The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

2月28日 日記、遊び打ち合わせ

2008-03-15 22:24:24 | 抱茎亭日乗メモ
 2週間前の日記3日分。各種飲み会、お出掛けの打ち合わせをメールで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月27日 『かこいや』,マクドナルド,gyao『ぼくを葬(おく)る』

2008-03-15 21:46:39 | 抱茎亭日乗メモ
 従兄弟Tの働く会社の男性と匿名希望Aさんの友人らと合コン。
従兄弟Tの地味な印象もあり、前回の映画監督チームの華やかさとのギャップが激しそうな予感がしていたのだが、杞憂だった。

遅れて参加の1人を含む男性5人と、女性4名、世話人のAさんと私で11名、『かこいや』の個室はギュウギュウだった。
席の移動が簡単に出来ない狭い個室は、合コンにはあまり良くないと思った。
「かこいや」の料理はちょっと変わったものもあり、それは話のネタにもなり、良い。

私が面白かったのは、同い年の従兄弟Tの会社での顔が見られたこと。
若手や後輩から結構信頼されているようで、見直した。
昔Tを苛めていた私にとって、冗談ながらも後輩に睨みを効かしたTの顔は大変新鮮。
後輩君たちも、私は合コン相手の対象外でも「従兄妹なんだー。Tって呼ぶんですか?」と面白がってくれる。
「同い年?! 見えない!」等と言われて、気分いい。

 明日の仕事を考える真面目なサラリーマンたちの2次会希望はなく、お開き。
AさんとYさんがお茶をするとの事で、私も一緒に『マクドナルド』。

「桜井さん、従兄弟はカッコよくないって、そんなことないじゃないですかー」
「へ? そうなんだ」
「全然大丈夫ですよ」
ほう。身内で厳しく見過ぎたか。じゃあ、よろしく!

 帰宅後、gyaoでフランソワ・オゾン『ぼくを葬(おく)る』を見る。
以下ネタバレあり。

前にgyaoで映画を見た時、画面が小さくてダメだ、と思ったのだが、今回は脇に広告が出ていてチラチラ動くし、更にダメダメだった。
でもフランソワ・オゾンの未見作品なので見る。

納得いかないけど、一人の死に方の選択として興味深く、映画としては大変面白かった。
男と海が美しくて、寂しい。

主人公は軋轢のあった姉と和解するのだが、会うことはしないで写真を遺す。
死は個人的なものだけど、恋人を理由も告げず追い出したりまた会いたがったり、残されたものとしては堪らないやり方で、私はこうはしない、と思った。

最後はどうせ一人寂しく死ぬのだから、「死に方は生き方」なら、私は「死ぬ死ぬ」とぎゃあぎゃあ大騒ぎして死にたい。

映画を見て思い出した。
私は父親の死期が迫っても、和解も会うこともしなかった。
私には残されるものとしての意識もなかった。
当時逆の立場だったら? 今も父が生きていたらどうだろう? なんてことも考えた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする