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マリバール 文集・ギャラリー

12月11日 叔父への回答

2007-12-18 06:34:44 | 抱茎亭日乗メモ
 先日叔父から執行猶予などについて教えて欲しい、とメールが来て、ネットで調べていろいろ情報を送った。

追加で

> 窃盗犯なら出来心でもよいが収賄 詐欺などに猶予がなぜつくのか?

と聞かれる。

裁判になれば99.9%有罪なんだから、何でもかんでも刑務所行ってたら、シャバは「そして誰もいなくなった」状態になっちゃうから? とか、経済犯がいないと世の中のお金がまわらなくて景気が後退するから? とか、合法的に活動させれば社会に貢献できるから? などと考えながら

「執行猶予は外国にもあります。よく、外国芸能人が薬や暴力などで捕まり社会奉仕を命じられたりしますよね。
経済犯の罪が軽いというのは個人の印象によると思いますが、刑法が古いとか、詐欺や贈収賄は犯罪として立件するのが難しいとか、金より人の命が重いとか、いろいろ理由はあるみたいで議論されているようです」

と返信。
もう少し早くメールをくれたら、安田好弘弁護士の講演会に誘ったのに。
とりあえず安田さんの著書『「生きる」という権利―麻原彰晃主任弁護人の手記』を紹介。