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マリバール 文集・ギャラリー

9月12日 映画『ブコウスキー:オールドパンク』

2007-09-19 04:31:22 | 抱茎亭日乗メモ
 映画『酔いどれ詩人になる前に』が大変良かったので、『ブコウスキー:オールドパンク』もお勉強に見る。
『酔いどれ詩人になる前に』のマット・ディロンはかっこいいが、Wikipediaにはブコウスキーは「整形手術を受けるほどにきびがひどく、そのことが孤独な学校生活をおくる原因となっていた。」とあり、写真ではよくわからなかった。

実際のブコウスキーはカッコ良かったのか、醜かったのか、映像で確かめたいと思った。

確かに痘痕顔ではあったが、画面がカラーになり、おじいちゃんになったブコウスキーは笑顔が可愛く、お肌もツヤツヤしているように見えた。
やっぱりカッコイイじゃん。

ショーン・ペンが出てくれば、それはショーン・ペンの方がかっこいいけど、並んだらいい勝負かもしれない。

詩の朗読シーンでは画面に英文が出るのだが、字幕も見なくちゃいけないし、ブコウスキーの顔も見たいしで、詩をじっくり聞くことが出来ず。

女たちとのやり取りと、彼女達がブコウスキーとの過去を語るのが面白かった。
インテリ風からプレイメイトみたいなのから達磨落しみたい(失礼!)の、或いはおばあちゃんになって白髪の立派な顎鬚をたくわえている!人まで。
好みってものがないんかい!

リサーチと撮影に7年かけ、150人以上にインタビューしたという、良いドキュメンタリーだった。