Tokyo at rain and Tokyo at night MOVIE!

東京の夜景動画ブログです。

梅雨は明けたが…

2007-08-03 20:55:09 | 撮影とテーマ設定2006~07年11月


8月に入ってヨウヤク梅雨があけたものの、今度は台風の影響もあって雲が多い。おまけに、湿気のためか全体的にもやっとした感じで、どうにもこうにもよろしくない。
去年もこんな感じで梅雨明けが遅れた上、仕事やらW杯中継やらなにやらで、結局は期待した半分も撮影できなかった。だが、台風さえ過ぎてしまえば、状況も多少は変わるだろう。というか、そうとでも思っていなければ、ぶっちゃけやってられない。



それにしても、今日は事務所で仕事していてもなんだか落ち着かなかったこともあり、少し早めに切り上げて展示を観に出かける。ついでにロールフィルムを1本ちょっと消費したが、こういう日は撮影もあまり調子が上がらず、余計なフラストレーションをためてしまった。



意味無くいらいらしていたこともあり、あまり考えずにメーカ系ギャラリーへ足を運ぶが、コニカミノルタプラザの展示はよい意味で予想を完全に裏切ってくれ、週末に向けて気持ちを切り替えることが出来た。



特によかったというか、まぁ個人的な好みでいえば、やはり薈田純一氏の「Photosynthesis 夜想樹たち」だったのだが、それとは別に中田誠志氏の「はじまりの人々」にも強く惹きつけられた。



というのも、中田氏の展示は作家が写真であることに強い意味性を感じており、またある意味では作家性におぼれることなく、あくまでも「写真であり続けようとする姿勢」が作品にも濃厚に表われている。そのストイックさや写真というメディアとの距離感に、非常なすがすがしい無欲さを感じずにはいられなかったのだ。
最近は「分かりやすく人目を惹く作品」がもてはやされる傾向が強まっており、中田氏のような禁欲的とも言える制作姿勢や、写真的文脈の中心を志向するような作品は遠ざけられることさえあるのだが、氏にコニカミノルタプラザのような場が提供されたことは素直にうれしいと感じる。



薈田氏の展示は大判写真の大判出力ということもあり、個人的に制作と技術の両面から興味を持ったのだが、その色彩とディティールのもつボリュームをどう受け止めたらよいものか、しばし考え込んでしまった。もちろん、都会の夜景には様々な光源が混在しており、最終的には成り行き任せとなるのは当然だ。
しかし、だからといって繁華街にある「万人が美しいと感じるように演出された装置」や、あるいは「撮影者が情景をコントロールできないという諦観」におぼれることなく、ぎりぎりのラインで作家として踏みとどまっているところに、氏の成熟した写真観が反映されていると思う。



まぁ、個人的には好きな系統の作品だし、なにより「都会の夜景でありながらニューカラー風味」というのは、そうそう観られないと思う。テーマとしては異なるのだが、アメリカやドイツの大判出力ランドスケープが好きな人であれば、無理しても観に行く価値はあると思うよ。作家氏ともついつい話しこんでしまったのだが、たいそうな口を叩いてしまったのではないかと、後から冷や汗出てきちゃったよ。



他人様の作品を観ると、また夜景もいいかと思うのだが、今はトニカク昼間やれることを見極めないとね。



薈田純一 「Photosynthesis 夜想樹たち」
会場: コニカミノルタプラザ
スケジュール: 2007年08月01日 ~ 2007年08月10日
住所: 〒160-0022 東京都新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル4F
電話: 03-3225-5001 ファックス: 03-3225-0800



中田誠志 「はじまりの人々」
会場: コニカミノルタプラザ
スケジュール: 2007年08月01日 ~ 2007年08月10日
住所: 〒160-0022 東京都新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル4F
電話: 03-3225-5001 ファックス: 03-3225-0800

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