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WORLD HAPPINESS@夢の島

2008-08-11 23:22:57 | Event
日曜は夢の島陸上競技場で開催された「WORLD HAPPINESS」へ。
全体にラヴでピースなゆるーいトーンながら、出演者のラインナップもそのパフォーマンスも
充実していて、とってもたのしかった。

入場する際、専用レジャーシートが配布され、それを敷いた場所が自分の席に。
エリア内なら移動も自由。シロクマのデザインもかわいい。
レイちゃんが携えてきたピクニックバスケットもぴったりマッチ。

見渡せば、大人も子供も 踊ったり 談笑したり ゴハン食べたり 一杯飲んだり 寝転んだりと
思い思いのリラックススタイルで 真夏の集団ピクニックといった様相。
(余談ながら最近、ムーンライダーズの80年代半ばの名曲「G.o.a.P(急いでピクニックに行こう)」が
やたらと頭を巡っており。。♪なんでこんなに暑いんだろう?(中略)急いで森へ ぼくらの夢
腐りやすくて 森でワイン 堕落したいや♪ みたいな歌詞なのだが。。)

そんなわけで、私たちは日も高いうちから梅酒&スパークリングワインでいい感じにほろ酔い。。
芝生の上では当然、裸足。ステップを踏んでも柔らかな芝がすごく気持ちよくて。

生っ白い手足もおかげでちょっとは焼けた。フィジー焼けのレイちゃんには敵わないけど。
(私の足指、シメジみたいにぶきみひょろ長くて失礼っ(笑))

と、こちらは、熱唱するヘイト船長こと鈴木慶一氏をよそに、エア遊具で遊び狂うお子さまたち。

お子さまたちが反応していたのは、なぜかスカパラとシーナ&ロケッツだったような?

会場内は飲食などのショップもゆるゆるしたラインナップ。お祭りモードで、みんなあかるい。

二杯目の梅酒を飲みつつ、今年2度目のpupaライブを堪能。前にインタビューで幸宏さんも
云っていた通り、たしかにエレクトロニカは自然の風景に思いのほかしっくりくる。
暗いハコで聴いたときより、生い茂る緑と夏空を背景に聴いた今回の方が心地よかった。

で、今回のイベントの真打ちといえば、やはりこのお三方。

微妙な縮尺の切り抜き看板と記念撮影したら、爆笑写真になったのでトリミング(笑)

ショップテントには、今年6月にスペインでライブをしたYMOのポスターがなにげに貼ってあり、
日本のエレクトロポップのパイオニア、みたいな紹介が書いてあった(たぶん)。

なぜか3人の目には涙印が(?)

さて、すっかり陽も落ちた頃、トリのHASYMOが登場。
「Tibetan Dance」にはじまり、「riot in Lagos」「War and Peace」など、
坂本龍一作品からの選曲が目立ったような。きょうびの世界情勢を意識してる?


家を出る間際まで聴いていたHASYMOの新譜「The City of Light」と「Tokyo Town Pages」も
生で聴くことができた。後者は8月16日公開の映画『TOKYO!』のエンディング曲でもある。
(映画の試写も先週拝見。その感想も追ってblogに書きます)
アンコールは予想通り「RYDEEN 79/07」。涙。最後が「CUE」だったのはちょっと意外。

真夏の夜、非常に心地よい余韻を残してイベントは終幕。久々の野外夏フェスだったけど
都心で繰り広げられた今回の初試み、規模もほどよく、内容もよく練られていた。
レジャーシート&ゴミ袋の配布、落とすリスクの少ないペンダントタイプのプログラムなど
さりげない配慮により、非常にクリーンなイベントが実現できていたように思う。


帰りに、すぐ側の「夢の島熱帯植物館」が夜間特別展示をしているというので、寄ってみた。


日本では沖縄や奄美など西南諸島の湿地でしか見られないというサガリバナも目撃できた。

サガリバナは、夜遅くにひっそり開花し、早朝には川面に落ちてしまうという なんとも儚い幻の花。
昨年たまたま或る記事でこの花について書いたことがあったが、期せずして実物に遇えてじーん。

そして、この夜咲いたばかりというオオオニバスにも遭遇。
熱帯夜のしじま、夢のなかにいるような一瞬(まぁ確かに「夢の島」にいたんだけど)。

その夜、私はニキを抱いている夢をみた。
ニキが逝ってから、生きているニキの夢をみたのは初めてのことだった。
腕のなかで、ニキはふわふわむくむく元気いっぱいだった。
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