今日もかなりいい天気で厳しい残暑が続いているものの、自分はむしろこういう晴天のほうが好きなので、朝から無駄にテンションが高い。
とりあえず移動の合間にちょこっと撮影して、ロールフィルムを1本半ほど消費したが、なんだかあまりぱっとしない。
やっぱり35は限界なのかなと、ふとそんなことを考えてしまった。
今日はコミケのあれこれを反省したり、今年後半の業務に関して大まかに打ち合わせたりしたのだが、興味深かったのはコスプレに対する評価が非常に低いことだった。なぜなら、わざわざコンパニオンを雇ってコスプレさせても、物販の売り上げや製品の告知にはたいした影響がないというのだ。
というのも、コスプレは「それ自体があまりにも注目されすぎるので、むしろ告知効果が弱い」と観る向きすらあるが、実際に「コスプレイヤーのことは記憶に残っていても、レイヤーさんたちが告知したり、販売していたりした商品のことは、あまり記憶に残っていないことも多い」のだから、そういう考え方にも一定の説得力はあるだろう。
コスプレ目当てで集まる人々は、そもそも「レイヤーさんに会いたいから会場に集まる」わけで、レイヤーさんが販売したり告知している商品には、最初から興味を持っていない場合が少なくない。
ただ、だからといってコスプレをすっぱり止めに出来るかというと、実はなかなかそうも行かないらしい。
自分が手伝ったブースでは、そもそもコスプレさせることがほとんどなかったそうだが、コスプレを楽しみにしているユーザは非常に多く、また会場でブースが寂しいとあれこれ痛くもない腹を探られかねないため、効果がないとわかっていてもコスプレさせる企業は少なくないそうだ。まぁ、モーターショーかなにかのように、ファンサービスの一環と割り切ってしまえば、ある程度のコストも受忍できるのかも知れないが、自分はあまり感心しないなぁ~
といった話をしていると、詳しい人が本当の理由を教えてくれた。
効果がなくてもコスプレをやめないのは、社員がコスプレを楽しみにしてるからですよ。