The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

9月10日 『COPPOLA'S vinoteca』

2007-09-17 19:55:46 | 抱茎亭日乗メモ
 高校からの友達4人で六本木ミッドタウンの『COPPOLA'S vinoteca』。
30分以上遅刻。

プレキシグラスの下のワイボトルを踏みつけながら店内へ。
「スネークカウンター」というらしいが、波型カーブに4人で並ぶと、直線よりはいいけどやっぱり話しづらくはある。
でも開放的な作りで、いい雰囲気の店だ。

コッポラのワインは人にプレゼントで送ったことはあるが、初めて飲む。
ワイン選びはお任せして、私はメニューを見ないで出てきたものを頂く。美味しい。
料理も1皿を4人で分けるのはちょっと厳しいかなという量だが、私はチーズがダメなのでピザなどは3人で分けてもらって、他のを多めにもらったりして良い感じ。

高校の友達の話、民主党の話、ジェイソン君の話。
今日読み終わった北尾トロ著『キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか』にも出てくるが、電車内で見知らぬ人に話しかけたり注意したり人を助けることの困難さについて。
「平気で話しかけたり文句言ったり出来るのはオバサンてことかしら。でも話した方がいいと思うの」
「そうよ」
「通勤の地下鉄内でちゃんとした身なりの男の人が倒れても誰も席を譲らない。見てるだけ」
「皆冷たいよねー」
「でも、倒れた男の人には奥さんがついていたんだから、その奥さんが周りの人に助けをちゃんと求めるべきだったわね」
と元生徒会長のNさん。

ママさんもいるので22時近くに締める。飲んだワインは3種類。
会計は一人1万円ちょっと。楽しかった。

物足りず帰りにメロンパンを買って食べてしまったのは失敗。

9月10日 北尾トロ著『キミは他人(ひと)に鼻毛が出てますよと言えるか』

2007-09-17 06:34:49 | 抱茎亭日乗メモ
 ATMで肩を叩く人あり。
私にとっては結構な金額を出し入れしていたのでギョッとして振り返ると恋人だった。
お金の心配をされる。今月は大丈夫、と答える。

 読まなければいけない本が山積みだが、北尾トロ『キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか』をさらっと読了。

北尾トロ氏と面識はないが夫人のアロマセラピスト平淳子さんとは知り合いで、サロンに2回ほど行った事がある。
前から北尾トロの本は面白そうだと思っていたが、ちゃんと読んだのは初めて。

言いたいけど言い難いいろいろを勇気を持って言ってのける本なのだが、中島義道を敬愛する私としてはかなり軽い葛藤に思える。

私も会社の先輩(仲はいい)女子に「髭生えてますよ」と言えたし、スパゲティ屋であまりの不味さに文句を言ったこともあるし、「先日貸したジュース代120円返して」も言えるし、私には「やってみたかったけど、できないこと」ってあまりないのだ。

「ナンパ」は「する」と宣言してから一度も実践していないが。
これは対象が現われないだけだ。

本の中で一番好きだったのは「好きだと言えなかったあの女性に23年のときを超えて告白する」話。
タイトルだけでドキドキする。結果もロマンチックで良いわー。羨ましい!

9月9日 『Blen blen blen』,NHK『Weekend Japanology』

2007-09-17 05:09:24 | 抱茎亭日乗メモ
 日曜日は渋谷で映画→『Blen blen blen』、の2回目。
今日も賑やかだった。代々木公園でブラジル祭りがあったらしい。全員祭り帰り。
隣の席の人に祭りの様子など聞く。

おつまみをほんのちょっと分けてもらったりしたのだが、歯列矯正後で食べにくいことこの上ない。
見た目もつらいが噛みづらいのが暫く続くのだろう。憂鬱だ。

 帰ってNHK『Weekend Japanology』を見ていたら、司会の女性も変わっていたが、新しい外国人レポーターの名前がジェイソン・ハンコックで「おやまあ!」。
8月31日にアメリカに帰ってしまったジェイソン君もハンコック。
全然雰囲気は違うが。

知り合って間もない頃「この番組は面白いよ」とジェイソン君に話したのだが、ジェイソン君はテレビを見ない人だった。

9月9日 デート,紀尾井町プラザクリニック,映画『厨房で逢いましょう』

2007-09-17 04:06:30 | 抱茎亭日乗メモ
 久しぶりのデート。逢えなかったここしばらくの間、恋しくて堪らなかった。
心配事も吹き飛ぶ仲の良さ。大切な人、そばにいてね。

 紀尾井町プラザクリニックにて歯列矯正の診療。
ワイヤーを変えて、小さな輪ゴムで引っ張る作戦。
食事以外はなるべく長く輪ゴムをつけているように言われる。
これが忘れたりして面倒なのだが、早く終わらせるために頑張ろう。

 映画『厨房で逢いましょう』を見る。
ラストは『リトル・チルドレン』の「チャンチャン♪」よりずっと気持ちいい。

世界的に有名なシェフが料理を監修していることが話題の映画。
前半はつばゴクリな場面もあって、この後どうなることかと期待したらそれほどでもなく。
美味しそうな料理をじっくり見せるよりも、デブのシェフとお行儀の悪い主婦の顔ドアップが目につく。
美しくない食べ方とか、鳥の毛をむしったりとか、厨房に犬を入れたりとか、「うへぇ」な場面も多く、ちっとも「美味しい映画」ではなかった。

それでも女の美味しいものを食べることへの欲深さ、料理人の心意気などは面白かったし、良い映画だった。