓祐氏。
ヴァレンタインデイに二木会って寂しい女かも? とも思ったが、面白そうな内容なので参加。

毒入り中国冷凍餃子の話。
今まで出てきた情報が正しい情報であるならば、天洋食品は外注に出していたのでは、と業界関係者間では言われているらしい。
これ以上原因特定などはできないのでは、とのこと。

吉野家はなぜアメリカ産牛肉でなければ駄目なのか、という話。
全て国産で作ったら1杯1,600円になる牛丼は、部位毎に売られるアメリカのくず肉を接着剤で固めて切る。だから安く出来る。

国際的ハーモナイゼーションの話。初めて聞く言葉。
各国バラバラになっている食品添加物の基準を共通にしようというWTOの方針である。
これが農薬汚染と並んで相当やばい感じ。
青酸化合物とか、抗生物質とか、承認されちゃってるらしい。

あと聞いたことなかったのは、放射線照射食品。
スパイス、ジャガイモなどに放射線を当てて細胞を殺してバクテリアの繁殖を防ぐわけだが、栄養分も減る。
これが世界で動物実験と人体実験により認可と禁止が繰り返されているらしい。

不思議かつ恐ろしいのは、放射線照射食品の担当は日本では原子力委員会なんだと。
アメリカは国防総省が担当なんだと。なんでやねん?
「原子力の平和利用だから」
怖!「問題ない」って信用できるか?

他にもO-157のハンバーガー犯人説など、震える話いろいろ。

講師の天笠氏はさすが、紙パックのお茶も飲まず、懇親会にも参加せず。
外食はしないそうで、実は餃子も食べたことない!
それでも東京でジャーナリストとして仕事と生活ができるんだ。すごい。

 居酒屋『暫』にて、二木会の方々と久し振りに飲む。
このつまみも中国産か?遺伝子組み換えか?って考えてたら食べるものなくなるので忘れつつ、食の安全について語る。

身土不二、医食同源、地産地消、フードマイレージ。
グローバル化と企業の論理に飲み込まれそうになりながらも、対抗する安全で美味しいものはあるわけで、それを支持して食べればいいのでは。

 アルカイダの友達の友達の鳩山が「志布志事件は冤罪ではない」と発言。
おお、そうか、と思った。
でも鳩山は「死刑は法務大臣悩ませないで、チャッチャとやっちゃって」みたいなことを言うバカなので「どういう意味?」と疑問は持った。

「志布志事件は冤罪ではない」とは、無罪判決を得た方たち自らの発言でもある。
冤罪というのは、事件の犯人じゃない人が犯人とされるもの。
「これは、事件そのものが無かった事なんですから。犯罪がなかったんだから犯人もいない。」
と語るのを、私は聞いた。
彼らは、事件をでっち上げて無理矢理供述させるという警察、検察犯罪の被害者なのだ。

鳩山の発言は全然違う趣旨だった。
業界用語説明のつもりだったのか? やっぱりバカ。
「今後冤罪という言葉は使わない」って、お前の仕事は何なんだよ!

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