The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

5月27日 なす爺さんの感想

2008-09-27 07:32:38 | 抱茎亭日乗メモ
 なす爺さんが、私のAへの手紙を読んだ感想メールをくれる。有難い。

> まりさんの真摯な友達への気持ちと真理さんの考え方が
> 伺えるいい手紙でした。
> これを理解できなくて
>  Aさんは 真理さんに対して なんで こんなにも攻撃的になってしまったのか。
>
>  Bに取り込まれてしまっていることが大元の原因であり全てなんだろうけど。
> なんで彼女が Bなんかに取り込まれ 貢いでしまっているのか。
> それを解明しないと 彼女とのコミュニケーションが成り立たないでしょうね。
>
>  小生が思うに 彼女は母も入院でひとりぽっちになってしまい。過去の育ちも
> 自立心のないい環境で 頼れるものがなくては生きていけないことへの洞察が
> まったくないままにに現在に至ってしまったのでしょう。
> 救いの神がBだったのでしょう。周囲に誰もいなかったのでしょう。
> 真理さんには 自覚があり けんかしつつも対等相手の母上がいる。
> 宮崎氏をはじめ 客観的に自分を見つめつつ 相談できる友人も相当いる。
> 自分を笑い飛ばす力量もある。
> それらがAにはまったく ないと思われます。だからAは真理さんが 羨ましく
> 嫉ましく 自分と似ていないことに反発し 謝れなんてバカを云うのだと思う。
> Aの 自立心のなさ 孤独さに同調しないいと コミュニケーションはなりたたないでしょうね。
> Bはそれを感覚的に見抜いて Aを我が物にしているのでしょう。

私の返信。

「感想&分析ありがとうございました。
さすが、深いですね。
(略)
Aはまったく無意識なんでしょうね。
自己分析はしていないか、していてもピントがずれまくっている。」

「同調かあ。理解できないわけではないけど、『そうよね!私も同じよ!』とは言えないもんなあ。
『Bに捨てられない方法』でも一緒に考えてあげればいいのかしらん。
いや、違いますよね。うーーむ。」

5月26日 銀座田中塾,afuune

2008-09-27 06:22:51 | 抱茎亭日乗メモ
 田中康夫ちゃんが田中良紹氏の政治コラムを「秀逸なる論考」と言っているので読んでみたら、ナルホド面白かった。
分析がテレビや新聞の「大方の見方」とは異なるし、冷静で深い。 

良紹氏が「銀座田中塾」を開くとのことで、直に話を聞いてみた。
今回は「はじめに」的お話。
自己紹介と塾の目的、あとはだいたいコラム「国会探検」に書かれている内容だった。

会場の銀座モリギャラリーは満席。
聴衆は「汚い政治など求めない」大変真面目で善良な人たち。
宮崎学さんのイベントとは雰囲気がちょっと違う。

休憩後はビールとおつまみで雑談になる。

良紹氏によれば、今の政治状況は幕末に似ているとのこと。
江戸幕府と朝廷と、どちらが権力持っているのか、現代は自民党か民主党? 或いは官僚? みたいな。
官僚を潰すのではなく、国民とメディアが議会制民主主義を理解し、政治がもっと力をつけた方が良い、と良紹さん。

私の質問。
「今の状況が幕末と似ているなら、明治維新が結局権力の奪い合いでしかなかったように、政治が官僚に負けない力を付けても権力が移動するだけなのでは?」

良紹氏の回答。
「80年代後半から天下りが官僚の仕事になった。国会議員は国民の方を向いている。選挙もあるし。」

ナルホド。良紹氏は吉田松陰の松下村塾的なものを目指しているのかな?
大変興味深かったので、次回も参加しよう。

 終了後ビルを出たら道がわからなくなって、迷いつつ『afuune』にたどり着く。
T君と本の話など。