The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

1月13日 映画『学校』と松元ヒロトークショウ,『ロイヤルホスト』,居酒屋

2008-01-16 08:11:19 | 抱茎亭日乗メモ
 K叔父がボランティアでやっている川口自主夜間中学が主催するイベントに、T叔父を誘って出掛ける。
夜間中学を描いた山田洋次の『学校』の上映と、元ザ・ニュースペーパー松元ヒロのトークショウ。
会場は「彩の国ビジュアルプラザ映像ホール(SKIPシティ内)」。
JR京浜東北線川口駅からバスが出てるとK叔父が教えてくれて、12:20にT叔父と待ち合わせ。

遅刻して、T叔父は「先に行くよ」。スミマセン!
慌ててケータイを忘れ、赤羽駅でお腹を壊し、トイレが激混みでパニック。
やっと川口駅に着いたら、バスは1時間に2本しかなく、タクシーに乗る。
30分遅れぐらいで会場に到着。
SKIPシティは何やら立派な施設だが、遠い! 不便!

山田洋次は好きではないので『学校』に遅れたのは全く問題ない。
「先生、幸せって何ですか?」
などという臭いセリフに「けっ」と思いつつ、泣いている私。
西田敏行がK叔父に見えてくる。

「夜間中学は全国に35校、自主夜間中学が十数校ある。」という文章が出て映画は終わる。
1993年の映画だが夜間中学の数は現在も変わっていないらしい。
このイベントの後援は「埼玉に夜間中学を作る会」で、随分長い間運動をしているそうだ。
このイベントも、もうちょっと人が集まってくれたらなあ、という感じ。

休憩後、松元ヒロのトークショウ。汗を拭き拭き、熱く語っていた。
岩国市長の話、憲法前文暗誦などは良かった。
憲法前文て、涙が出るほどいい文章だと思った。「声に出して読みたい日本語」だな。

 終了後、T叔父とA叔母夫婦と西川口駅近くの『ロイヤルホスト』へ。
西川口に住んでいる従兄弟Tも合流。

母の話。
T叔父も私も母に絶縁を言い渡された(私は撤回された)が、A叔母も「縁切りよ!」と言われたらしい。
A叔母の夫Kさんに「話すと喧嘩になるなら話さないでもいいから、そばにいてあげる時間を増やして」と言われる。

従兄弟TとT叔父の話。
2人は一緒に海外旅行に行くらしい。書類を記入するバツイチのT叔父。
「俺は既婚? 未婚?」
「未婚の父だね」とA叔母。
「×って書いとけば?」と私。

2人は親子で日本青年館の結婚相談所に登録しているらしい。
あまりうまくいってないみたいなので、宮崎学さんのイベントで知り合った岡野あつこさんの結婚相談所をすすめる。

「真理ちゃんはどうなの?」とKさん。
「私は幸せです」
「そうか。結婚するの?」
「私は結婚願望ないですから」
「向こうはどうなの?」
「ないんじゃないですか」
「聞いてみた?」
「聞いてない」
「わからないじゃない」
「うーん、じゃあ聞いてみます」
「紹介しなさいよ」
「ううう、言ってみます」

祖父が生きている頃は毎年親戚で集まっていたが、今は葬式ぐらい。
葬式でも呼ばない、顔を見ない叔父叔母がいたりして、従兄弟が揃うことも久しくない。
今年は一番下のK叔父が定年退職なので、皆で集まろうということになる。

母も元気になって行けるといいが。
A叔母に「ああいうふうになると、あと10年生きないかもよ」と言われ、ドキリ。
正月に母自身も「あと何年も生きないんだから」と言っていた。
だったら尚更鬱々としている場合じゃない。

 叔父叔母たちにご馳走になって、A叔母夫婦は帰って、T叔父と従兄弟Tと居酒屋。
従兄弟Tの仕事の話、母の話など。ここはT叔父がご馳走してくれる。
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1月12日 未明のピンポン

2008-01-16 06:08:41 | 抱茎亭日乗メモ
 前日の睡眠不足で、いつもよりちょっと早めの5:00にベッドへ。
暗いうちに眠るのは久し振りかも。と思っていたらピンポン。
何? この時間に、と怖くて応答せず。
部屋の灯りが消えてすぐピンポン、てことは?? 暫く眠れなくなる。

9:50上映開始の『昼顔』は当然無理だった。

 明日お昼に叔父と待ち合わせる約束をした後、恋人から明日のデートのお誘い。
残念。
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1月11日 大学歯科病院

2008-01-15 06:05:51 | 抱茎亭日乗メモ
 3時間睡眠で大学歯科病院。久し振りに日の高いうちに起きた。
検査結果と、今後の治療方針と費用について話す、と聞いていた。

先生の診断は「やっぱり手術しましょう。じゃ」で終り。

助手?の男性が現状と治療方針と、出来上がり予想歯型模型を説明してくれる。
手術までに1年、手術で2週間入院、術後の矯正が半年から1年かかる。
今、下の歯右側が前に出ている。
これは下の歯左側が内側に倒されているので、一旦下の歯全部を前に出す。
そして顎の骨を削る手術をして引っ込め、更に中心を合わせるために左に回転させる。

なるほど。で、費用は? 保険保険て、それはわかったけど金額は?
「それは先生と話して下さい」
ぷう。一言で終わらないでよ、先生。

「では口腔外科に行って担当医を決めてもらって下さい。今日はそれで終りです」と助手?男性。
へ? もう私は手術することの同意したの? 先生とはいつ話すの?
「次回、矯正の装置をつける前にお話した方がいいですね」
ん? 装置作っちゃって「そんな高いなら手術しません。手術無しで4年かけても追加料金無しでお願いします」ってありなのか?
私はずーっと「費用が気になる」って言ってるのに、何故それを説明しない?

治療を始めて方針変更までに費やしたお金と時間、どうしてくれるんだ!!
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1月10日 風邪

2008-01-15 05:10:00 | 抱茎亭日乗メモ
 冴島奈緒ヨガの定期クラスがなくなってしまったので、スポーツセンターのヨガクラスに参加しようと思ったのだが、風邪で無理。

深夜になって『さいか』の常連Nさんから

> 今さいかだったりしますがw

と連絡もらうも鼻水、くしゃみでズルズル。

 母に電話で事務連絡。元気ない。
「6日だったか昨日か電話くれた?」と母。
「8日にした。お母さんの誕生日だったから」
「ああそう」

洗濯、ブログで朝になる。
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1月9日 映画『その名にちなんで』,『旬菜炙り さいか』

2008-01-15 04:39:23 | 抱茎亭日乗メモ
 風邪。喉痛、鼻水。

 映画『その名にちなんで』を見る。2時間で1つの家族の30年を見せる。
比べるのも変かもしれない、全く違う映画だが『夜顔』は長~~くて短か! な映画だった。
『その名にちなんで』も時間の流れを不思議に感じる映画だ。
人々の気持ち、異なる文化、それぞれの風景をとても丁寧に描いている。
あっという間に時が流れ、という感じは全くしない。
じっくり時間をかけて家族が育っていく。
見終わった時は3時間ぐらい経ってるかと思った。

以下ネタバレあり。

俳優が素晴らしい。
母親アシマ役のタブーは実際何歳なのかわからないで見たが、結婚前も未亡人になった後も全く違和感なし。

父親のアショカは優しくて穏やかで、こんな「嘘つかない」インド人がいるんだ、と感心。
偏見反省。

「家族っていいね」の安いドラマは嫌いだけど、こういう映画を見ると、いいなあと思う。
葛藤があって、愛があって、理解は出来なくても繋がっている関係。

妻にも母にも去られて「解放されたんだ」という息子ゴーゴリの言葉。
深く印象に残った。

 『旬菜炙り さいか』。今日も始めは私だけ。
『さいか』は昨日も休みだったので「マーケットリサーチですか?」と聞いたら「そんな感じ」とご主人Sさん。
「もしや、さいか3号店計画?」

Sさんは、かつてテレビ局の美術部で「消えもの」と呼ばれる食材や料理などの手配をしていたことがあったらしい。
数学クイズ番組の図形問題で作った2色寒天の立方体の話は面白かった。

恐らくこれの事だと思う。
写真か動画で見たい!
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1月8日 風邪?,デート,映画『インランド・エンパイア』

2008-01-14 20:19:29 | 抱茎亭日乗メモ
 昨日酔っ払ってダイニングの椅子で寝てしまい、気がついて風呂に入らず布団に入った。
手足が冷え切って、寒くて眠れないと思っていたが、汗びっしょりになって目覚める。
熱が出たのかもしれない。喉が痛い。どうやら風邪のよう。

 やっと今年初めてのデート。「今年もラブラブでね」と恋人。はい。
久し振りにゆっくり会えて、いつもより飲んで、楽しかった。

 新文芸坐にてラスト1本800円で映画『インランド・エンパイア』を見る。
3時間。お得だ。でもそのうちかなりの時間寝てしまった。

TV朝日『虎の門』の「こちトラ自腹じゃ!」では井筒監督の星が0で採点不能。
「これ、乳が出てきましたね。乳だというのは分かった。
多分めくると思ったよ。リピーターの男はコレ見に行ってるんや。」
とコメントしていたらしい、乳のシーンも見逃してしまった。

もともと理解しようなどという気もないので構わないが、お酒が入って寝過ぎた。
リンチワールドは、不快ではない。熱心に見る程魅力的でもない。
最後のダンスは大好きだった。

 ブログを書いていたら朝9時。今日は風呂に入って寝る。
風邪気味なのに、何をやってんだか。
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1月7日 『afuune』,『旬菜炙り さいか』

2008-01-14 18:16:09 | 抱茎亭日乗メモ
 年賀メールを出したNさんから

> 近況などお話するお時間頂けたら嬉しいのですが

とのことで、東銀座『afuune』。Nさんの今の職場も東銀座らしい。

Nさんに会うのは2006年2月15日以来。
その間Nさんは転職して結婚してお父さんになっていた。

NさんがやっているPFIという事業について。
防犯ベルつき自動販売機を設置して、地域住民と協力し、子供達が安心して暮らせる街づくりをするという活動。

地域活動をしている知人友人を紹介しましょうか?
私も池袋で「母の会」やろうかなあ? 「母」じゃないけど、などと話す。

『afuune』は年賀状持参で20%off。素晴らしい!
Nさんは自動車通勤で毎日遅くまで働いて、東銀座の店は殆ど知らないと言う。
「会社のイベントなどでよろしくね」とT君をご紹介。

 帰り道、一人2次会は止めよう、と思いつつ『さいか』に吸い込まれる。
今日は他にお客さんはなく、静かに飲む。
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1月6日 映画『プロヴァンスの贈りもの』

2008-01-13 06:33:35 | 抱茎亭日乗メモ
 飯田橋ギンレイホールにて映画『プロヴァンスの贈りもの』を見る。
期待したほどではなかった。
ワインの映画なら『サイドウェイ』の方がずっとずっと面白い。

ラッセル・クロウが好きじゃない。カッコよくない。
『サイドウェイ』の男たちも全くカッコよくないけど、そこがあの映画の魅力でもある。

こういう物語だったら、男はいかにも英国紳士、鼻持ちならない態度なんだけど滅茶苦茶ハンサムであってほしい。
そういう人がお間抜けをやるから面白いのであって、ラッセル・クロウはイギリス男っぽくない。
と思ったらニュージーランド生まれで現在オーストラリア在住とか。通りで。
気持ち悪い、と言っては言い過ぎかもしれないが、セクシーを通り越している。

「プロヴァンスの自然とワイン、お金じゃない豊かな生活、いいでしょう?」と言いたい映画なんだろうけど、プロヴァンスの風景もそれ程魅力的に見えない。
「行きたい!」と思わなかった。

『踊れトスカーナ!』だったと思うが、映画の内容は忘れても、トスカーナに行ってみたい!と強く憧れたことは覚えている。

これはヴァカンス気分で力を抜いて作った映画なのか?
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1月5日 『BAUHAUS』,『旬菜炙り さいか』

2008-01-13 01:46:13 | 抱茎亭日乗メモ
 『シャ乱Q』のはたけ主催パーティーに友人が誘ってくれて『BAUHAUS』。

初めてシャ乱Qを見たのは、東京ドーム前広場でのライブにて。
なんて田舎っぺーな派手さが貧乏くさいバンドだろうと思った。(失礼!)
ライブでは、ユースケ・サンタマリアが当時やってた『BINGO BONGO』で「さみーぞ、中でやらせろ!」などと叫んでいて笑った。

その後シャ乱Qはヒットを飛ばして、かっこ悪いけど面白いと思ったし、曲は好きになった。
『シングルベッド』『ずるい女』など大好き。特に『いいわけ』は名曲だと思う。

突然パーティーに行くことになったので、そんなことを思い出しつつ予習。
はたけがシャ乱Qのリーダーだと知る。つんく♂じゃなかったのね。
はたけが『セカンドライフマガジン』という雑誌をプロデュースしていることを知る。
ほう。最近はそういう活動をしているのね。

『バウハウス』に着いて、どうやら今日のパーティーは、セカンドライフのイベントだと気付く。
セカンドライフで活躍しているらしいアーティスト大集合の新年会&ライブなのだった。

同じく友人に誘われたIさんと「これはオタク? アキバ系っていうんですかね?」と話しつつ知らない世界に迷い込んだ気分。

大盛り上がりのイベントは23時で終了。

数名の外国人客と私たちグループのためにバウハウスバンドが演奏してくれる。

 終電で帰る。つもりが気付いたら中目黒駅にいてビックリ。
まだ電車があって、何とか池袋へ。

 行かなくてもいいのに、仕事始めの『旬菜炙り さいか』に顔を出したくなる。

ここでは近所の飲み屋のママさんが大盛り上がり。
私の着物風トップスを「素敵!」と盛んに誉めてくれ「1杯奢るから好きなの飲みなさい」。
「何がいいかな?」とご主人に相談したら「『魔王』(1杯1,000円)にすれば?」。
ええー、いいのか? と思ったが全く気にしない風のママさん。
ご馳走様です!
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1月4日 母,キムチ鍋

2008-01-12 02:37:10 | 抱茎亭日乗メモ
 新座は寒い。私の部屋は大変寒い。布団に入っても肩がスースーしてよく眠れず。
午前中から母は洗濯などしている。
私もいつものように夕方まで寝ているわけにはいかず、11時には起きて、お雑煮を頂く。

最近は母の買い物ブギも治まり、クレジットカードもあまり使わないらしい。
公共料金はカードで払った方がポイントが貯まる、キャンペーンでプレゼントが当ると言っても「いいわ。面倒臭い」。
手続きは簡単だし私がやる、と言ってるのに「疲れるからいい」。
そんな事を一生懸命説明する私も疲れる。

8日の母の誕生日に『太古八』に行かない? と言っても「また今度」。
『太古八』に行くより病院に行く方が先か、と思う。

いつもは夕方散歩に行くが、「クレジットカード云々で疲れ切ったから今日は止める」と母。
私は帰るから一緒に行こう、と無理矢理誘って駅近くまで歩く。

昨夜はすき焼きを食べながら、母が激しくむせたりして、心配になる。
週に1回母に電話をすると決めたけど、全然かけてなかった。
今年はちゃんとご機嫌伺いをしようと思う。

 寝不足と母との援助交際疲れで、映画は止めて自宅に戻る。
帰り道『さいか』の灯りに誘われるが「今日は仕込みで営業は明日から」とのこと。

 家で一人キムチ鍋。
先月近所に出来た24時間スーパー『ポロロッカ』で一人用アルミ寄せ鍋を買った。
野菜は生協に比べたら元気がないけど、産直『パル豚』を加えたら美味しかった。
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1月3日 新座

2008-01-11 08:23:02 | 抱茎亭日乗メモ
 ケータイ年賀メール送信。
ケータイ画面で年賀状の文章が読めないかと、いろいろ試すが難しそう。
とりあえずご挨拶ということで。

 鶴見辰吾・一美夫妻から素敵な年賀状が届いて、感激。


母への話のネタに新座へ持って行く。

鶴見辰吾さんは高橋玄監督『霊界学校 麻子先生の首』や、松本祐子さん演出『ピーターパン』に出演していたと知り、ご縁があるのだなあと、嬉しい。

 母はすきやきを作って待っていてくれた。ありがとう、お母さん。
しかし、全く元気がない。
鶴見夫妻の話と年賀状には「へえー」と若干反応が良かったが、あとの話は「あらそう」ぐらい。
多分明日には忘れているだろう。

母は23時頃には寝る。
私は夕方起きたので、ダラダラとテレビを見ながらケータイでブログ、朝まで。
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1月2日 映画『夜顔』

2008-01-11 03:29:43 | 抱茎亭日乗メモ
 今日は新座の実家に帰る予定だった。
銀座テアトルシネマにて9:50からモーニングショーで『昼顔』、続いて『夜顔』を見てから新座へ。

しかし、いつものように朝まで起きていて、全然無理だった。

 8時過ぎに寝て夕方起きて、大晦日に『さいか』でたくさんもらったご飯を解凍して食べる。
ラップで包まれ個分けされているが、一つが茶碗2杯分あって、毎度それを食べたら太るね。

 19:10から『夜顔』を見る。なんとも不思議な映画だった。長~~くて、短か!!
やはり『昼顔』を見てから見るべきだったか?

以下ネタバレあり。

オーケストラの素晴らしい演奏から始まる。長い。
映画を見ているのではなく、コンサートに来たのかと思うぐらいたっぷり聞かせてくれる。

高いところから見たパリの街。長い。眠くなって目を閉じてしまう。
はッ、いかん。と思って目を開ける。まだパリの街。ずーっとパリの街。
また眠気に襲われる。……パチ。目を開く。まだパリの街。

おじいさん、ちょっとうろうろして、夜になる。
同じ場所から見たパリの夜景。長い。また眠くなる。寝ちゃう。
気付くとまだパリの夜景。

退屈な映画なのか? と聞かれると、そんなことはないのである。そこが不思議。

おじいさん、そわそわと女を待つ。なかなか来ない。
やっと来た。食事が始まる。だまーってる。
コースの始めから終りまで一部始終を見せるが、2人の会話一切なし。
フォークとナイフがカチャカチャ小さな音を立てるのみ。

そしてテーブルには誰もいなくなり、給仕係がテーブルを手際よく片付けていく。
ああ、片付け終わった。しかし何でそんなところを延々と見せるのかね?
さて、次は?

で、終わるのである。

え? 終り? 衝撃的だった。
マノエル・ド・オリヴェイラ監督、99歳の作品だそうで。恐るべし。
日本映画ではありえない。
さすが「恋する大統領」の国、と思ったら監督はポルトガル人なのだった。やられた。
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1月1日 映画『ダーウィンアワード』

2008-01-10 06:16:07 | 抱茎亭日乗メモ
 夕方起きて、新年そうそう凄いくだらない映画を見て、今年を予感させる。
『ダーウィン・アワード』というバカ映画で、くだらない原因、不様な偶然で死んだ愚か者大賞って、アメリカっぽい話だった。

もっと笑っちゃうかと思ったら、全く。
割と面白かったのは、妻にいいところ見せようと、車にロケット積んで飛んでっちゃった男、くらい。

でも、人に笑われるような死に方はしたくない、とかつては思っていたけど、せっかく死ぬならそれもいいかと最近は思う。

 帰って朝まで年賀メール作業。
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12月31日 デート,『手打ちそば 美蕎』,年賀状,『旬菜炙り さいか』

2008-01-09 09:08:24 | 抱茎亭日乗メモ
 二日酔い。体重は、先日測った時より200g減った。
でも11月18日の体重より1.9kgも多い。飲み過ぎ、いかんね。

 昨年も一昨年も大晦日は寂しかった。
今年は付き合って初めての大晦日デート。ムフフ。
本当に、恋人に守られ、助けられ、可愛がられて、穏やかな幸せな一年だった。
しみじみ感謝。

 豊島区役所近くの『手打ちそば 美蕎』にて年越し蕎麦。大賑わい。
特別メニューで営業しているようだった。「鴛鴬天せいろ 並」1,680円を注文。
太くて短いしっかり噛んで味わうそばだった。
量が随分お上品ね、と思いつつ「そば湯を下さい」と言うと、「もう一枚せいろが出ますので」。
そうだったのね、失礼しました。粗挽きとせいろ両方楽しめるなら大満足。
そば湯はトロトロタイプでたっぷり。美味しかった。

天ぷらの椎茸は残念。禁煙・分煙じゃないのは大変残念。
そばの香りが台無し。怒りさえ感じる。

 今年は年賀状をちゃんと出す!というのが年始の目標だった。
大掃除はいいから年賀状! 終わらなければ飲みに行ってはいけない、と決めて頑張った。

年賀状ソフトにひょっとこのお面のイラストがあったので、採用。
随分前にBBSで「ひょっとこ」と五月蝿く言われたが、最近は聞かない。
来年は何年だ?申年だったらチンパンジーの写真でも使うか。2ちゃんねらーも喜ぶだろう。
嘘。動物嫌いなので。

 年賀状をプリントアウトし、メールも準備。NHK『紅白歌合戦』をチラ見。
終了後、年賀状を投函して、カウントダウンは『さいか』で。

店に着いたら看板の電気は消えていた。一般営業は終えてご主人も飲んでいた。
「来ないって言ってたじゃん」とご主人に言われる。
「予定が変わって……だめ?帰れ?」
などと言っているうちに年が明ける。
年賀状をご主人に手渡し。
私の年賀状を一番初めに受け取るのは『さいか』のご主人。

『ターザン』の忘年会でもらった『BODY SHOP』のバブルバスをご主人とアルバイトちゃんにあげる。
泡立ちも香りも良く、泡に弾力性があってなかなか消えなくて、お薦め。

常連Nさんは「初日の出を見に行く」と店を出る。
へ? まだ夜中なのに? と思ったら一人で自転車で犬吠崎に行くのだとか。
すごい。寒そう。ご無事で、と送り出す。

 帰って年賀メール送信。全て終わらないうちに朝になる。
Nさんの犬吠崎到着メールを確認し、寝る。
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12月30日 恋話:駄目な男

2008-01-09 06:41:22 | 抱茎亭日乗メモ
 友人が彼氏候補の男子について不満を漏らす。

> 誘って来るのがいつも急で結構嫌なのよねそこが気になってしまうわ。

「彼氏候補さんは忙しい人みたいですね。仕事に没頭している男は魅力的ですが。
突然の誘いは私は嫌いじゃないなあ。Mかも。アハハ。」

> 私は突然の誘いが嫌い!男女は、すれ違いは最初は在るものよね
(略)
> 彼は悪気はないのよね、毎晩遊びに行っている店に習慣のように行き、私からが在るとすぐそこからくれて呼んでくれるだけで。毎晩同じ店で飲むなんて、男は習慣の生き物なのよ。

「男は習慣の生き物、まさに!私の彼氏と行くところもお決まりのパターンです。それはつまらないけど、下手なところに行って失敗するよりいいのかな。そして誘いは突然で、事前に決めた約束はたいてい直前変更されます。アハハ。私たちの場合それが嫌だったら続かないですね。
寂しい気持ち良くわかります。」

> もちろん好きな人に合わせるのは嬉しいことでも在るわ
でも、私はこの恋は期待せず保留する気になったわただ、私のために「○月○日に○○に行こう」と誘えない不器用?不マメ?恋愛が苦手過ぎる彼とは愛し合えないわ

「そうですよねえ。付き合ってもストレス溜まりそう。
保留で正解ですね。」

あーあ、残念! あんないい女に好きになられたというのに、勿体ない! 全く駄目だ。

 別の友人が、背が高くてかっこいい男子と一緒にいるところを見かけた。

「あの人はどうなの?」

> 紹介してもらったからデートしてみたけど、すぐに休憩いく?って言われて、なんか勘違い男だったわ。

ブブー!!
「ダメダメバカですな。カッコいいのになあ。残念。」

なんなのかね、これは。失礼な男たち!
突然の誘いもすぐに休憩も、チャレンジするならもっと工夫してはどうかね。
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